河合克敏本 の商品レビュー

河合克敏(著者)

2018/07/21

漫画家本第五弾。とはいえ、所持している作家さんだけ買おうと思っているので、個人的には第三弾。
巻頭の上條淳士の序文がすべてを言い表しているんじゃないか、と思う。さすが師匠。
少年時代の終わりの始まりで、大人への始まりの終わりに位置する、青春時代。
その煌きは圧倒的な熱量と情感を持っている一方で、脆さ儚さと同居していたりする。だから、それを黄金時代というんじゃないでしょうか。
自分には、憧れでしかなくて手に入れることができなかったもの。
できたかもしれないけどね。向かい合わずに逃げ出してきたからね。

「帯ギュ」も「モンキー」も「とめはね」も、一度読みだしたら止まらない。引き付けられてしまうんですよ。
憧れがあるからかなぁ。そうだろうなぁ。

ちなみに一番好きなキャラは「モンキーターン」の青島さんです。ドロドロ二股になっちゃったけど、気持ちはようくわかりますよ。ありゃあ、惚れちゃうってば。