山陰本線 の商品レビュー

メディアックス

2018/09/02

読んだ。と、言うよりもむしろ「見た」と言ったほうがしっくりくるようなDVD付きのムック。
付録のDVDは2枚もありまして、1枚目が108分、2枚目が120分と言う圧倒的なボリューム。
1枚目のDVDはフジテレビ「みんなの鉄道」#34（2005/11/28放送分）と#35（2005/12/09放送分）、2枚目のDVDは未放送映像として、#34と#35に相当する前面展望の映像。
DVD映像は番組の構成がそうであったからと言えば仕方がないですが、#34と#35とが実にアンバランス。#34は梅小路蒸気機関車館の紹介などで京都から北近畿あたりまで、#35が北近畿から幡生までとは驚きました。
今のご時世だから仕方がないとは言え、ありとあらゆる映り込む人々に対しての画像処理（マスク加工）は風情がなく実に残念です。
本のほうは、実に丁寧に記述してあり、資料的な意味合いも高いと感じましたが、京都夜行（山陰号）に関する記述が一切なかったのは何故でしょうか？
本の冒頭で表紙に登場するあめつちの特集記事がありますが、DVDのほうには一切登場しません（15年近く前の映像ですから）ので、あめつちの映像を期待される方はくれぐれもご注意ください。