偏見や差別はなぜ起こる? の商品レビュー
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差別や偏見を根絶するには一人一人の意識を変えていかなければならないのだなと思った。 加害者は無自覚な場合が多く、被害者がいかに傷ついているかに考えを及ばせられない。 それどころか自分は平等主義的だという肥大化した自尊心による思い違いが強く、無自覚な暴言に気づかせることが難しい。 それに対して被害者の精神的ダメージは大きい。 アイデンティティや挑戦意欲の喪失につながり、最悪の場合命が脅かされることも。 一人一人が差別や偏見を意識的に排除する努力をして、傷つく人が少しでも減っていく社会になっていくといいな。
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第一章全般とエイジズムの話がとても興味深かった。差別や偏見がない社会はないとは思うが、ある前提でどうしていくかと考えていくこと、特にエイジズムは誰しもが通る道なのとこれからの社会で避けられないものだと思うので注意したい。
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会社の研修でよく、差別を取り扱ってるものの、物足りなさを感じて。 差別や偏見は、なくせない、起こるものとして、その発生原因、メカニズムを知ることで対応していくということ ただダメというだけでなく、その発生原因、メカニズムを知らないと対処のしようがないし、それを知っておくことで自...
会社の研修でよく、差別を取り扱ってるものの、物足りなさを感じて。 差別や偏見は、なくせない、起こるものとして、その発生原因、メカニズムを知ることで対応していくということ ただダメというだけでなく、その発生原因、メカニズムを知らないと対処のしようがないし、それを知っておくことで自分がその傾向に陥ってないかまず知ることが大事であり、その人をきちんと見ていく必要があると思った 自分が所属しているグループというだけで、優先してみているというのは興味深かった 章ごとに著者が違うのだが、障害者のページは、語り口調が平易でまなざしや語りかけが優しく、ほかの著書も読んでみたいと思った 自分ら差別、偏見の対象でなく、自分はしてない、ちょっと引いて見ていたが、 男性・女性、高齢者(自分がゆくゆくなる)など、関係ない話ではない もっとたくさんの人に読んでほしい 自分もまた読み返したい本
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公正世界理論の話は別の本でも出てきていて気になっていたので深掘りできて良かった。 何か悪いことがあるから不幸が訪れると思わないと平穏な日々が続かないから自己防衛のためなんだと理解できた。特に性犯罪の被害者への誹謗中傷を理解できた。 マイノリティ、ジェンダー、高齢者、移民、障害...
公正世界理論の話は別の本でも出てきていて気になっていたので深掘りできて良かった。 何か悪いことがあるから不幸が訪れると思わないと平穏な日々が続かないから自己防衛のためなんだと理解できた。特に性犯罪の被害者への誹謗中傷を理解できた。 マイノリティ、ジェンダー、高齢者、移民、障害など
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「代議制の世界において多数決で勝ったものにそれだけで全面的に政策を委任するなどという発想は民主主義の根本を十分理解しない、歪曲した解釈ともいえるだろう。」
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これから何度でも読み返したくなる本。 エイジズムに代表されるように、今もまだ解決されない偏見や差別。そこに特効薬はない。だからこそ、その存在を明るみに「し続けなければ」ならない。
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◆第9章「ジェンダー」沼崎誠(首都大学東京教授) https://www.tmu.ac.jp/stafflist/data/na/692.html ◆第4章「集団間情動とその淵源」北村英哉(東洋大学社会学部教授):DIAMOND online 2020.5.8「偏見や差別」はなぜ生まれる、社会心理学の観点から読み解く https://diamond.jp/articles/-/236219 ◆キーワード システム正当化理論/社会的アイデンティティ/存在脅威管理理論/慈愛的偏見/羨望的偏見/
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ステレオタイプ=認知、偏見=感情、差別=行動。 偏見の弱い人もステレオタイプの一部に接すると、無意識でも思考に影響を受ける、という。 自分は偏見がない、と考えてステレオタイプを避けても意味がなくて、何らかの影響を受けている、と考えて意識的に思考をコントロールしなくては偏見につな...
ステレオタイプ=認知、偏見=感情、差別=行動。 偏見の弱い人もステレオタイプの一部に接すると、無意識でも思考に影響を受ける、という。 自分は偏見がない、と考えてステレオタイプを避けても意味がなくて、何らかの影響を受けている、と考えて意識的に思考をコントロールしなくては偏見につながってしまう。 非常におもしろい内容だった。
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