虎子、あんまり壊しちゃだめだよ(2) の商品レビュー
良い(2)かつ完結巻をありがとうございました、ぬじま先生 もうちょい寝かそうと思っていたんですが、やはり、我慢が出来ずに読んでしまいました 嵐で読んでいた時も楽しかったですが、一気に読めると、もっと楽しいですね 虎子のような超怪力は、いくらか極端にしろ、誰だってコンプレックスを持...
良い(2)かつ完結巻をありがとうございました、ぬじま先生 もうちょい寝かそうと思っていたんですが、やはり、我慢が出来ずに読んでしまいました 嵐で読んでいた時も楽しかったですが、一気に読めると、もっと楽しいですね 虎子のような超怪力は、いくらか極端にしろ、誰だってコンプレックスを持っているものでしょう 他人に、そのコンプレックスを知られたくない、怖がられたり、からかわれたりしたくないから、距離を置いてしまう事もあるでしょう けれど、人は独りじゃ生きられませんし、世の中には友達が独りになろうとするのを放っておいてくれないお節介も多いもんです 大体、そんな世話焼きな友人ってのは、学生時代に出来るもんです 虎子ちゃんは、作中で、たくさん失敗して、色々な迷惑をかけていましたが、鷹野ちゃん達は彼女から決して離れる事も、逃げる事もありませんでした それは、不良として勝たずに諦めるのは恥って負けん気もあったからかもしれませんが、友情の形の一つ、そう言っても構わないでしょう あらゆる物を壊し、あらゆる者を傷つけてきてしまった虎子ちゃんの超怪力だけど、やっと、絶対に壊れない、壊せないモノを見つけられたんですね きっと、彼女達は卒業して、仕事に就いても、週一の頻度で集まって、騒ぐんでしょうね これは、あくまで、私の想像に過ぎないので、スルーしてくださっても構いません スズメは実家で巫女さんか、フリーの退魔師になっていそうですね エンマは意外なとこで、タウン誌のライターとして頑張っているかもしれません ローターはベタに、アダルトショップで働いているか、その先、アダルトグッズを開発する会社で働いていそうな気がします 鷹野ちゃんは、恐らく、プロの女子格闘家としてデビューしているか、自衛隊に入隊していそうです。戦いたいと言うよりかは、大事故や大災害が起きた時に、今度は自分が誰かを救う側になりたいって気持ちからの入隊かもしれません 虎子ちゃんは、ちょい想像がつきませんね。全力で壊しても、怒られず、恐れられない、逆に賞賛と感謝をされる斫り職人になっているかもしれませんし、悪い人に「メッ」をするべく、婦警になっているかもしれません。もしくは、大好きなお兄ちゃんと一緒に、世界中を巡っているかもしれません テロ組織のアジトが壊滅した、国際的な窃盗団が全員、モザイクをかけなきゃならない状態で発見されたなどのニュースを見る度に、友人たちは「ああ、また、虎子がやりすぎたんだな」と失笑しそうですね ともあれ、良い友情コメディでした 次回作、ホントに期待しております メッチャ甘なラブコメでも、『職業・殺し屋』や『ムルシエラゴ』、『アイアンゴーストの少女』級にエゲつない描写のアクションでも、私は大歓迎です どの回も最強でしたが、あえて、一番を決めるとするなら、虎子が全力以上の全力、リミッターを全て千切った本気で、皆を救った第19壊「居場所」・・・ではなくて、まさかの事実が判明する、最終壊+1「距離と先入観」ですね 大好きですよ、こういうイイ意味での裏切り この台詞を引用に選んだのは、鷹野ちゃんの女義にグッと来たので 負けと屈辱に挫折せず、幾度も立ち上がってきた鷹野ちゃんは、虎子ちゃんの親友かつライバルと呼ぶに相応しい、芯が通った、もしくは、しっかりと根の張った強さを手に入れた しかし、改めて思ったが、こうも、おっぱい丸出しのシーンが多いと、アニメはともかくとして、実写化は厳しいだろうなぁ
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