MORI Magazine(2) の商品レビュー
他にも小説や実用書を並行して読んでると、森博嗣さんのエッセイは読んだ瞬間から現実に戻ってこれるような文体になっている。 小説ではその世界に、実用書もその雰囲気に流されやすいし影響を受けやすい人間なので、地に足が着く感覚にすぐ戻ってこれるのは大変有難い。 森博嗣さんのエッセイには、...
他にも小説や実用書を並行して読んでると、森博嗣さんのエッセイは読んだ瞬間から現実に戻ってこれるような文体になっている。 小説ではその世界に、実用書もその雰囲気に流されやすいし影響を受けやすい人間なので、地に足が着く感覚にすぐ戻ってこれるのは大変有難い。 森博嗣さんのエッセイには、自分には無い価値観を知るためだけじゃなく、意識を現実に戻してくれる作用がある。 前回の1に比べるとそこまで刺さったことは少ないけれど、生活のシンプルさには羨ましいと感じた。まだまだ余計なものだらけの毎日なので、いらないと思ったものを切り捨てていけるその力が羨ましい。 それと、常にベストコンディションでなければならないという強迫観念があったので、痛くても眠くても楽しく生きることはできると読んでハッとした。そうなんだ、どこか欠けていてもそれが楽しくない理由にはならないんだ。
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創作とエッセィの面白さ、いいとこどり! 第2弾では書き下ろしショートショートだけでなく星座占い(! ?)も追加! パワーアップした森博嗣の想像力が縦横無尽に駆け回る! あのニュースの感想が変わる!2017年を振り返る。巻末付録:2018年の運勢付き。
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雑誌。エッセイ。シリーズ2作目。 巻頭挨拶からキレッキレ。 大衆受けは狙わず、熱心な森博嗣さんマニア専用の一冊。 人生相談のコーナーが好き。良いことを言っているような、全く答えになっていないような…。森博嗣さんの影響受けてるな〜、という相談もあったりして面白い。
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雑駁な独り言集.人生の無駄な行為の上澄み部分をまとめ,意義を求める資本主義者達へアンチテーゼを突きつける(ぐらいしか価値はないかな).それにしてはかなり手間が掛かっているけれど.
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表紙だけですでに楽しくなってにこにこしてました。まさか巻末に運勢のコーナーがついてくるとは思わなかった(笑)。そうそう、創作って楽しいものなんだよ、ということを改めて感じました。
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雑誌というmagazineという形式にとらわれず、社会の時事ネタや、質問に答える型で読む本。森氏の世の中への鋭い眼、時にハッとする、何か気がつかない裏側に手を差し伸べるような、でもホントにくだらないような。 日本人は国を当たり前のものだと思っている。とか、文章で考えると、つまらな...
雑誌というmagazineという形式にとらわれず、社会の時事ネタや、質問に答える型で読む本。森氏の世の中への鋭い眼、時にハッとする、何か気がつかない裏側に手を差し伸べるような、でもホントにくだらないような。 日本人は国を当たり前のものだと思っている。とか、文章で考えると、つまらない物語になるから、映像的な物語から先に来る。書く前のイメージが大事。 近頃の森博嗣、2017年の仕事は面白い。流石に短い文章ですぱっと読者を読ませる。小説の仕事は毎日1時間と決めている。しなくてもよいことを探して、しないようにした。好きなことは工作と勉強。いろいろあるが捨てたと。フェイスブックもラインも捨てた。 そこまで研ぎ澄まし、文章を紡ぐ。人生よ貯金で生きているんだろう。 すべてがFになるの衝撃を改めて思い出した。情熱と小説の相関関係。
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前回も思ったけど、これは何なんだ!森先生お得意のエッセィを、見せ方を変えて楽しくしよう、ということなのだろうか。 深いのか深くないのかよくわからない。つっこみを入れながら読むのが良い読み方だと思う。
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森マガジン第二弾。 内容は前回と同じ。一番の見物(読み物?)は、橋フォーリンダウンと、3人の森博嗣の対談。 アグネス東別府さんも、森博嗣のあしらい方がうまくなってきたきがする。
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