ほぼ日の怪談。 の商品レビュー
実話怪談集。1~3まで怖さの指標がつけられていますが、しかしこれは個人差があるかも。3でも怖くなかったり、1でも怖かったり。人によって全然感じ方が違いそうで、それもまた面白いのかもしれません。 お気に入り、というか怖かったなと思うのは「友だちの別荘」。一作目からえらいの来ました、...
実話怪談集。1~3まで怖さの指標がつけられていますが、しかしこれは個人差があるかも。3でも怖くなかったり、1でも怖かったり。人によって全然感じ方が違いそうで、それもまた面白いのかもしれません。 お気に入り、というか怖かったなと思うのは「友だちの別荘」。一作目からえらいの来ました、という印象。まあありがちといえばありがちかな、とも思えるんですが。ラスト一文で急に怖くなってしまいました。しかもそのあとどうなったのかとかも語られていないので、より一層想像しちゃって嫌です。 「来て、消えた姉」は怖さレベル1だし、語り口も軽いのだけれど個人的にとても怖かったです。全体的に怪異が起こりそうなシチュエーションがないだけに、さりげなくこんなことが起こっちゃったらとんでもない怖いと思いますよ。 あとけっこうほっこりする話が多いのもポイント。優しい物語も少なくありません。
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個人的にホラーは短編が一番映える。 解決しない感じが不気味で気持ち悪くて最高。 普通に夜1人でいられなくなる。
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ウェブサイトの連載に投稿された怪談を集めた本。 一般投稿という性質上、内容はもちろん様々な文体や価値観があり、苦もなくスっと読みきる事ができた。 1話が2ページ程度の物が大半だったので読書が苦手な人や短時間でパッと読みたい人にもオススメ。 怖さを執拗に煽る書き方をされたお話は数え...
ウェブサイトの連載に投稿された怪談を集めた本。 一般投稿という性質上、内容はもちろん様々な文体や価値観があり、苦もなくスっと読みきる事ができた。 1話が2ページ程度の物が大半だったので読書が苦手な人や短時間でパッと読みたい人にもオススメ。 怖さを執拗に煽る書き方をされたお話は数える程だったので、恐怖はそんなに感じなかった。
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2022年3月29日読了。夏の風物詩、ほぼ日サイト上の読者投稿企画「ほぼ日の怪談」の文庫版。黒バックのブラウザ上でテキストを開く体験と文庫本で減りゆくページの量を気にしながら読む体験は同じようでずいぶん異なるものだ、ということをまず感じた。よく言われることだが、「実はその家で自殺...
2022年3月29日読了。夏の風物詩、ほぼ日サイト上の読者投稿企画「ほぼ日の怪談」の文庫版。黒バックのブラウザ上でテキストを開く体験と文庫本で減りゆくページの量を気にしながら読む体験は同じようでずいぶん異なるものだ、ということをまず感じた。よく言われることだが、「実はその家で自殺者が」とか、因果関係が後で証明される怪談は「へー、よくできた話だ」と感心はするが意外と怖くない、自分と関係ない他人事のように感じられるからだろうか?よく訳のわからない、語っている本人も何なのか納得がいっていないようななんでもない小エピソードにヒンヤリ怖い気持ちにさせられるものだ…。怖いもの見たさという言葉はあるが、でも実際の怖い体験は自分ではしたくないもんだね。
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日常生活の中に垣間見える怖かった体験や不思議な話が120。百物語を越えるボリュームです。あれは何だったんだろう?で終わる感じがこれこそ怪談って感じで楽しかったです。本を開いて読んでいると出てくる仕組みが可愛らしくてほっこりしました。 怖いだけじゃなくて、ほんわかできるお話も入って...
日常生活の中に垣間見える怖かった体験や不思議な話が120。百物語を越えるボリュームです。あれは何だったんだろう?で終わる感じがこれこそ怪談って感じで楽しかったです。本を開いて読んでいると出てくる仕組みが可愛らしくてほっこりしました。 怖いだけじゃなくて、ほんわかできるお話も入っていてそれがまたいい塩梅に思えます。
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ヒグチユウコさんの挿画で買いました。人から聞いた、あるいは体験した話を投稿したものという怪談集。怖さはさほどではないけれど、加工の少ない淡々とした体験談という雰囲気で楽しめました。ちょっといい話や不思議な話も多いですね。
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こちらは、「ほぼ日刊イトイ新聞」に夏期に更新されている、「ほぼ日の怪談」の投稿を纏めた物です。 フィクションのホラーとは違い、描写が大げさではなく、1話が短いのでサクサク読めてしまいます。 それなりの厚みがありますが、引き込まれて止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいまし...
こちらは、「ほぼ日刊イトイ新聞」に夏期に更新されている、「ほぼ日の怪談」の投稿を纏めた物です。 フィクションのホラーとは違い、描写が大げさではなく、1話が短いのでサクサク読めてしまいます。 それなりの厚みがありますが、引き込まれて止まらなくなり、あっという間に読み終えてしまいました。 こわい話だけではなく、不思議な話もあり、何とも言えない読後感です。 お話を聞きつもりで、読む百物語りとして楽しめます。(掲載話数は百を超えてますが……)
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真夏の昼下がりに、人や建物や植物の影が色濃く落ちているような、真っ白に照らされた道で1人誰もいない世界に迷い込んでしまった感覚になるような、じわりと忍び寄る怖さ。 肝試しに出かけて、のような明らかな怪談ではなくて、日常に差し込まれる不思議な出来事なので、余計に怖い。 私は怖がり...
真夏の昼下がりに、人や建物や植物の影が色濃く落ちているような、真っ白に照らされた道で1人誰もいない世界に迷い込んでしまった感覚になるような、じわりと忍び寄る怖さ。 肝試しに出かけて、のような明らかな怪談ではなくて、日常に差し込まれる不思議な出来事なので、余計に怖い。 私は怖がりなので、ごめんなさい、途中で辞めました。 1人の帰り道で思い出しちゃったら、ね。
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※2018/12/21(金)購入 毎晩寝る前に、ちょっとずつ読んでた。 デザインとか凝っててすごい。 ホラー耐性あるので、話はそんなに怖くなかった。 ↓ 売却。
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身近なところで起こるホラー、こういうちょっとヒヤッとする話が好きです。ガチのホラーだけでなく少し不思議な話も織り交ぜてあるところ、一話が短くて気楽に読めるところもいいですね。…正直に言うとお話以上にヒグチユウコさんの挿画に心惹かれてます。手元に置きたいと思った本です。
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