禅とジブリ の商品レビュー
鈴木敏夫と3人の禅僧の対談をまとめたもので、禅の解説本は、ちんぷんかんぷんな話が多いが、対談で事例や体験をもとに話しているのでわかりやすい、が、それでもやはり禅とは座禅により無になることだと思う。言葉による説明は分かったような、分からないような気分になった。ただ、鈴木氏の話の中に...
鈴木敏夫と3人の禅僧の対談をまとめたもので、禅の解説本は、ちんぷんかんぷんな話が多いが、対談で事例や体験をもとに話しているのでわかりやすい、が、それでもやはり禅とは座禅により無になることだと思う。言葉による説明は分かったような、分からないような気分になった。ただ、鈴木氏の話の中には宮崎駿のエピソードがでてくるので、そこに興味をひかれ、読み続けることができた。そのエピソードも禅と絡めているが、あまり関係ないじゃん、とも思うし、禅ではなくありきたりなお年寄りの説教本にも思える。禅とは関係なく、鈴木敏夫と宮崎駿とジブリは昭和時代の物語をつくってきて、もうその役割は終わったんだ、という変な読後感想を持った。
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禅とジブリと言うタイトルだから小難しい話かと思いきや…全くそんなことはなく、日々をどう生きていくかと言うとなんだか大事のような感じになっちゃうけど、気持ちの持ちようをちょっとしたらアドバイス的感じで対談しつつ読者側に提供してくれる。 そんな中にジブリ内の宮崎駿との裏話とかが書いて...
禅とジブリと言うタイトルだから小難しい話かと思いきや…全くそんなことはなく、日々をどう生きていくかと言うとなんだか大事のような感じになっちゃうけど、気持ちの持ちようをちょっとしたらアドバイス的感じで対談しつつ読者側に提供してくれる。 そんな中にジブリ内の宮崎駿との裏話とかが書いてあって、え?それ書いていいんだ!とちょっと笑っちゃうようなこともあって面白かった。
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「自我(エゴ)を捨て、自己(セルフ)を見つめる」をはじめ、発見に満ちた名著。 繰り返し繰り返し「(過去でも未来でもなく)今ココで生きる」ことの大切さを説かれている。 いわゆるジブリ本ではなく、柔らかく強い、現代禅の入門書。 ただしジブリ本以上に、鈴木節が炸裂していて、ジブリ本フ...
「自我(エゴ)を捨て、自己(セルフ)を見つめる」をはじめ、発見に満ちた名著。 繰り返し繰り返し「(過去でも未来でもなく)今ココで生きる」ことの大切さを説かれている。 いわゆるジブリ本ではなく、柔らかく強い、現代禅の入門書。 ただしジブリ本以上に、鈴木節が炸裂していて、ジブリ本ファンにはやはり堪らない。鈴木節が呼び水となって、和尚の名エピソードにも繋がって…という形で展開されていく。
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