夏井いつきの世界一わかりやすい俳句の授業 の商品レビュー
何年か前にも読んだことがあるが、今年はあらためて俳句に挑戦したいと思ったので再読。 「世界一わかりやすい」「センス0でも作れます!」と謳っているとおり、とてもわかりやすい。 基本の型と手順が記されているので、そのとおりやればとりあえず俳句を作ってみることができる。 何事も勉強は反...
何年か前にも読んだことがあるが、今年はあらためて俳句に挑戦したいと思ったので再読。 「世界一わかりやすい」「センス0でも作れます!」と謳っているとおり、とてもわかりやすい。 基本の型と手順が記されているので、そのとおりやればとりあえず俳句を作ってみることができる。 何事も勉強は反復練習が大事だと思うので、まずはこの本の型と手順に則って、たくさんの俳句を詠んでみたい。
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大変わかりやすい! 作りたくなる! 取り合わせ、ということをそもそも初心者は知らないので、それだけで俳句のイメージが変わる。 鑑賞の方も読みたい。
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いや、ホントにわかりやすいです。 「なんかちょっと俳句詠んでみたいなあ」と思った瞬間におすすめです。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
夏休みに俳句づくりに挑戦しよう。「ブレバト」でおなじみの夏井いつき先生の『世界一わかりやすい俳句の授業』を借りればOK!この本では、俳句をはじめる際にそろえる道具「三種の神器」の説明があります。「ペン(書くもの)」「メモ用紙(書き留めるもの)」ともう一つはなに? ① 体力(たくさん作る) ② 歳時記(季節の言葉) ③ 俳号(ペンネーム) 「夏休み のんびり読むぞ 借りた本」
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「センス0でも、作れます!」の煽り文句に引かれて。 俳句作りってなんとなく、「上から、五、七、五と並べて季語をブチ込むのがセンスの見せ所なんだろう、私には無理、何も思いつかない」と思い込んでいました。 初心者は自己流はダメなのね。 お料理でも、慣れない人ほど、レシピ通りに調味料...
「センス0でも、作れます!」の煽り文句に引かれて。 俳句作りってなんとなく、「上から、五、七、五と並べて季語をブチ込むのがセンスの見せ所なんだろう、私には無理、何も思いつかない」と思い込んでいました。 初心者は自己流はダメなのね。 お料理でも、慣れない人ほど、レシピ通りに調味料を量って、と言うじゃないですか。 尻から俳句とは、目から鱗。 今日からは、俳句のタネを探しながら、張りを持って生活しよう。
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◆型を知って、その手順通りに作る◆ 某番組での夏井先生と生徒のバトルは、皆さんご存知かと思いますが、この本のなかでもその突っ込みは健在です。弟子入りした超真面目な編集者とのやり取りは、俳句を作ることに興味がなくても十分楽しめます。俳句は世界でも「HAIKU」として注目されています...
◆型を知って、その手順通りに作る◆ 某番組での夏井先生と生徒のバトルは、皆さんご存知かと思いますが、この本のなかでもその突っ込みは健在です。弟子入りした超真面目な編集者とのやり取りは、俳句を作ることに興味がなくても十分楽しめます。俳句は世界でも「HAIKU」として注目されていますが、日本が誇る17文字の文学の入門としておススメです。「日々の出来事を俳句のタネとしてとらえると、毎日が楽しくなる」交通事故にあい、救急車を待ちながらも一句。流石です。
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「ことはじめ」よりも実際に作りたいと思っている人向けに書いてある。 流れがわかりやすく、俳号をつけてから型で俳句を作っていくのだけど、これがものすごく簡単で、俳句初心者が抵抗なく作っていけるものになっている。 夏井先生の講座を受けているような感覚で読める。 とにかくたくさん詠むこ...
「ことはじめ」よりも実際に作りたいと思っている人向けに書いてある。 流れがわかりやすく、俳号をつけてから型で俳句を作っていくのだけど、これがものすごく簡単で、俳句初心者が抵抗なく作っていけるものになっている。 夏井先生の講座を受けているような感覚で読める。 とにかくたくさん詠むこと。 実際に作り始めると、俳句を作っていた以前とは、自分の日常との向き合い方が変わったような気がする。 気だるい朝すらも俳句の題材となり、心の特効薬的な役割を果たしている。 初心者あるあるな失敗からもたくさんのことが学べ、自分の俳句の点検にも応用できる。 なるほど、だからこれがダメなんだなぁと納得できる。 そしてさらにステップアップしたい人向けのステージも紹介されていて至れり尽くせりであった。 俳句を作る視点で理解できると、これまでの俳句作品の楽しみ方も理解できる。 新しい世界が広がっていく楽しみができた。
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《頭のなかで「比喩」「見立て」「擬人化」「感想」などに置き換えないで、「観察から得た発見」だけで成立しているでしょ。これが"純粋"な「一物仕立て」の特徴です。まぁ、「小さき」という表現は、ヘタだけどね(笑)》 《「一物仕立て」において、この「類想類句」を避け...
《頭のなかで「比喩」「見立て」「擬人化」「感想」などに置き換えないで、「観察から得た発見」だけで成立しているでしょ。これが"純粋"な「一物仕立て」の特徴です。まぁ、「小さき」という表現は、ヘタだけどね(笑)》 《「一物仕立て」において、この「類想類句」を避けて、「おっ!」と思わせる句を作るためには、①観察力、②根気、③描写力、この三つの力が必要になります。季語と向き合うなかで、この三つの力がそろうと、リアリティーとオリジナリティーを獲得することができて、いい「一物仕立て」の句になるの。》 ・季語の「本意」をつかむ ・意味の重複を避ける ・五感+第六感(連想)を複数盛り込む 《柔道や剣道のように型があり、職人さんが弟子に伝えていくように技法を学ぶのが俳句という文芸。まずは先達のいうことを聞いて、その通りに素直にやってみる。長年培ってきた定石や技術を謙虚に知ろうとする。その学びが俳人としての土台となり地力となっていくのだと、あらためて認識しました。》
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