ミダスの河 名探偵・浅見光彦VS.天才・天地龍之介 の商品レビュー
天地龍之介シリーズも浅見光彦シリーズも、何年も前に読んだ作品ですが、すんなりと作品に入り込めました。浅見さんに関しては、作者も違いますが特に違和感は感じませんでした。まぁ読んでから、年月が経っているからかもしれませんが、、、 文章も多いですが、私はそんなに苦にならずに読めました。
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VSというより共闘していました。何冊か浅見光彦を読んだことがありますが、龍之介シリーズを知らなかったため、本家かと思うくらい浅見光彦が活躍している印象でした。 移植、ドナー誘拐、歴史と内容が詰まっていました。
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549ページの分量だったが、かなりすらすらと読めた.浅見光彦と天地龍之介が推理能力を十二分に発揮して、難事件の真相を解明する物語だが、歴史を感じる甲府を舞台に繰り広げられる壮大な展開が楽しめた.砂金を取るイベントの最中に起こった殺人事件を当初は龍之介らが調べていたが、光彦の調査と...
549ページの分量だったが、かなりすらすらと読めた.浅見光彦と天地龍之介が推理能力を十二分に発揮して、難事件の真相を解明する物語だが、歴史を感じる甲府を舞台に繰り広げられる壮大な展開が楽しめた.砂金を取るイベントの最中に起こった殺人事件を当初は龍之介らが調べていたが、光彦の調査と合同して話が展開する.小津野陵は事件の場所を拠点とする財閥の会長だが、周りの人たちが事件の解明に動いている.上園望美がドナーとして山内美結への移植を実施するべく、コーディネーターの原口茜が画策してきたが、望美が失踪する.首謀者はひとしだが、望美が陵の娘だと主張して対立する.最初の殺人事件の被害者 阿波野の状況を警察が調べる中で、以前に失踪した瀧満紀との関係が明らかになる.光彦と龍之介が犯人追求をする場面 第9章が圧巻だ.警察があまりしゃしゃり出ないの良い.想像と物証をうまく絡めて、真相を解き明かす過程が楽しめた.
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内田康夫財団公認で浅見光彦登場。久々の浅見さんの新作って感じで楽しかった。しかし長い話。内田さんも長い話はいくらでも書いておられたが、この話は結構疲れた。もう少しまとめて欲しいものだ
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著者のシリーズ名探偵の一人である天地龍之介と、内田康夫の浅見光彦が共演。タイトルは”VS”だが対決するわけではなく、二人の名探偵がそれぞれ別の事件を追ううちに流れが一つになって共闘する話である。 殺人と誘拐事件が一つになり、背景に武田信玄の埋蔵金伝説という盛りだくさんな内容で読み...
著者のシリーズ名探偵の一人である天地龍之介と、内田康夫の浅見光彦が共演。タイトルは”VS”だが対決するわけではなく、二人の名探偵がそれぞれ別の事件を追ううちに流れが一つになって共闘する話である。 殺人と誘拐事件が一つになり、背景に武田信玄の埋蔵金伝説という盛りだくさんな内容で読み応えがあったが、中盤をもう少しすっきりした方が読みやすかったかも。 しかしなぜこの二人のコラボになったのか、著者あとがきが欲しかった。
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天地さんのほうは知らなかったのですが光彦さんに会えると思って読みました。 思った以上に「光彦さん」でよかった(^^♪ ただ話が壮大すぎて、ちょっとついていけない部分がありました。 「vs」てタイトルもどうなの?て感じです。別に戦ってないし、むしろ協力して事件解決してましたよ。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
浅見光彦は知っていたが、天地龍之介は所見。 この作者の創作キャラですでにシリーズもあるよう。 内容は幾重にも凝ったストーリーで、殺人、誘拐、密室、武田信玄由来の秘宝…と内容は盛り沢山。 二人も探偵がいるのに、それぞれの見せ場もしっかりと作ってあり、ページ数も多くて読みごたえがあった。作者の物語の構成力はスゴイ。 しかし一方で、本筋に関係のない話が多すぎするし、同じく全く事件に絡まない不要なキャラも多すぎる。もっと整理した方が事件に集中できてよかったのでは? 作者の筆力は高いとは思うが、どこか古色蒼然とした文章とばら撒き過ぎたキャラに魅力がないのが残念。
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なんと天地龍之介と浅見光彦がコラボ! ……でも「VS」って、なにも対決することはないよねえ(笑)。むしろ共闘といえるかも。 殺人事件と、移植ドナーの誘拐事件。一見繋がりのなさそうな二つの事件をそれぞれに調べていた二人がやがて出会い、ともに謎に立ち向かう姿はどちらのシリーズのファン...
なんと天地龍之介と浅見光彦がコラボ! ……でも「VS」って、なにも対決することはないよねえ(笑)。むしろ共闘といえるかも。 殺人事件と、移植ドナーの誘拐事件。一見繋がりのなさそうな二つの事件をそれぞれに調べていた二人がやがて出会い、ともに謎に立ち向かう姿はどちらのシリーズのファンにとってもわくわくできるし、また読んでいないならそれはそれでシリーズを読みたくなります。ちなみに私は浅見光彦シリーズが未読なので、気になる部分がいっぱいありました。たぶん、シリーズファンにはなおさら楽しめるんだろうなあ、と思えます。 事件の謎と歴史ロマンも絡めた隠し財産の謎、さまざまな要素をちりばめた読み応えのある作品です。個人的には最後の事件の真相にあっと言わされました。これは思いもよらなかった。
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