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健康で文化的な最低限度の生活(7) の商品レビュー

4.4

15件のお客様レビュー

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2022/12/12

ネグレストの可能性も極めて高いです ベランダに鳩が巣を作ってしまって 三代続く生活保護 スティグマ(負の烙印) 相手から理詰めでワーッと言われるとフリーズしちゃうとこあんじゃん ナマポ子作り禁止にしろよ働かないくせにポンポン産みやがって 相談者に寄り添うことを厭わない”スピリッツ...

ネグレストの可能性も極めて高いです ベランダに鳩が巣を作ってしまって 三代続く生活保護 スティグマ(負の烙印) 相手から理詰めでワーッと言われるとフリーズしちゃうとこあんじゃん ナマポ子作り禁止にしろよ働かないくせにポンポン産みやがって 相談者に寄り添うことを厭わない”スピリッツ“が必要不可欠なものかもしれませんね

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2022/11/29

貧しく育ち、甲斐性のない男と結ばる。子どもとともに捨てられて生活保護が三代続く。不幸の連鎖が止まらない。行政ができることは限られている。なんとか助ける道を探る栗橋。「生活保護費の引き下げに財政問題を持ち出すのは根本的に間違い」。巻末に響く半田の言葉。通貨を発行ができる日本に財政問...

貧しく育ち、甲斐性のない男と結ばる。子どもとともに捨てられて生活保護が三代続く。不幸の連鎖が止まらない。行政ができることは限られている。なんとか助ける道を探る栗橋。「生活保護費の引き下げに財政問題を持ち出すのは根本的に間違い」。巻末に響く半田の言葉。通貨を発行ができる日本に財政問題など存在しない。危機感を持つ観点が違う。日本の出生数は80万を割る。モノとサービスの供給は維持できるのか。貧困家庭も救わないわけにはいかない。緊縮財政がもたらす社会の崩壊。国そのものに突き付けられる「自己責任」。

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2022/03/28

2018年9月4日発売。 11巻全て読み、今のところこの7巻が1番好きな巻でした。8巻とセットで一緒に読むことをオススメします。 第57話ㅤふれあう私達 第58話ㅤ一本の電話 第59話ㅤ子どものいる部屋 第60話ㅤ保護申請 第61話ㅤ霧中の人 第62話ㅤ母親 第63話ㅤケースフ...

2018年9月4日発売。 11巻全て読み、今のところこの7巻が1番好きな巻でした。8巻とセットで一緒に読むことをオススメします。 第57話ㅤふれあう私達 第58話ㅤ一本の電話 第59話ㅤ子どものいる部屋 第60話ㅤ保護申請 第61話ㅤ霧中の人 第62話ㅤ母親 第63話ㅤケースファイル 第64話ㅤ不動産屋めぐり 第65話ㅤ産むか否か

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2021/01/09

子どもの貧困について。大抵こういうケースは親の育った環境に問題がある場合が多い。連鎖していってしまう。生活保護にありつけただけでもマシな方でもっと酷い生活をしている人の方が多いというのも苦しい話。財政破綻論なんてもってのほかで貧困者を増やし続けている政府は改善する努力をすべき。

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2020/07/13

借りたもの。 ネグレクト気味のシングルマザーに関わる案件。 真面目な栗橋が担当だが、当然、彼女の価値観からすればシングルマザーの行為は許せない存在。 そして児童虐待の面からも緊急を要する案件だった。 紐解くとそこには三世代にわたる生活保護受給――貧困の連鎖――があった。 貧困は...

借りたもの。 ネグレクト気味のシングルマザーに関わる案件。 真面目な栗橋が担当だが、当然、彼女の価値観からすればシングルマザーの行為は許せない存在。 そして児童虐待の面からも緊急を要する案件だった。 紐解くとそこには三世代にわたる生活保護受給――貧困の連鎖――があった。 貧困は最も数値化しやすい指標だが、それは表面的なもので、母娘に連鎖した愛着障害による情緒不安定と貧困から就業もままならなかったことが伺える。 そこに見えない父親……男の影は、おそらくどれもクズのような男のようだ。 妊娠が発覚した夜、彼女が見る掲示板には児童虐待したある母親への暴言がある。 「育てられないのに妊娠するな」は結局のところ、乱交を望む“男性的な”視点に過ぎず、子供の時に得られなかった愛を、その形を証明したかった“女性的な”価値観を知らない人間の詭弁だ。 シングルマザーが「愛してるよ」と泣きながら繰り返す言葉は、自分なのか、子供たちに向けられたものなのか…… 私は両方だと思っている。 興味深いのは当人の視点が端的にあること。以前の担当者から栗橋のように理詰め、正論で問い詰められ、自身の無力感と“攻撃された”という思いに支配されていたであろうことは想像に難くない。 栗橋にも母親との確執があったことをにおわせる巻。

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2019/10/06

栗橋がブチギレた時の金子さんのフォローがよかった。 巻末のQ&Aで半田さんが行っていた「相談者の伴走者」になるには、ハードルが高いな… お母さんの表情や反応、リアリティある。

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2019/06/02
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

すごい話。の回。 親子三代続く、貧困の連鎖・・・ 福祉を受けていても、抜け出せない壁・・・ クールなキャラの栗橋さん(頼りになる)が、 義経さん(空気が読めないのに悩んでる)に気付かされることもある・・・ いいコンビなんだよね。 足りないものを埋め合うって感じで。 そのコンビが組んで、親子の問題にいざ! ってとこで終了してる。 ・・・8巻早く読みたいな。

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2018/12/09

面白いけれども、重たい題材ですね! 今回は母子家庭、それも生活が困窮している世帯のお話なんですけれども…なんというか、現代でもこうした家庭はたくさんあるように思いましたね! この母子家庭が今後どうなっていくのか、注目であります…。 ヽ(・ω・)/ズコー

Posted byブクログ

2018/12/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

「子どもの貧困編」 千奈が声を荒げるというのは、佐野親子に何か感じるものがあったのでしょうか。 生活保護への偏見は、幼少時から教育していくしかないのかも。 いや、5ちゃんねる風な投稿を読んでいる佐野がどう感じていたかを思うとね。

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2018/09/29

新刊が出たので即読み。テーマは「子どもの貧困」。主人公を理性的な栗橋氏にしているので、その問題が更に重くクローズアップされる。世代に渡る貧困の連鎖。関わっている者にも無力感がある事例であるが、関わり続けるしか解決がつかないのか。余韻を残し、次巻に続く。

Posted byブクログ