スタンリーとちいさな火星人 の商品レビュー
おもしろい!読み終わってすぐもう一回!と子どもたちからリクエスト。絵もラフでさらりと読めて、細かい説明が無いけどそこが楽しい。もしかしたら、ほんとに火星人かもしれないしね!
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かあさんが泊りがけででかけることになった。そこでスタンリーは宇宙船に乗って地球を離れた。代わりにやってきたのは火星人。火星人は手も洗わないし、晩御飯はアイスクリームをそえたプディング。その夜火星人はスタンリーのベッドで寝て…。 お母さんがいない日を子どもなりに乗り切ろうとし、それ...
かあさんが泊りがけででかけることになった。そこでスタンリーは宇宙船に乗って地球を離れた。代わりにやってきたのは火星人。火星人は手も洗わないし、晩御飯はアイスクリームをそえたプディング。その夜火星人はスタンリーのベッドで寝て…。 お母さんがいない日を子どもなりに乗り切ろうとし、それを温かく見守るお父さんとお兄ちゃん。なんだかほっこりする絵本です。
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お母さんが仕事で出かけてしまう状況で、地球を離れる決心をしたスタンリーと、火星人になった彼を優しく見守るお父さんとお兄ちゃんのお話。 大人が読んで面白い本なのかもなーと思ったり。 でも子ども達には、子ども達なりの感じ方ができる本なのもしれないな。 とにかく空想で火星人になっちゃう...
お母さんが仕事で出かけてしまう状況で、地球を離れる決心をしたスタンリーと、火星人になった彼を優しく見守るお父さんとお兄ちゃんのお話。 大人が読んで面白い本なのかもなーと思ったり。 でも子ども達には、子ども達なりの感じ方ができる本なのもしれないな。 とにかく空想で火星人になっちゃうスタンリーが愛しくなった。 パパとお兄ちゃんの対応が、また素敵。
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児童書に興味が高まりつつあるこの夏。 NetGalleyとあすなろ書房のご厚意で『スタンリーとちいさな火星人』に出会った。 親と離れて一晩過ごすというのは、子供にとっては それがどんな理由でも、大イベントで青天の霹靂である。 このお話の主人公、スタンリーも、ママが短い出張に...
児童書に興味が高まりつつあるこの夏。 NetGalleyとあすなろ書房のご厚意で『スタンリーとちいさな火星人』に出会った。 親と離れて一晩過ごすというのは、子供にとっては それがどんな理由でも、大イベントで青天の霹靂である。 このお話の主人公、スタンリーも、ママが短い出張に出かけることになった。ママの出発直後、スタンリーと入れ違いに、なんと彼にそっくりな火星人が現れた! 何故に火星人なのか。とか、彼は何者なのか…だとかは、読者ご自身の手に取られて、可愛い顛末を御覧願いたい。 この絵本、良いなと思ったところは、火星人をちっとも子供扱いしていない。さらりと整った地の文が、それをよく表している。 スタンリーの家族が、大真面目に火星人に接するところが、ユーモラスでとても優しい。多少のことはおおらかに受け止め、ちいさな、でも注意しなくちゃいけないアクシデントにはきちんと目を配るところが、スタンリーのお家が、愛にあふれていることを、教えてくれる。 ママが出かけた余波は、実はみんなにちいさく、現れているのだけど…乗り切り方が、おとなもこどもも、みんな素敵で。 夏休みは、子供がちょっぴり背伸びする季節。 はじめてのお泊り、はじめての遠出。 はじめてのお留守番。 どの時も子どもたちは、平気だもん!と胸を張る。 頑張れるのもほんとう。 ドキドキしているのもほんとう。 そして、温かいぎゅーっとしてくれる手を 待っているのもほんとう。 このおはなしも、紛れなくこどもの、冒険譚のひとつ。この夏の、ちょっとお兄ちゃん、お姉ちゃんになった出来事を振り返る…。日常の中の大冒険をテーマにしたブックシェアに、ぴったりの絵本だと思う。 絵も、星の王子さまやタンタンなどが好きな方なら 眺めているだけで楽しく好きになれる絵柄で、大人も子供も長く手元における一冊だった。
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