絵はがきの大日本帝国 カラー版 の商品レビュー
大正の東京博覧会、浅草十二階のエレベーター、オリンピック返上後のスポーツイベントなどなど、昔は結構スキだらけのイベント運営をしていました。ニューヨークとの人形外交もなぜ人形…
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平凡社新書のカラー版。新書のカラー版は岩波、集英社、平凡社の新書左派御三家が多い様な。文春とか新潮はやってたかな。500ページで1400円なら良心的な方か。tだ、カラー版とは言っても、原画の関係かカラーは数点である。この題材はよくあるのだが、米国人の個人コレクションが元であるらし...
平凡社新書のカラー版。新書のカラー版は岩波、集英社、平凡社の新書左派御三家が多い様な。文春とか新潮はやってたかな。500ページで1400円なら良心的な方か。tだ、カラー版とは言っても、原画の関係かカラーは数点である。この題材はよくあるのだが、米国人の個人コレクションが元であるらしい。時間的には著作権はクリアしているはずだが、所蔵者の所有権の問題があって、こういう形で掲載されるのは個人所有のものがほとんどなのだとか。大日本帝国をネガティブに捉えるイメージとしての印象操作のパターンは踏襲しながらも、白人側の人種差別も扱っており、ポジティブ派にも配慮した感じである。
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2018年10月読了。 米国ニュージャージー州のドナルド/ミチコ・ラップナウ夫妻の個人コレクションに依拠する内容。 思ったことを徒然に記す。 40ページ:厳島神社・千畳閣の柱に打ち付けられた「日露戦争記念めしとり杓子」、神社神道はどうも怪しげな国策と結び付いて客寄せをしがちなのは...
2018年10月読了。 米国ニュージャージー州のドナルド/ミチコ・ラップナウ夫妻の個人コレクションに依拠する内容。 思ったことを徒然に記す。 40ページ:厳島神社・千畳閣の柱に打ち付けられた「日露戦争記念めしとり杓子」、神社神道はどうも怪しげな国策と結び付いて客寄せをしがちなのは、今も昔も同じということか。それを楽しむ庶民の心象もまた同じ。 174ページ:「南洋群島」については、いつか実地に巡って色々なものを見たいと思っている。松江春次、南洋興発、軽便鉄道、このあたりがキーワードかと。あとは南洋神社か。 237ページ:カルピスの登場と三島海雲。これも面白そうだ。 265ページ:昭和天皇が皇太子時代に沖縄を訪問していたこと。 357ページ:満州航空、ユンカース86型10人乗り旅客機。航空機旅客輸送の黎明期に関する資料として面白い。 385ページ:桐生悠々による「関東防空大演習を嗤ふ」、政府の無為無策を指弾するのがジャーナリズムの仕事ということ。
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