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天才感染症(上) の商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2023/05/13

キノコによる世界征服計画。 菌類のこと、細菌兵器のこと、NSAのことなど、情報戦のリアリティが半端なくて、とっても面白かった。 ただし、なぜ突然キノコが人間の神経に作用するようになったのか詳細は不明。 主人公の性格:つい習慣から、鼻持ちならないエリート臭を時々ひけらかしてしまう...

キノコによる世界征服計画。 菌類のこと、細菌兵器のこと、NSAのことなど、情報戦のリアリティが半端なくて、とっても面白かった。 ただし、なぜ突然キノコが人間の神経に作用するようになったのか詳細は不明。 主人公の性格:つい習慣から、鼻持ちならないエリート臭を時々ひけらかしてしまうけれども、どこかおっちょこちょいで、憎めない数学オタク。あきらめない、努力型の天才。家族に対する愛情は人一倍篤い。でも、女性にはあまりモテないみたい。「プロジェクト・ヘイルメアリー」の主人公となんとなく似たタイプ。

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2021/08/15

菌が種の保存の為にここまでしたら恐ろしいなと… コロナの今、考えさせられちゃうところもあるし、どのような展開が待っているのか下巻を読むのが楽しみです。

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2021/08/08

NSAとか菌類とか。 NSAは、暗号化要素、印象の割には記述少ないか。 いつの間にか、国家間の戦争なんてトンデモ展開になっちゃった。 でも先が気になって読み進めてしまう。

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2020/05/10

『天才感染症』(デイヴィッド・ウォルトン著)を読了。 人間に寄生して知能を覚醒させる未知の菌類との戦い。アメリカ全土に渡って展開される物語は、映画を観ているような感覚でとても面白かった。 主人公や国家安全保障局のメンバーのキャラクターも個性的良い。主人公の国家安全保障局に入社す...

『天才感染症』(デイヴィッド・ウォルトン著)を読了。 人間に寄生して知能を覚醒させる未知の菌類との戦い。アメリカ全土に渡って展開される物語は、映画を観ているような感覚でとても面白かった。 主人公や国家安全保障局のメンバーのキャラクターも個性的良い。主人公の国家安全保障局に入社するまでのエピソードなども面白く読めました。

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2019/05/11

キャラクターが多すぎず少なすぎず、読みやすい。すぐ映画化されそう。 菌類が人間を支配し始めたら‥下巻に期待

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2019/05/05

「天才感染症(上)」 ウォール・ストリート・ジャーナル「ベスト・ブック・オブ2017」SF部門年間第1位。 はて?天才感染症とは何だ?と思い、久しぶりに海外小説を手に取ってみた。食わず嫌いはいけないと思いつつも、手が遠ざかっていたのは反省しなくてはいけない。もちろん、タイトル...

「天才感染症(上)」 ウォール・ストリート・ジャーナル「ベスト・ブック・オブ2017」SF部門年間第1位。 はて?天才感染症とは何だ?と思い、久しぶりに海外小説を手に取ってみた。食わず嫌いはいけないと思いつつも、手が遠ざかっていたのは反省しなくてはいけない。もちろん、タイトルだけでは無く、あらすじからなかなか面白そうな気配が漂っていたのも手に取った理由だ。 舞台はアメリカとブラジル。ニールは独自の方法でNSAの入社試験をパスし、暗号解析部隊の一員として、とある暗号を解読に取り掛かる。閃きで解読に成功したニールは長官と共にブラジルへ赴くが、目にしたのは異常に高まった環境保全意識と反政府組織の不自然な協力関係、そして、突如として天才的な知能を発揮し始める人々だった。一方、菌類学者の兄ポールはアマゾンを訪れていたが、テロリストの襲撃に遭い、なんとか帰国する。回復し始めたポールは驚異的な脳力を見せ始め、ニールを驚かせる。そして、ポールは自らある研究を始める。 菌類の潜在能力を大テーマにしたハリウッド映画やアメリカドラマで題材にしそうなストーリーだ。ポールとニールの兄弟模様に父チャールズと母ハンナの複雑な関係も加わっている。特に、父を巡るある出来事に関するポールとニールのいざこざは、非常にイメージしやすく描かれている。果たしてポールが悪いのか、ニールが神経質過ぎるのか。個人的には、ニールを支持する。 他のキャラクターも癖ありで魅力的だ。ブレナン、シェンク、メロディ。メロディに至っては、将軍の様な貫禄を備え、上司として母としての切れ味は抜群で、引き続き総大将として出張ってくれるに違いない。もはや主人公格。 上巻は、綺麗な引きで終わる。そう、下巻へ華麗に誘う終わり方だ。読むしかないよね、デイヴィッド。

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2019/03/17

ジャケットに一目ぼれして購入。当たり。 菌が肺から脊髄へ菌糸を伸ばし、人の人格を変える。 フィクションだが、未だ見つかっていないだけで、近い未来本当に怒ってしまいそうな話である。

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2018/08/31

上下巻完結。 人間に寄生した菌類との戦い。 主人公目線で書かれていたのが後半で活かされていた。 次第に拡がっていく菌類の感染が恐ろしくも勢いがあり、一気に読んでしまった。 SFとしても、家族愛の人間ドラマとしても面白かった。

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