長州力 最後の告白 の商品レビュー

長州力(著者),水道橋博士

2018/10/04

･･･まぁ、普通だったら買わないんだよね、
この人の本って(^^;)。しかし今回は「聞き手」があの
水道橋博士であり、信用している某サイトでの評判も上々
だったから、取り敢えず購入してみたのだけど･･･。

･･･いや博士、もっと突っ込むべきだった(^^;)。
各章のインタビューは非常に歯切れが悪く、どれも
「告白」というレベルに達していない気が。おそらく博士
が知らぬ間に気を遣っちゃってハイスパートま持って行け
なかったんじゃないか？と思われるのだが、おかげでもう
スッカスカの内容。う〜ん･･･。

残念ながら、これまでに出ている長州関連本およびその記
事の劣化再編集版としか評価出来ない。僕を含むプロレス
ファンには信頼されている水道橋博士だが、この本はハッ
キリと失敗だった、としとく。

無駄だったなぁ、やっぱり。
相性悪いんだよなぁ、ど真ん中とは(^^;)。

2018/08/04

大河ドラマ「西郷どん」、禁門の変の場面で長州の来島叉兵衛役で長州力が出てきてラリアットかましているのを見たらとても悲しくなりました。この本はそれ以上に悲しさです。いつも不機嫌で言葉少ない彼だからこそ、プロレスのファンタジーとリアルの裂け目から零れ落ちる珠玉の言葉に心動かされた体験を持つ世代としては、セルフパロディのような長州藩士役より、尿意がコントロールできなくなったように言葉を撒き散らす様子は見たくなかったかも。特に巻末のお笑いについての対話なんて…プロレスが笑われることを誰よりも嫌った長州のボケツッコミ論。誰得というと水道橋博士だけがうれしい話なのでは。とかく歳を取るということは難しい…