あの人が同窓会に来ない理由 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
幹事にはもちろんなった事がないけど、本当に大変そう。 アラフォーの私は同窓会は30歳頃から行っていない。 開催して無いのかもしれないし、呼ばれてないのかもしれない。 きっと今そんな機会があっても行かないと思う。 30歳の頃に感じた『会いたい人』がもう今は居ないから。 当時共に過ごした人たちのその後も興味が湧かない。 そんな作られた機会ではなくて 死ぬまでにみんなとどこかで『偶然』会いたいな。 そのぐらいが丁度いい。 もしも幹事にこの本のように探されて参加を望まれたら… 私ならちょっと困るなーと思った笑
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なかなか同窓会も開けない現状だが、おっさん(おばはんでも可)になりかけのひとこそ読んでほしい。おっさんになりきってしまった者には疼く痛みがある。いい意味でよくあるはなし。
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私自身は同窓会へ行かない。なのにこの本のタイトルを見てすごく興味深くなり読んでみた。 20年という年月を経て外見も生活環境も変わったかつてのクラスメイト達。 幹事の大変さも初めて知った。 すごく読みやすいし、話の続きが気になって止まらなかった。最後までずっと面白かった。
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幹事あるあるがおもしろい。 同窓会はやっぱり「会いたい人がいるから行く」になるのかなぁ。 しかしこのコロナ禍で読むと、同窓会を開くこともそうだけど打合せで自由に数人と会ったり居酒屋に行って遅くまで飲んだり、なんて羨ましいんでしょう。 早く自由に出かけたいし、同窓会もまたやりたい。...
幹事あるあるがおもしろい。 同窓会はやっぱり「会いたい人がいるから行く」になるのかなぁ。 しかしこのコロナ禍で読むと、同窓会を開くこともそうだけど打合せで自由に数人と会ったり居酒屋に行って遅くまで飲んだり、なんて羨ましいんでしょう。 早く自由に出かけたいし、同窓会もまたやりたい。 と思わせるハートウォーミングなお話だった。 ハガキの返信のない人にそんなに来てほしいかなぁと思う部分もあったけど、幹事のこういう努力はきっと報われる。
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あの人はなぜ同窓会に来ないのか?幹事3人が奮闘する。そこには何か秘密があるのか? 続きが気になってしまい一気読み。 それぞれの人物にそれぞれの生き方がある。後味もいい。楽しく読めた。
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35歳で二年ぶりに中学の同窓会に参加した藤本宏樹は、悪友田村吾朗と斉藤直美に引きづられて、次回の幹事になって、同窓生を集めるために奔走する。中学の時には見えなかった人間関係が明らかになっていく。人生って色々あるなぁ。
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あの人は何故同窓会に参加しないのか。幹事の宏樹が、かつての仲間たちの消息を訪ねた結果、当時の知られざる真実が明らかになる。切なくてほろ苦い大人のための青春小説。 学生時代のクラスの人気者は、いつまでも色褪せることのない最も身近な永遠のヒーローだ。でも現実には、そんな彼らも大きな社...
あの人は何故同窓会に参加しないのか。幹事の宏樹が、かつての仲間たちの消息を訪ねた結果、当時の知られざる真実が明らかになる。切なくてほろ苦い大人のための青春小説。 学生時代のクラスの人気者は、いつまでも色褪せることのない最も身近な永遠のヒーローだ。でも現実には、そんな彼らも大きな社会の一員に過ぎなくなる。「誰かに会いたい」同窓会は、一方で、今の自分の位置を確認する場であり、栄華と屈辱の発表会でもある。現実は残酷だが、それでも恥ずかしく思う必要はない。
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中学校の同窓会に参加したいかと聞かれれば10年前なら『参加したい』5年前なら『参加しても良い』今は『参加しなくても良い』と答えるだろう。 同窓会の目的は誰かに会うため!その誰かが今の自分にはいないような気がする。 でも本書を読み終わって少しだけ会いたい人達の顔が浮かんだような気が...
中学校の同窓会に参加したいかと聞かれれば10年前なら『参加したい』5年前なら『参加しても良い』今は『参加しなくても良い』と答えるだろう。 同窓会の目的は誰かに会うため!その誰かが今の自分にはいないような気がする。 でも本書を読み終わって少しだけ会いたい人達の顔が浮かんだような気がする。 同窓会の幹事をやる羽目になった主人公、幹事グループは前回の出席者よりも参加者を増やす事を画策する。 同窓会に来ない人の理由を考えて調べていくうちに、かつてのクラスの中心人物達に『何か』がある事に気付く! 本書は今まさに同窓会の出欠ハガキの欠席に丸を付けようと思っている人に読んでほしい。 もしかすると気持ちが変わるかもしれません。それと幹事の人達にありがとうを言いたくなります。
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裏表紙には「大人のための青春小説」とあるけれど、イヤミスかもしれないと訝ってしまう進み具合。 数年に一度の頻度で開かれる中学校の同窓会。幹事に引き入れられてしまった男性を中心に物語は進行します。 幹事あるある、てんこ盛り。そうです、返事すらくれない人って多い。でもそれは、ここ...
裏表紙には「大人のための青春小説」とあるけれど、イヤミスかもしれないと訝ってしまう進み具合。 数年に一度の頻度で開かれる中学校の同窓会。幹事に引き入れられてしまった男性を中心に物語は進行します。 幹事あるある、てんこ盛り。そうです、返事すらくれない人って多い。でもそれは、ここに書かれているとおり、「行く価値が相対的に低いという判断」なのでしょう。 幹事を務める身としては、本作の幹事の気持ちもよくわかるものの、ちょっと人のことに首を突っ込みすぎな気もします。そこまでして同窓会の出席者を増やそうとしなくても。それにそんなに誰も彼もに会いたいか!? お節介が過ぎると思いつつも、読みながらいろんなことを考える。小中高大学いずれの時代も、当時はほとんど話したことのなかった同級生と同窓会で会うと、タメというだけですごくいろんな話ができる。なんだ当時からもっと話せばよかったと思うこともしょっちゅうで。 「会いたい人というのは簡単には会えない人のことで、だからこそ思いは募るのでは」という一文に、そうかもしれないと思う。「結局そのとき行きたい人は行くし、行かない人は行かない、でも行かない人でもいつか行くかも」にもうんうんとうなずく。いくら案内を送っても何の返信もない人にもう連絡するのはやめようかなと思っていたまさに今年、こんなのを読むと、もうちょっと続けて送るかと思い直すのでした。
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