君に言えなかったこと の商品レビュー
きっと思っていることの半分も伝えずに日々時が流れているんだと思う。 で、その中には言わなくていいこともあるし、言わないといけなこともある。 言葉の発し方も受け取り方も人それぞれ。 君に言えなかったこと…いろいろあるな。君に言い過ぎたことも…。 いろいろな人間関係を頭によぎらせつつ...
きっと思っていることの半分も伝えずに日々時が流れているんだと思う。 で、その中には言わなくていいこともあるし、言わないといけなこともある。 言葉の発し方も受け取り方も人それぞれ。 君に言えなかったこと…いろいろあるな。君に言い過ぎたことも…。 いろいろな人間関係を頭によぎらせつつ読了。
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「君に贈る言葉」「待ち合わせを君と」「君のシュートは」 「君はアイドル」「君の正しさ」「君に言えなかったこと」 6話収録の短編集 誰もが、人生の中で言いたかったのに言えなかった言葉があるはず その場面を掬い上げた優しい物語です。 田舎から一緒に上京した親友、結婚を考えていた元...
「君に贈る言葉」「待ち合わせを君と」「君のシュートは」 「君はアイドル」「君の正しさ」「君に言えなかったこと」 6話収録の短編集 誰もが、人生の中で言いたかったのに言えなかった言葉があるはず その場面を掬い上げた優しい物語です。 田舎から一緒に上京した親友、結婚を考えていた元恋人、部活の友人 亡くなった母、それぞれ相手は違っても、伝えたい、伝えなければいけない言葉が存在する。 自分自身の過去の経験を思い出しながら、しっとりと読めた作品 これからは伝えたい事をしっかりと、きちんと、丁寧に言葉に出して伝えて行こう。 後悔する事のないように。
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言いたいことを飲み込んだり、言葉を変えたりが苦手で、どちらかと言うと、思ったら口にしてる方なので(^◇^;) 共感はあんまりなかったかなぁ… 人の考え方はそれぞれで、もしかしたらこう思ってるのかも、これ言っていいのかな、なんでそんなふうに言うの、などなど、言葉に気を使い始めると...
言いたいことを飲み込んだり、言葉を変えたりが苦手で、どちらかと言うと、思ったら口にしてる方なので(^◇^;) 共感はあんまりなかったかなぁ… 人の考え方はそれぞれで、もしかしたらこう思ってるのかも、これ言っていいのかな、なんでそんなふうに言うの、などなど、言葉に気を使い始めるとキリがなくて、言えなかったこと=言えばよかった訳じゃないし、言葉って難しい。
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さらっと読めた。好きだったのはコンビニと牛丼屋を掛け持ちして万引きを見つけた大卒フリーター男子のヘラヘラしてた話と、最後の死んだ母の再婚相手と形見分けをする女の子の話。これからもう少し書く力が出てくる作家さんかなとおもった。書きたいテーマは「君に言えなかったこと」で一貫しているのだけどそのために道具を使いすぎている気がする。これほど家庭環境や職業に困った設定をつけなくても、言えなかったことというのはあるような気がする。例えば何気ない一言を教師に言われてグサっと来て言い返したかったこととか。それともここにある設定は割と日常のもので、私が困らなすぎる生活を送ってきたんだろうか。 p245 「私には、貶める価値もないんだから」吐き捨てるように口にした言葉が相手を傷つけるより先に自分の胸に沈んでいくのがわかった。 p252「あなたのお父さんは、誰かを捨てることができる程立派な人間なの?」あなたやあなたのお母さんは、誰かの一存で拾ったり捨てられたりしてしまうような、粗末な人間なの。そう言って浮田さんが首を傾げる。
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最初の 君に贈る言葉 待ち合わせを君と がとくにすきだったな。 あと君はアイドルのアイドルそっくりのシュウと 偽物って気づいている主婦のやりとりが切なかった 全体的にすごく切なかった。
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大切な人へ伝えられなかった気持ちを持つ人達の短編集。 一緒に上京した結婚する幼馴染へ、君に贈る言葉。 学生時代の恋人と行けなかった遊園地で再会した、待ち合わせを君と。 親友ごっこしているバスケ部のメンバーへ、君のシュートは。 ファンだったアイドルにそっくりな男の子と出会ってしま...
大切な人へ伝えられなかった気持ちを持つ人達の短編集。 一緒に上京した結婚する幼馴染へ、君に贈る言葉。 学生時代の恋人と行けなかった遊園地で再会した、待ち合わせを君と。 親友ごっこしているバスケ部のメンバーへ、君のシュートは。 ファンだったアイドルにそっくりな男の子と出会ってしまった、君はアイドル。 バイト先のコンビニで万引き主婦と出会う、君の正しさ。 亡くなった母の遺品整理で再会した苦手だった義父、表題作。 どれもどこかざわざわする話。 君の正しさが好みでした。 でも、直ぐに忘れてしまいそう…
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待ち合わせを君と P75 自らすすんで小さいクッキーを選んできたわけではない。大きなクッキーが他の誰かに選ばれるのをじっと待って、クッキーを取り上げられてから、自分は、奪われた人間なのだ、と主張する。 奪うくらいなら奪われるほうがいい、というしま子のこと。 素晴らしい描写たと思う。 そういう人、いる。
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