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星をつなぐ手 ―桜風堂ものがたり― の商品レビュー

3.9

98件のお客様レビュー

  1. 5つ

    26

  2. 4つ

    36

  3. 3つ

    21

  4. 2つ

    6

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2023/05/26

あったかい。 人との繋がりがとてもあったかい。 実際はこんなにうまくいかないだろうと思ったり、でもどこか、この世界もまだ捨てたもんじゃないよなと思ったり。 一整は当たり前に感謝ができる人なんだなぁ。 だからこそ人がついてくるんだな。 このシリーズとても好き。 途中、心痛い所もある...

あったかい。 人との繋がりがとてもあったかい。 実際はこんなにうまくいかないだろうと思ったり、でもどこか、この世界もまだ捨てたもんじゃないよなと思ったり。 一整は当たり前に感謝ができる人なんだなぁ。 だからこそ人がついてくるんだな。 このシリーズとても好き。 途中、心痛い所もあるけれど、収まるところにしっかり収まって、ほっこりしかない。 微笑みながらあったかい涙が流れた。 幸せだー。

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2023/03/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

幕間2〜ケンタウロスとお茶を とても染みました。 編集者に夢を釣り餌のようにされて、自分の大切なケンタウロスのお嬢さんを漫画の中で死なせてしまった来未の苦しさは、読んでいて辛かった。 大切な夢や想いを、自らの手で汚さざるをえなかったことで、自分自身をも責めていた来未が悲しかった。 来未が桜風堂に一歩踏み出すことができて本当に良かった。

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2023/03/08

登場人物が、どの人も自分の大切な人を思い、胸に夢の星を秘めています。その星たちがひとつひとつ繋がって、大空に美しい星座が輝きました。

Posted byブクログ

2023/02/22

「桜風堂ものがたり」の続編です。 前作で話の中心となった作家・団先生の小説「四月の魚」 たくさんの人々を動かし、小さな書店を何とか立て直した月原一整ですが、今作は時代小説の人気作家 高岡源の小説で奇跡が… 奇跡起こりすぎですけどいいんです‼︎ 町の人が全員良い人すぎですけどいいん...

「桜風堂ものがたり」の続編です。 前作で話の中心となった作家・団先生の小説「四月の魚」 たくさんの人々を動かし、小さな書店を何とか立て直した月原一整ですが、今作は時代小説の人気作家 高岡源の小説で奇跡が… 奇跡起こりすぎですけどいいんです‼︎ 町の人が全員良い人すぎですけどいいんです‼︎ それがこのシリーズの良いところ(*´∀`*) 悪い人ひっとりも出ません笑 素直に癒されてください。 そんな人にオススメです♪

Posted byブクログ

2023/01/15

続編から読んでしまったけど面白い! 桜風堂書店に来るまでに何があったのかが気になるので、前編も読みたい。 「店長がバカすぎて」を読んですぐだったこともあり、書店が舞台の小説の面白さをより感じられた。

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2022/12/05

桜風堂の続編。 優しい話です。 本屋さんに行きたくなります。 ご都合主義っぽいけれど、元々ファンタジーを書かれる方だからか違和感なく受け入れられます。 そこがいいというか。 次の桜風堂夢ものがたりも楽しみ。

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2022/09/25

『桜風堂ものがたり』の続編。前作よりもストーリーが明るく、とんとん拍子に話が進んでゆく印象。非現実的ともいえるけれど、そこがこの作品の良さなのだと思う。 前作と比べて、様々な読み手の姿を描いているように感じた。本を愛する人たちに焦点を当てて、その一人ひとりの物語を紡いでできたよ...

『桜風堂ものがたり』の続編。前作よりもストーリーが明るく、とんとん拍子に話が進んでゆく印象。非現実的ともいえるけれど、そこがこの作品の良さなのだと思う。 前作と比べて、様々な読み手の姿を描いているように感じた。本を愛する人たちに焦点を当てて、その一人ひとりの物語を紡いでできたような作品だった。 もちろん、作品の芯には書店の未来への憂いと、まだまだ戦えるのだという希望が詰まっている。本を売るために試行錯誤し、仕掛けていく書店があり、それに応える読者がいる。 ネットやデジタル化によって煽りを受けている書店や書物であるが、逆にネットの力をうまく利用して本を売るということもできるのだと思った。 こうして感想をつらつら述べることも、もしかしたら作品を手に取る人を増やしているのかもしれないと思うと、少し嬉しくなる(私自身ブク友の方々の読んだ本を手にすることもあるし、ないとはいえないよね!)。 次は『百貨の神様』かなぁ。繋がっている世界の作品って、読みたくなる。ずるずると村山さんのワールドに引き込まれていく自分がいて、わくわくする。

Posted byブクログ

2022/09/14

このシリーズは悪い人が出てこないので、シリアスな話の合間に読んだ時にホッとします。 本への愛も伝わってくる作品で、こんなにとんとん拍子に素敵な企画が進んでいくことって現実では少ないだろうけど、心から羨ましく思います。

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2022/09/11

自分の都合で本は借りてばかりで、共感はできるものの大きな顔をして本好きを名乗っていいのか迷いますが、素敵な本に出会えて良かったと思います。

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2022/07/03

桜風堂ものがたりの続編。 ですが、前巻は途中で読むのを諦めてしまっているにも関わらず、続編でチャレンジ。 小さな町の書店を継いだ月原一整。 大きな書店と違い、小さいところは配本が少なく、経営も厳しい。 その局面から展開される物語。 巡り巡って良いことが起こることもあれば、起こ...

桜風堂ものがたりの続編。 ですが、前巻は途中で読むのを諦めてしまっているにも関わらず、続編でチャレンジ。 小さな町の書店を継いだ月原一整。 大きな書店と違い、小さいところは配本が少なく、経営も厳しい。 その局面から展開される物語。 巡り巡って良いことが起こることもあれば、起こらないことも多々。 この話では、素敵な巡り合わせがいくつも重なるけれど、物語だからと一蹴してしまうのは寂しい。 各地の書店が閉店の危機を迎え、活字離れが叫ばれる中で、 もしかしたら桜風堂のように、想いが重なり合えば起こせる巡り合わせもあるのではないかと信じたい。 まだまだ書店の力はあると願っている。

Posted byブクログ