グスタフ・クリムトの世界 の商品レビュー
クリムトはポスターが好き。それ以外の絵はそんなに好きではない。 でもこの本はどの絵も魅力があるように見える。紙質が柔らかいからツルツルしたものより、優しく見えるのかもしれない。
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ボリュームがすごい こんなタッチの絵も描いてたんだっていう新たな発見も多かったし歴史も感じました。 見てるだけで満足できる
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これほどの数のクリムトの作品を見たのは初めて。接吻やユディトなど金色の絵はよく見ていたが、その他の多彩な作品(個人的には風景画)にそれらとは違った魅力を感じ改めて惹かれた。印刷が美しく、質感まで伝わってくる。作品が大きく掲載されているので存分に鑑賞できる。
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借りたもの。 クリムトの画業、彼が関わった舞台装飾からウィーン分離派での活動、印象派のような風景画や、蠱惑的なデッサン、グラフィックまで網羅した一冊。 クリムトの特徴的な文様、イコノロジー(図像)、モダンなファッションなど、様々な切り口からその魅力を分析する。 後半にはクリムトの...
借りたもの。 クリムトの画業、彼が関わった舞台装飾からウィーン分離派での活動、印象派のような風景画や、蠱惑的なデッサン、グラフィックまで網羅した一冊。 クリムトの特徴的な文様、イコノロジー(図像)、モダンなファッションなど、様々な切り口からその魅力を分析する。 後半にはクリムトの後輩にあたるシーレらの作品、ウィーン工房の総合芸術への軌跡も紹介。 世紀末の〈全体芸術〉を求める時代精神に合わせて、クリムトは積極的に画風を変え、試み、実現していったことを伺わせる。 代名詞のような金装飾が施された幻想美術に留まらず、印象派のような描き方、風景画を描き、シーレなど若者に刺激を受けた作風のものなど、クリムトが時代の空気を敏感に感じ取り、己がものにしていったかを垣間見る。その中にジャポニズムもある。同時に、ジャポニズムが全てではない。 解説文の内容も充実しているし、本の装丁もクリムトに合わせたデザインで、眺めているだけでも飽きない。素晴らしき一冊。 著者の文章も興味深い。感性が鋭く、表面的な解説だけでなく絵から受けた印象も併せて書かれている。
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クリムトの画集を探し、一番好みな感じだったので購入。 海野弘さんの著書で、出版社がパイインターナショナルの本はこれで3冊目。ウィリアムモリスに関する著書と、ヨーロッパの装飾についての著書と。どれもデザインが良くて眼福。その割にお値段はお手頃。すっかり海野さんとパイインターナショナ...
クリムトの画集を探し、一番好みな感じだったので購入。 海野弘さんの著書で、出版社がパイインターナショナルの本はこれで3冊目。ウィリアムモリスに関する著書と、ヨーロッパの装飾についての著書と。どれもデザインが良くて眼福。その割にお値段はお手頃。すっかり海野さんとパイインターナショナルの虜になりました。 中身はというと、沢山の絵があり、解説もくどくなくて、すっと入ってくる感じです。クリムトの大作は、ページが折り込んであって、壮大な大きさがイメージできます。 サイドテーブルにこの本を何気なく置いていますが、絵になっています。 中身もいいし、デザインもいいので、本棚になおすと、目立ちます。 また、海野さんとパイインターナショナルの本の購入を考えています。
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読了。解説つきの画集。クリムトを扱った本らしく金色を多用した豪華な装丁で400ページ弱もあるのに3200円というのはかなりのコストパフォーマンス。掲載されている作品の点数も多く、解説は多過ぎずとにかく絵を見せてくれる構成もうれしい。 クリムトの作品はウィーンでそれなりの点数を見て...
読了。解説つきの画集。クリムトを扱った本らしく金色を多用した豪華な装丁で400ページ弱もあるのに3200円というのはかなりのコストパフォーマンス。掲載されている作品の点数も多く、解説は多過ぎずとにかく絵を見せてくれる構成もうれしい。 クリムトの作品はウィーンでそれなりの点数を見てるが、こんなに風景画を描いていたとは知らなかったし、どれも素晴らしかった。実物を見てみたいものだが、個人蔵とかが多く、ウィーンに行ったから見られるものでもなさそうだ。 この本に掲載されている作品の中では、「エミーリエ・フレーゲの肖像」が気にいった。モデルのエミーリエは気に入らずに売ってしまったらしいが…。ネットの画像検索でも作品は見られるが、この本の方が発色もよく、手もとに置いておきたい本である。
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