細田守 ミライをひらく創作のひみつ の商品レビュー

松嶋雅人(著者),細田守

2020/03/21

読了

未来のミライは劇場でみたけど、正直いまいちピンとこなかった作品だった。
「細田守」という名前が先行していたせいか世間の期待も高まっていた。
この本を見つけた時、監督の意図を知りたいと思ったのだ。

テーマは日本絵画とのつながりだったが、自分には日本絵画について学が一切ない。
それでも共通項を見つけた時は感激した。

4歳の少年が色々な経験をして自分の意志で物事を進めていく。
そういう人間の力強さも見た作品だ。

細田監督の経歴を見たが41歳にしてようやく自分の作品を持てたという。世間から見たら遅咲きではあるが芸術家はこれぐらいが一般的なのだろうか。もっと芸術に対する教養を深めたい。