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おとうさんとぼく の商品レビュー

4.3

11件のお客様レビュー

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2024/10/19

作者のその後、ケストナーによる文と合わせて力を発揮する本書。 優しくも厳しく、ユーモアあふれるこのパパさんを激しい力で押し流していった戦争。

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2023/09/09

子ども心を忘れないお父さん。その辺にもいそうな親子についクスッと笑えてしまう。 歴史的背後を考えて読むのも面白いのですが、疲れている時にちょっとページをパラパラめくるだけでも読めるので、気楽に楽しんで欲しい本。

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2023/07/05

作者は児童文学者ケストナーの友人。ナチス政権下、父と子のほのぼのとした日常を描く、コマ漫画です。でも、作品のテーマはユーモアとも言えます。N

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2023/01/02

言葉のない、絵だけの漫画。いつも子供に寄り添う、子供のようなお父さんが可愛くて素敵。そんなほのぼのした漫画の裏にはケストナーと仲が良かった作者の、体制と戦う強い力と家族への愛があったと知る。 しかしそんな事を知らずに読めば、本当に微笑ましい可愛らしい漫画であり、新聞連載らしい簡潔...

言葉のない、絵だけの漫画。いつも子供に寄り添う、子供のようなお父さんが可愛くて素敵。そんなほのぼのした漫画の裏にはケストナーと仲が良かった作者の、体制と戦う強い力と家族への愛があったと知る。 しかしそんな事を知らずに読めば、本当に微笑ましい可愛らしい漫画であり、新聞連載らしい簡潔さで読みやすい。 出会えて良かったと思える素敵な漫画でした。(AU)

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2022/07/16

最初表紙を見た時、「長そうな本だな〜。」と思いましたが、開いてみたらほぼ全て絵だったのでびっくりしました。 ヤンチャで、少し子供っぽいお父さんと可愛い僕の漫才のようなのがとても面白かったです。 途中に言葉も少し入っているので、そこも面白さの1つです。 絵が丸くて、シンプルな絵なの...

最初表紙を見た時、「長そうな本だな〜。」と思いましたが、開いてみたらほぼ全て絵だったのでびっくりしました。 ヤンチャで、少し子供っぽいお父さんと可愛い僕の漫才のようなのがとても面白かったです。 途中に言葉も少し入っているので、そこも面白さの1つです。 絵が丸くて、シンプルな絵なので、読みやすいです。 こんな毎日だったら楽しいだろうなと思う場面もあって、読んでて楽しいです。

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2022/04/06

なつかしの「おとうさんとぼく」。私が読んだのは古い上下巻に分かれたものでしたが、今は1冊にまとめられているようです。 マンガ好き、トムとジェリー好きの小2男子にヒットしました!

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2020/11/23

第二次世界大戦の最中、ドイツで大人気だった、子煩悩なおとうさんとやんちゃで愛くるしいぼくのお話です。日本でいう「サザエさん」みたいで、ほのぼのとした日常にクスッと笑顔になれます。

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2020/11/03

2020.8 ユーモアあふれるおとうさんとぼく。おとうさんも時々ぼくの目線に、というかぼくより夢中になって遊んでいるのが楽しくて素敵でぐっとくる。サザエさんのエンディングを見ているような幸福感。が、実は戦争が近づくドイツで描かれたと知る。ここにある親子の姿が本来の人間の姿。人間的...

2020.8 ユーモアあふれるおとうさんとぼく。おとうさんも時々ぼくの目線に、というかぼくより夢中になって遊んでいるのが楽しくて素敵でぐっとくる。サザエさんのエンディングを見ているような幸福感。が、実は戦争が近づくドイツで描かれたと知る。ここにある親子の姿が本来の人間の姿。人間的な人間。願い。ケストナーと友人だったと知り、確かに根底にあるものや見ている方向が同じような気がした。子どもにとっていつもどこか近くにいてくれて頼りになる楽しい大人でいたい。

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2020/03/29

父と息子の明るくおもしろい物語。セリフはなし。絵だけで進むストーリー。小さい子だって楽しめる1冊。 ただ私は小さかった頃の自分と父そして母との楽しかった日々を思い出し、なんだか泣けてしまった。出来ることなら幼かったあの頃に戻りたい。ずっとお父さん、お母さんの庇護の下で暮らしたい...

父と息子の明るくおもしろい物語。セリフはなし。絵だけで進むストーリー。小さい子だって楽しめる1冊。 ただ私は小さかった頃の自分と父そして母との楽しかった日々を思い出し、なんだか泣けてしまった。出来ることなら幼かったあの頃に戻りたい。ずっとお父さん、お母さんの庇護の下で暮らしたい、そう思わせられた。とにかく親子は最強のバディだ。 巻末の上田真而子さんの解説と、ケストナーのエッセイからは、この物語の作者であるe.o.プラウエンの生涯とその結末を知ることが出来、さらに涙を止めることが出来なかった。

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2019/02/19

戦前の、しかもナチスドイツ政権下の作品とは思えないほどユーモアに溢れています。今の日本人でも概ね理解できます。作者の自殺が残念…とはいえ、ナチス下の裁判にかけられれば死刑は免れ得なかったでしょうが。

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