文豪ノ怪談ジュニア・セレクション 影 の商品レビュー
お勧め3編。難読短編もあり。 Kの昇天(梶井):溺死,死者の魂は月へ向う。 影を踏まれた女(岡本):影が狐・鬼なら良,骸骨なら…怖い話。 お守り(山川):存在の不確かさ。規格品の自分を打破。奇妙な話。
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とにかくやたら眠くなる。理由は 1、文体が読み慣れないから 2、全部似たような話だから 3、脚注が多くて本文と行ったり来たりして目が疲れるから さあどれだ?
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ドッペルゲンガー的なものから幽体離脱「影のない人」に至るまで様々なバリエーションの「影」を楽しめる。文体もまた泉鏡花のおしゃれなものから澁澤龍彦のエッセイから小説に移行するようなものまで、こちらも様々で楽しい。 山川方夫『お守り』にとくにゾクッとさせられた。後で調べたら『夏の葬列...
ドッペルゲンガー的なものから幽体離脱「影のない人」に至るまで様々なバリエーションの「影」を楽しめる。文体もまた泉鏡花のおしゃれなものから澁澤龍彦のエッセイから小説に移行するようなものまで、こちらも様々で楽しい。 山川方夫『お守り』にとくにゾクッとさせられた。後で調べたら『夏の葬列』の作者だったのでなるほど…となりました。
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いつの間にか第二期刊行してたんですか!!?言ってよ!! 梶井基次郎「Kの昇天」やっぱりどこか死の影を感じるんだよな・・・梶井世界観・・・。 岡本綺堂「影を踏まれた女」それは思い込みだったのか?それとも・・・っていう。怖い。 山川方夫の「お守り」いや、面白かったな・・・。このオチ、...
いつの間にか第二期刊行してたんですか!!?言ってよ!! 梶井基次郎「Kの昇天」やっぱりどこか死の影を感じるんだよな・・・梶井世界観・・・。 岡本綺堂「影を踏まれた女」それは思い込みだったのか?それとも・・・っていう。怖い。 山川方夫の「お守り」いや、面白かったな・・・。このオチ、さすがの山川方夫ワールド・・・。 渡辺温の「影 Ein Marchen」今何かと話題の渡辺温作品ですが、怖面白くって好きだな~!他の作品も読みたい。 稲垣足穂の「お化けに近づく人」なんてーか、モダンだな・・・。 城昌幸の「影の路」米ホラー映画みたいなオチにヒィイなった・・・なるほど・・・。 渋澤達彦の「鏡と影について」鏡面である第二の自我を殺すってのは意外と初めて読んだかもなあ。 只野真葛の「影の病」ドッペルゲンガーの血筋。
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「影」をテーマにした怪談アンソロジー。しかしひとくちに「影」といっても、それが表すものは実に様々。ドッペルゲンガーものばかりかと思いきや、文字通りの「影」もあったりして。しかしどちらにせよ、自分にとって身近なものであるだけにじわじわと怖いなあ。 お気に入りは岡本綺堂「影を踏まれた...
「影」をテーマにした怪談アンソロジー。しかしひとくちに「影」といっても、それが表すものは実に様々。ドッペルゲンガーものばかりかと思いきや、文字通りの「影」もあったりして。しかしどちらにせよ、自分にとって身近なものであるだけにじわじわと怖いなあ。 お気に入りは岡本綺堂「影を踏まれた女」。それこそ当事者でなければ怖くもなんともないような事態と、思いがけない結末。結局何だったのかがはっきりとはわからない気味の悪さも格別な味わいです。 山川方夫「お守り」は再読だけれど、やはり不思議な味わいが印象的な作品で好きだなあ。一見コミカルにも思える話なのだけれど、これもまたわけのわからない不気味さが残ります。
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