むすびつき の商品レビュー
「昔会った人」 過去の話をしていた。 偶然が重なったから助かったとはいえ、貧乏神である自分をいいように言われたら苦笑いしかないだろ。 完全に相手を殲滅したか確認するまで、何があっても油断はしてはいけないだろうな。 「ひと月半」 死んで帰ってきたが。 何かがあって姿が変わってしま...
「昔会った人」 過去の話をしていた。 偶然が重なったから助かったとはいえ、貧乏神である自分をいいように言われたら苦笑いしかないだろ。 完全に相手を殲滅したか確認するまで、何があっても油断はしてはいけないだろうな。 「ひと月半」 死んで帰ってきたが。 何かがあって姿が変わってしまったというのであれば、何よりも先に傍にいる者に声をかけていただろ。 始めから信用しておらず、疑いの眼差しで見ていたからこそ違うと分かったのだろう。 「むすびつき」 生まれ変わった姿は。 どれが価値あるものなのか知っていたからこそ、買い取るに相応しいタイミングで声をかけたのだろう。 何をしている時に亡くなったのかが分かっていれば、すぐに見つけれていただろうな。 「くわれる」 連れ拐われたけれど。 か弱い女の子を選んだつもりでいたのであれば、下手な男よりも強いと知った時の恐怖は大きいだろう。 一枚の紙で脅迫したつもりが、そこから全てを読み解かれるなんて甘すぎるものだな。 「こわいものなし」 転生を信じていたが。 思い通りのものになれているのかは不明だが、こんな頻度で生まれ変わっていたら有り難みがないだろ。 妖がいると分かっても怖がることがなく、むしろ喜ぶなんて変わり者であっただろう。
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むすびつき 畠中恵 しゃばけシリーズ⑰ ∞-———————∞ 全体的に生まれ変わりの話。輪廻転生って本当にあるのか分からないけど、私はあると嬉しいなと思う。妖たちは長く生きてるので、いつかの若だんなと会っているって思いたい気持ちは分かる。 -むすびつき- 蒼玉の付喪神から金次の昔話へ。金次は貧乏神で怖い存在のはずなのに、ちょっとお人好しで良い人なんだよねぇ。蒼玉によると?その時に出会った恩人若長の生まれ変わりが若だんなのよう。 -ひと月半- 長崎屋に3人の死神現る。箱根に養生に行ったはずの若だんなは死に、それぞれが自分が生まれ変わりだという。偽物は分かったけど、いざこざをまとめたのは、やっぱり先に帰ってきた仁吉。 -むすびつき- 鈴彦姫は神社の本坪鈴の付喪神。その神社が貧乏すぎて鈴を含めた全てを売り払うことに?鈴彦姫って若旦那のこと好きすぎる。 -くわれる- 若さんに会いに来た悪鬼だが、それは300年前の若だんな。人を喰う悪鬼に惚れちゃう栄吉。 栄吉の甘辛味噌団子はどうやって生まれたか。 -こわいものなし- 猫又や妖の存在を知り、転生の存在も知り、生まれ変われるなら、何をやっても怖くないという夕助はあっけなく死んでしまう。転生ができてもそれが人とは限らない。 2025/09/11 読了(図書館)
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自称「若だんなの生まれ変わり」な死神が三人も長崎屋に乗り込んでくる展開に驚いた…死神まで常連さんなのか長崎屋…(笑)妖たちが過去に出会った前世の若旦那“かもしれない”人間とのお話には切なさがある。人はいずれ死ぬからかこそ、一回一回の出会いを大切にしたいなと思った。
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<目次> 略 <内容> 今回のテーマは「生まれ変わり」。若旦那の何代も前の「若長」が出てきたり、若旦那が死んだと死神(とのそのニセモノ)が出てきたり、付喪神の「鈴彦姫」が自分の本体のいる神社のいわくについての物語や悪鬼が若旦那と結婚すると言ったり、最後は輪廻転生を願う「人」と大物主神のお話まで。今回はテーマと各回のお話がうまくかみ合っているようだ。面白かった。
