大東京のらりくらりバス遊覧 の商品レビュー
行きたい路線 ・東京駅→東京タワー→慶應義塾大前→等々力(東急バス220円の均一料金) ・吉祥寺駅→井の頭公園→深大寺(小田急バス)
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1956年生まれ。幼少の頃からの生粋のバス好きが都内でバス旅を堪能する。身近な交通機関にも思わぬ魅力が潜むことを教えてくれる。 本書の筆者泉麻人氏のマニアックだが明るい内容の書籍は面白い。昆虫と並んでマニアな分野のバス。 なぜか今はテレ東発祥のバス旅がブームなようだが筆者のバス...
1956年生まれ。幼少の頃からの生粋のバス好きが都内でバス旅を堪能する。身近な交通機関にも思わぬ魅力が潜むことを教えてくれる。 本書の筆者泉麻人氏のマニアックだが明るい内容の書籍は面白い。昆虫と並んでマニアな分野のバス。 なぜか今はテレ東発祥のバス旅がブームなようだが筆者のバスマニアは生粋のものである。 本書で選ぶ路線のセレクトが何より素晴らしい。鉄道よりも町の裏側を走り、また乗客も飾り気のない庶民。普段とは一風変わった町の顔を堪能できる。 筆者には過去にも「大東京バス案内」「バスで田舎へ行く」という二冊があるが、本書ではこれも近年格段に増えたコミュニティバスをフル活用、スマホのバス路線探索ナビとともに、紀行に欠かせぬ存在。アクアラインを通過する路線バスというのも時代を感じる。 何もお金をかけて遠出するだけてが旅ではない。そんなことにあらためて気づかせてもらえる一冊でした。
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いわゆる「バス旅」のルポです。 しかし著者の泉麻人氏はあらゆるモノゴトに造詣が深い ので、ただのブラリ旅ではありません。とてもアカデミ ックナ内容に仕上がっています。 最近どこでも見かけるコミュニティバスを駆使して細か い場所を巡る描写の部分は、なかなか時間が無いと難し いかも...
いわゆる「バス旅」のルポです。 しかし著者の泉麻人氏はあらゆるモノゴトに造詣が深い ので、ただのブラリ旅ではありません。とてもアカデミ ックナ内容に仕上がっています。 最近どこでも見かけるコミュニティバスを駆使して細か い場所を巡る描写の部分は、なかなか時間が無いと難し いかもしれないですが非常に魅力的です。 特に最初と最後のバス旅がスカイツリーで終わるところ が現代版という趣があります。
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