ボーダレス の商品レビュー

誉田哲也(著者)

2024/10/03

繋がっていく四つの物語。現実か作中作か、それぞれの日常がどう繋がるのか気になって一気に読んだ。青春サスペンス。

2024/02/02

それぞれの話が短編集のように出てきたり、引っ込んだり、「あー、この人たちのストーリーちょっとなー」というところはなかなか進まず、それでも読み進めると、一気にキュッとなり、あれよこれよという間に話が転がる転がる。なので、後半は一気に読めました。
まぁ、言いたいことはよくわかる。それを言いたいがための話だったなーと、感じます。
でも、読後は悪い気はしませんでした。
あまり、登場人物の中で好きになれる人はいなかったけど、まぁ人生ってこういうもんだよなー、とも思いました。私はもう、人生の脇役でいいやと思っていたけど、これもこれで一つのお話なのかなと思うと、まだまだ捨てたもんじゃないと思えました^ ^

2023/06/04

【2023年71冊目】
複数に走り出す物語、やがて物語は交錯してひとつの物語になって行く。物語の中の物語と思いきやそうでもなく、建付けが上手いなぁ～と思いながら読了。希莉さんの考え方はとても好きだなぁと思いました。友達になりたい。

2023/05/24

著者の本は好きだけど、この本は全然だめだった。
話が頭に入ってこずに最後まで乗りきれないまま終わった。。

2022/10/27

アクトレスから読みはじめてしまって、あまりの登場人物の多さとドナミン事件？となったため、中断してボーダレス。本を読む順番の大切さが身に染みてわかった。登場人物も丁寧に紹介されていてわかった頃にドナミン事件そして伏線の回収となり、さらには続編の匂い。圭ちゃんの不屈の精神にはホント脱帽。悲しいことも淡々と受け入れてそこからどう運んでいくかは自分次第。そうやってたくましく生きているみんなに自分が励まされいる感じがした。とてもよかった。

2022/09/16

坂道のドラマ版を見てから読んでみた。
ドラマ版との相違は結構あるけど、ドラマ化にあたり映像で見て楽しめるような脚本になっていると思う。ただしドラマ版では叙述トリックの部分で、後になってからの記述の整合性が原作に比べて取れていないように感じる。
原作小説ではなく、ドラマ版の感想になってしまった。

2022/06/02

誉田さんの小説を読むのは初めて。久しぶりのミステリーでしたが 楽しめた。 登場人物が 魅力的。まさか そう繋がってくるかと 、、

2022/01/16

＊
場所は高校、登場人物はごくごく普通で
絵に描いたように普通の高校生の森菜緒、
小説家を目指す片山希莉、超がつくほど
個性的な足立妙子の3人。

場面は変わって、森の中を逃げる姉妹。
姉の把留と視力を失った妹の圭。

鄙びた町の喫茶店ドミナン。
店主の静男、妻の緑梨、音大を中途退学して地元に
帰り家業の喫茶店を手伝う姉の琴音と妹の叶音。

突然、不可解な男が出現して逃げる姉妹。
並行して見せられる無垢で清らかな人物と、
その人との愛に溺れる謎の美女。

物語がどう結びつくのか全く読めないまま、
謎の男からの襲撃で登場人物は一同に会して
話は一気に進みます。

回り道しながらもジェットコースターのような
小説でした。

人生は自分を主人公にした物語なんだから、
自分が一番楽しまなきゃ損。
一回や二回の失敗だって、ハッピーエンドに
つながる途中で、グッドな展開はこの次かー？！
と言った、ポジティブな登場人物の一人の言葉が
印象的でした。

2021/07/03

高校生から大学生の女性を中心に接点のない別々の生活、別々の人生が重なり合った時、その事件は起きた。
物語はバトンを次の物語へと渡しそして暗転、まったく別の物語が始まりまた次の物語へとバトンは渡されていく。作中作のように繰り広げられる彼女達の日常生活が突然繋がる。
｢私達も誰かが書いている物語の登場人物なのかもしれないよ｣｢誰でもその人の人生の中では、その人が主人公｣
現実と虚構に境界線は無い、誰もが人生の主人公。何かをきっかけに人生が反転しそうな、ポジティブ･ボーダーレス･ミステリー。
★★★✩✩ 3.0

2021/04/13

坂道グループのドラマになっているので読んだ
共通点のない4人少女が、途中から繋がっていき一つの話になる。
映像化されたらどうなるんだ？と思ったから今度ドラマをみたい。