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八月のリピート 僕は何度でもあの曲を弾く の商品レビュー

2.6

5件のお客様レビュー

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2024/08/15

読み始めはくどくどと同じようなタイムリープを書いて、時系列も飛び飛びで、先が読める展開で、正直つまらんなーと思ってた。 だけど、中盤に展開が変わって、前半で1つだけ残されていた『ある伏線』が最後に回収された時は、不覚にも「すごっ」と思ってしまった。 内容自体は同じことの繰り返...

読み始めはくどくどと同じようなタイムリープを書いて、時系列も飛び飛びで、先が読める展開で、正直つまらんなーと思ってた。 だけど、中盤に展開が変わって、前半で1つだけ残されていた『ある伏線』が最後に回収された時は、不覚にも「すごっ」と思ってしまった。 内容自体は同じことの繰り返しで薄っぺらい気もするけど、『特殊能力系の物語世界』と『音楽』と『話の展開』が絶妙に組み合わせられていて、技巧が見られる作品でした。 特殊能力系や異世界ものへの苦手意識?がやや薄れたかも。 やっぱり『本』は最後まで読んでみないとわからないものだな〜。

Posted byブクログ

2022/08/29

これぞラノベ、というか一時期流行ったケータイ小説の類に近い。すぐ読めて先も読めて着地も無難。そういうの欲しい時にはちょうど良き。親になった気分でどうぞ。

Posted byブクログ

2022/08/25

高校三年生で主人公の北沢鳴海は、ピアノコンクールに挑戦し予選に落ちます。今回落選すればピアノをやめるつもりしたが、時間を巻き戻す能力を使い、何度も挑戦します。時間を巻き戻すには、小学六年生の時に転校してきた同級生の神崎杏子が演奏するショパンの「別れの曲」が頭の中に聞こえているとき...

高校三年生で主人公の北沢鳴海は、ピアノコンクールに挑戦し予選に落ちます。今回落選すればピアノをやめるつもりしたが、時間を巻き戻す能力を使い、何度も挑戦します。時間を巻き戻すには、小学六年生の時に転校してきた同級生の神崎杏子が演奏するショパンの「別れの曲」が頭の中に聞こえているときに神崎杏子会い、心がときめくことが必要です。神崎杏子は可憐でピアノの才能が素晴らしく、恋心を抱いています。落選と神崎杏子に会うことが繰り返される夏の日。やがて、時間が繰り返される本当の理由と真実が明らかになります。ピアノが繋ぐ不思議な青春恋愛ストーリーです。

Posted byブクログ

2022/07/13
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※このレビューにはネタバレを含みます

杏子が亡くなってしまった未来は変えられないのかと思い少し悲しくなったが、結末はそうではなく感動した。

Posted byブクログ

2020/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

星1.2  何も去来してこなかった。私にとっては、目の前を過ぎ去るように捉えどころのない作品になってしまった。  描写がうまく一致していくのですが、こじ付けているようにしか見えなかった。時間跳躍を試しに描いてみたといった力量です。わざわざ買って読むものでもない。最後くらいは現実感を伴ったものであってほしかった。鳴海はなぜ怪我をしていないの?

Posted byブクログ