お別れホスピタル(1) の商品レビュー
少し重めな内容の漫画をバランスよく書いている作家さんな感じ。 ペンネームはゲッツ板谷さんの名付けらしい。。。
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死んだらどうなるのだろうとふと考えるときがある。自分が今、明日の仕事とか、来年度の人事とか、日々色々考えているけど、この考えている自分は死ぬと全部なくなるのかな?また、同じような悩みを抱えて生まれてくるのかな?とか。そんなことを考えて、大人買いしたこの本。人が死ぬ瞬間を客観的に知...
死んだらどうなるのだろうとふと考えるときがある。自分が今、明日の仕事とか、来年度の人事とか、日々色々考えているけど、この考えている自分は死ぬと全部なくなるのかな?また、同じような悩みを抱えて生まれてくるのかな?とか。そんなことを考えて、大人買いしたこの本。人が死ぬ瞬間を客観的に知ることができるのは、貴重な体験。
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死ぬのは仕方ない。死ぬまでが嫌なのだ。 カルテ3の幸村さんを読んだときに「私もこうなるのかも知れない。性癖がバレる」と、焦りだし、どうかまともな自我があるうちに天国へ逝けますように、と考えました。 そのせいか、カルテ6の本庄さんの気持ちは、何となくわかる気がしています。未来の...
死ぬのは仕方ない。死ぬまでが嫌なのだ。 カルテ3の幸村さんを読んだときに「私もこうなるのかも知れない。性癖がバレる」と、焦りだし、どうかまともな自我があるうちに天国へ逝けますように、と考えました。 そのせいか、カルテ6の本庄さんの気持ちは、何となくわかる気がしています。未来の自分が、目の前にいる老人と同じならば、私のままで死にたいと考えてしまいます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
お別れホスピタル』は終末期病棟の話です。 にぎやかな見舞客のある寝たきりの臼井さんを妬んで、使用済みのオムツ(パンツ)を投げ込む、隣の大戸屋さん。 奥さんのことが大好きな85歳の大西さんを取り合う、79歳 独身の犬井さんと10年前にご主人を亡くした76歳の堀川さん。二人は大西さんを巡って日々喧嘩をする が、大西さんが亡くなられると『退院したのよ』『あなたの気持ちわかるわ』『実はわたしも好きな人がここにいたの・・・』と少々ずれた会話で慰め合うようにな る。『延命治療をしておじいちゃんを死なせないで!』と医師に懇願し、亡くなった時には『他の病院にすればよかった・・・』と文句を言う年金目当ての派手な家 族。抗ガン治療をすれば延びる命を『これ以上金のかかる治療はするな!もうビタ一文出さない!』と言い切る息子。その声をベッドで聞き涙する母親。 様々な患者と家族に翻弄される看護師たちの本音に『ですよねー』と同感する。 このコミックは絵がゆるい。しかし、このゆるい絵が、現実の厳しさを薄めて受け止めさせてくれている。
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終末期病棟で働き始めた看護師2年目の辺見さん。 そこで出会う個性的な人々、6人を描いた物語。 熾烈な人生を送ったマサさんは、なぜ穏やかな笑顔で亡くなったのか? 軍曹と呼ばれる頑固な小川さんは、なぜ、肉を食べないのか? それぞれ6つのストーリーに、ホロリとします。 人は、なぜ...
終末期病棟で働き始めた看護師2年目の辺見さん。 そこで出会う個性的な人々、6人を描いた物語。 熾烈な人生を送ったマサさんは、なぜ穏やかな笑顔で亡くなったのか? 軍曹と呼ばれる頑固な小川さんは、なぜ、肉を食べないのか? それぞれ6つのストーリーに、ホロリとします。 人は、なぜ生きるのか? もし、『死』に意味があるとすれば、その人の死から、生きる意味を学ぶため...(46p) シリアスな内容ですが、緩やかなタッチや絵柄がほっこりさせます。
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個性的な患者さんのエピソードが多くてホロっときたり笑ったり。 終末期病棟のお話ではあるけれど、重苦しさはさほどなく読みやすかったです。 最後のエピソードはちょっと重く感じましたが…。 ネタになるエピソードの陰で看護師さんたちの奮闘や患者さんの背負ってきたものなどもちゃんと描かれ...
個性的な患者さんのエピソードが多くてホロっときたり笑ったり。 終末期病棟のお話ではあるけれど、重苦しさはさほどなく読みやすかったです。 最後のエピソードはちょっと重く感じましたが…。 ネタになるエピソードの陰で看護師さんたちの奮闘や患者さんの背負ってきたものなどもちゃんと描かれていて、単純なエンタメではなくあれこれ考えさせられる作品だと思います。
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透明なゆりかごを読んでいるので、手に取ってみた。終末期病棟の話で、テーマが重いが読みやすい。死というものへの当事者、他者からの向き合い方が多種多様であった。軍曹の話は胸が締め付けられるようだった。本庄さんの話は、患者1人1人に向き合うことが現実的に難しい面もありどの程度まで時間を...
透明なゆりかごを読んでいるので、手に取ってみた。終末期病棟の話で、テーマが重いが読みやすい。死というものへの当事者、他者からの向き合い方が多種多様であった。軍曹の話は胸が締め付けられるようだった。本庄さんの話は、患者1人1人に向き合うことが現実的に難しい面もありどの程度まで時間を1人に割けることができるかなど考えさせられた。続きが読みたい。
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