ブルーハワイ の商品レビュー
日常のちょっとした出来事の短編集でアンニュイな感じ。起承転結がはっきりしてる方が好きなので合わなかったかも。。。
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なんかモヤっとした話が多かった、ホントはどうだったの?みたいな。 表題となっているハワイに行き損ねた話、はっきりしない元教師にちょっとイラッとしながら読み進めたが、結果、ハワイへ行かずに教師の道へ戻る決意をしたようで、この結論はホッとした。
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基本的に、「面倒くさい」人たちの物語だ(主人公も含め)。 こんな人たちが身近にいたらうんざりだな、と思いつつ、読むことをやめられない。 その磁力の正体がわからないまま、また手を出してページをめくり、イライラし、ある種の欲求が満たされるという、不思議な読了感。
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「ブルーハワイ」「辰年」「聖ミクラ―シュの日」「わかれ道」「山の上の春子」 「わたしのおばあちゃん」独立した6話の短編が収録されています。 ポップな表紙やタイトルから明るい物語を想像していましたが、全体的に漂っているのは孤独、厭世感、虚無感、悲観と言った負の感情です。 教師と...
「ブルーハワイ」「辰年」「聖ミクラ―シュの日」「わかれ道」「山の上の春子」 「わたしのおばあちゃん」独立した6話の短編が収録されています。 ポップな表紙やタイトルから明るい物語を想像していましたが、全体的に漂っているのは孤独、厭世感、虚無感、悲観と言った負の感情です。 教師と教え子、親子・姉妹、女友達、いとこ、祖母と自分 近しい位置にいながらも決して良好な関係ではなくギスギスしていたり、寂しかったり、そんな満たされない気持ちが随所に散りばめられています。 独特な雰囲気が漂う作品集。
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読んだことのない そういう本 この人だけの本、文章、出来事 全て事実で、実際に起きたことのように でもあり得なくて、あり得た気もして そうやって私がどう推し量っても見えてこない、この世界のどこかに生きてる人間たちのお話を 見せてもらいました
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かわいい表紙に惹かれて読んでみたが、はじめの1章だけ読んでよく分からずやめてしまった。 表紙がハワイだから、なんとなくハワイの気分というな、もうちょっとポジティブな気分で読んでしまって、そのちぐはぐな感じに馴染めなかった。
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キャッチコピーの「みんながみんな、それぞれのことに夢中だ」、そのとおり、そのままを描いた本だと思った。 どこか気怠げでやるせなくて、自分勝手な思考にまみれている人間の当たり前の心の中を見事に描写している。日常のなかにありそうでないような、独特な世界が見事なほどに描かれていて痺れ...
キャッチコピーの「みんながみんな、それぞれのことに夢中だ」、そのとおり、そのままを描いた本だと思った。 どこか気怠げでやるせなくて、自分勝手な思考にまみれている人間の当たり前の心の中を見事に描写している。日常のなかにありそうでないような、独特な世界が見事なほどに描かれていて痺れた。 でもきっと、今の年齢で読んだからこそこの本の良さはわかるんだろうなと思う。出版当初だったらわからなかっただろうな。
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ままならないの大群、去来。 なのに読んでしまう。こわいこわい。 何よりこわいのは、他者からの無意識の礫か。
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読了の数日後、近所を散歩したときに「薬袋」の表札を見つけた。 読み方を知っていることを夫に自慢した初夏の夕暮れの思い出。
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題名や表紙から軽くて明るい内容を想像したが、中身は対照的に暗めでなんともすっきりしないものだった。 人間関係に悩みを抱える主人公の周りに、決して日常的とは言えない出来事が起きて主人公は翻弄されるが、主人公の悩みが解決される訳ではない。今読んだのは何だったんだろうと思う、不思議な...
題名や表紙から軽くて明るい内容を想像したが、中身は対照的に暗めでなんともすっきりしないものだった。 人間関係に悩みを抱える主人公の周りに、決して日常的とは言えない出来事が起きて主人公は翻弄されるが、主人公の悩みが解決される訳ではない。今読んだのは何だったんだろうと思う、不思議な読後感が残される。
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