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フタバスズキリュウもうひとつの物語 の商品レビュー

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2023/06/02

恐竜好きな子供が実際に考古学を学び、研究者へなっていくお話。恐竜や考古学の研究者には憧れのようなものがあったが、実際にどのようにその世界へ入っていくのかということは耳にしたことがなかったので興味深かった。

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2022/07/19

フタバスズキリュウの記載論文を発表するに至るまでの、筆者の研究者としての前半生エッセイ 専門的な論述は論文に記載したので割愛とのことで、スッキリさっぱり駆け出し古生物研究者の悲喜交々に触れられる

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2020/01/16

帯に書かれている「研究の物語」が本書を的確に表現する言葉であると思う.本書には,等身大の研究活動が述べられており,筆者の研究者になるまで,そして研究者になってからの当事者らしか知らない物語が記されている.文章についても科学者らしい明瞭な文章である一方で,著者が学生当時の情景を振り...

帯に書かれている「研究の物語」が本書を的確に表現する言葉であると思う.本書には,等身大の研究活動が述べられており,筆者の研究者になるまで,そして研究者になってからの当事者らしか知らない物語が記されている.文章についても科学者らしい明瞭な文章である一方で,著者が学生当時の情景を振り返っている部分では,チャーミングな表現が冗談交じりで述べられており,全く飽きない.

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2019/01/14

フタバスズキリュウは日本で一番有名な日本で発見された恐竜。 しかし学術的にはごく最近まで、品種登録されていなかったらしい。そしてこの本の著者がほかの学者と一緒に研究して新種新品目であると発表した。 小さいときから恐竜博士になりたくて、自宅から通えて、理学部地質学を学べる大学をと...

フタバスズキリュウは日本で一番有名な日本で発見された恐竜。 しかし学術的にはごく最近まで、品種登録されていなかったらしい。そしてこの本の著者がほかの学者と一緒に研究して新種新品目であると発表した。 小さいときから恐竜博士になりたくて、自宅から通えて、理学部地質学を学べる大学をと考え東京大学に行くと決めて入学できるとかサラッとすごいことを書いてあって笑えた。 また海外留学やポスドクの苦労など書いてあった。 実は大学の友人の娘さんが小さいときか中学生頃まで恐竜に夢中だったらしい。 そのとき将来の就職先の少なさから心配していたようだが、この本にも、同様な状況について書かれていた。 しかし今は古代脊椎動物の研究について日本でも研究する施設が増えているようなので日本でも恐竜の研究がもっと盛んになってくっればいいなと思った。

Posted byブクログ

2018/11/04

フタバスズキリュウの話、というよりも、研究者が一本立ちする話。 バッタを探しに~の本でも感じることだけれど、どうしてこんなに研究者として生きていくのは大変なんだろう。

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