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仁吉の「この文の主、馬鹿なんですかね。栄吉さんから作り方を奪って、同じ味のあられや味噌団子を売り出したら、誰が人さらいかわかってしまうでしょうに。」に爆笑。何度も読み返して笑ってしまった。 若だんなが、村長やお寺の御坊から生まれ変わっていて、貧乏神や悪鬼に縁があった、というのは興味深い。 「肉体」としてはおぎんさまの妖の血をひきつつ、「魂」はこれまでの縁を持ち続け、「肉体」と「魂」が、「妖」というつながりを持ってこの世に命として生じる、というのが奥が深い。 全てを捨ててもいいほどの出会いを願っていた若だんなは今、ずっと一緒にいたいと思い、生まれ変わってもずっといたいと思う妖達がいるんだと思うと、胸にくる。
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長崎屋の離れの妖たちがなぜ若だんなにひきつけられるのか。前世との結びつきに関連があったとは。 もみじと青刃のその後が気になるが。 表紙のイラストは可愛くていつも眺めてしまうが、今回何のことだろうと思ったら、夕助のことだったのかとわかった時はなるほどーと思った。
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気に入ったセリフ 「強い立場を得たからといって、そのものが偉くなったわけではない。何度も言っているのに、人は簡単にそのことを忘れてしまう」(寛朝さま)
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昔会った人/ひと月半/むすびつき/くわれる/こわいものなし もう20年になるのか。。相変わらずの世界のなかで、読み手としてももうさほど変化を求めてはおらず、なんかやさしいものに触れたい気持ちのときに手にとりたくなるしゃばけシリーズ。 この1冊はなんだか“転生、生まれ変わり”みた...
昔会った人/ひと月半/むすびつき/くわれる/こわいものなし もう20年になるのか。。相変わらずの世界のなかで、読み手としてももうさほど変化を求めてはおらず、なんかやさしいものに触れたい気持ちのときに手にとりたくなるしゃばけシリーズ。 この1冊はなんだか“転生、生まれ変わり”みたいなことがキーワードだったなあという読後感。 鬼のもみじさんはまた出てきてほしいキャラだった。親御さんまで出てきてほしかった。 安定のほんわかシリーズvol18。
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毎年、お正月が終わるころに読んでいるのだけど、なぜか今回はお盆の前に読むことになりました。 あの世界に遊びに行くのに、お盆もよいです。 今回は前世の話ということだけど、誰それの前世がどんなんでって話は控えめで、いろんな角度で生まれ変わりを扱うお話が中心でよかったです。 あの世...
毎年、お正月が終わるころに読んでいるのだけど、なぜか今回はお盆の前に読むことになりました。 あの世界に遊びに行くのに、お盆もよいです。 今回は前世の話ということだけど、誰それの前世がどんなんでって話は控えめで、いろんな角度で生まれ変わりを扱うお話が中心でよかったです。 あの世界は、あの世界のまま、あるのが好きです。
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しゃばけシリーズ、17作目。 今回は生まれ変わり、輪廻転生にまつわるお話。若旦那と兄やや妖したちとの間の前世や後世での関わり合いをもう少しドラマチックにガッツリ読めるのかしら、なんて勝手に期待していた分、ちょっと肩透かしを食らった気分。とは言いつつ、相変わらずの妖したちの可愛さ...
しゃばけシリーズ、17作目。 今回は生まれ変わり、輪廻転生にまつわるお話。若旦那と兄やや妖したちとの間の前世や後世での関わり合いをもう少しドラマチックにガッツリ読めるのかしら、なんて勝手に期待していた分、ちょっと肩透かしを食らった気分。とは言いつつ、相変わらずの妖したちの可愛さでほっこりできるし、あまり若だんなに危機が迫らない分、安心して読めます。可愛らしい妖したちに対して、神様たちは意外とドライで人間的な配慮がないのが面白いところでもあるし、怖いところかも。
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