浜村渚の計算ノート(8と1/2さつめ) の商品レビュー
『悪魔の手毬唄』だね(笑)。武藤と渚が、別々の時間軸での潜入捜査を余儀なくされる面白さ。方程式や行列式を扱う前に、つるかめ算で数学的思考の基礎を養うことが大切なのだ。奥深いな~。物語の舞台である家屋には、円に外接する六角形に関する定理を応用した謎解きが用意されており、一冊で二度お...
『悪魔の手毬唄』だね(笑)。武藤と渚が、別々の時間軸での潜入捜査を余儀なくされる面白さ。方程式や行列式を扱う前に、つるかめ算で数学的思考の基礎を養うことが大切なのだ。奥深いな~。物語の舞台である家屋には、円に外接する六角形に関する定理を応用した謎解きが用意されており、一冊で二度おいしい作品だった。
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鶴亀算がテーマで思わず懐かしい!って思ってしまった。後書きにもあったけれど、私も塾で教えていたことがあったから「方程式を使うと死ぬ村」という設定のところ思わず笑ってしまった。そうだよなぁ。つるかめ算より連立方程式の方が段違いで計算早いもんなぁと思いながらも、つるかめ算の方が数の本質をじっくり捉えられるという一言に合点が言った。中学受験算数とかも楽しそうだなって思えてきた。
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偶然の出会いを利用し。 既に犯行を始めていた時に、自身のアリバイを証明する者が現れるなんて運が良すぎるな。 演技がうまかったからこそ、時間軸がずれたまま過ぎていき簡単に逮捕できたのかもしれない。
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渚シリーズ2冊目の長編。 おそらく横溝正史的な因習残る村を狙ってるんだけど、そこは渚シリーズなので、みんな数学的に変で全然怖さはない。プロットはなかなか複雑で、最後まで読んだ後にもう1度読み返すのも面白いかも。
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「1/2さつめ」なので、今回は番外編! 私は普段ミステリはあまり読まないので、長編でしっかりミステリをやられてしまうと、簡単に引っかかってしまう・・・(笑)。 タネが明かされてしまえば「そんなことか」と思ってしまうような仕掛けが多いため、ミステリ慣れしている人には物足りないかもし...
「1/2さつめ」なので、今回は番外編! 私は普段ミステリはあまり読まないので、長編でしっかりミステリをやられてしまうと、簡単に引っかかってしまう・・・(笑)。 タネが明かされてしまえば「そんなことか」と思ってしまうような仕掛けが多いため、ミステリ慣れしている人には物足りないかもしれないが、私は結構楽しめた。 でも、列太郎が遺産目当てというのは、納得できないというか、不可解に思った。 彼は遺産を受け取る権利がそもそもないのでは? まあ、こじつけはできるから破綻はしていないが。 それと、黒い三角定規がほとんど関係していないことと、物語における数学の存在感が薄いこと、それによって渚の出番が少ないことも気になった。 ミステリとしては面白いのだが、シリーズとしては少し外れている。 だから番外編なのだということかもしれないが、「3と1/2さつめ」はミステリとしてもシリーズのストーリーとしても面白かったので、そのレベルを期待してしまう。 物語も佳境なので、ここからどう盛り上げていってくれるのか期待。
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本編の進行(黒い三角定規の捜査)からちょっと離れた、番外編 タイトルの通り、方程式を使わずにつるかめ算を使わねばならない状況での数学知識の物語 最後にちょっとだけ、つるかめ算以外の数学小話がでてくる。 う~ん、作者のやりたいことはとてもわかりやすいが、 ちょっと物語全般が暗いかな...
本編の進行(黒い三角定規の捜査)からちょっと離れた、番外編 タイトルの通り、方程式を使わずにつるかめ算を使わねばならない状況での数学知識の物語 最後にちょっとだけ、つるかめ算以外の数学小話がでてくる。 う~ん、作者のやりたいことはとてもわかりやすいが、 ちょっと物語全般が暗いかな。この辺、浜村渚があまり、出てこないストーリー展開と閉鎖された空間、葬式などが続いてしまうので、普段よりも暗い印象を受けた(それでも、純粋なミステリーやサスペンスよりも明るいけど) 浜村渚の活躍が見たい人にはちょっと、物足りないかも 一冊でまとまった話を扱うので、読んでいくうちにオチが読めた場合に、答え合わせまでが長いかな。 とはいえ、なぜ方程式ではなく、つるかめ算なのかがちょっとよわかった。
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シリーズ初の愛憎どろどろ、童謡見立て連続殺人、ということで。 本格推理小説では大好きなネタですが、いかんせん、渚ちゃんとはテイストが合わない…
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いつもよりミステリ要素強めなエピソードでした。今になって考えると、小学生の頃は謎ルールによく縛られていたんだなと思います。「方程式を使ってはいけません」、そんな縛りの下で教えられる自信はないなあ。算数の教科書とか、今読んでみると案外面白いのかもしれませんね。
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■方程式を使ったら、死ぬ 警視庁の武藤は、群馬の大地主の血を引く亀倉行俊の葬式に潜入した。彼の家から、黒い三角定規との繋がりを暗示するものが見つかったからだ。かて行俊の祖先は鶴亀と名乗っていたが、莫大な財産をめぐる相続問題により、「鶴ノ森家」と「亀倉家」に分裂していた。二つの家...
■方程式を使ったら、死ぬ 警視庁の武藤は、群馬の大地主の血を引く亀倉行俊の葬式に潜入した。彼の家から、黒い三角定規との繋がりを暗示するものが見つかったからだ。かて行俊の祖先は鶴亀と名乗っていたが、莫大な財産をめぐる相続問題により、「鶴ノ森家」と「亀倉家」に分裂していた。二つの家に隠された秘密ととは――。血なまぐさい事件が、浜村渚によって数学的解決をみる!
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このシリーズは、娘が中学の頃、一緒に読み始めました。 数学の難しいことをわかりやすく書いてくれています。 読むのは今は私だけ。 3と1/2さつめ もあったので、これは10冊目になります。 つるかめ家の一族 という副題のとおり、方程式がNGの設定。 小学生では方程式を習わない⇒≒使ってはいけない ので、塾講師時代に苦心したことから発想した「方程式を使うと死ぬ村」を舞台に 数え歌もプラスして ステリー仕立てになっている番外編です。 ちょっとこんがらがってしまいました。 ミスリードされているので仕方ないですね。 そして、方程式より気になるのが、私にとって鬼門の行列! それにしても P48 の2行目の式が??? ミスプリなのかな? 変だとは思うけど、正しくはどうなのかまではわからないので 今大学生の子どもに聞いたら、「何これ?」と逆に聞かれてしまいました。 今は、高校で行列を習わないらしいです。
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