ホーキング 未来を拓く101の言葉 の商品レビュー
天才物理学者スティーブンホーキングの素晴らしい言葉が収録されています。彼は宇宙を研究して、人生そのものについて壮大な考えを持っています。彼そのものの思想は、枯れることのない言葉によって表されて、私たちが学ぶべきことも多くあります。
Posted by
図書館で借りて読んだ。見開き1ページごとにホーキング博士が言った言葉とその解説が載っていて軽く読むことができた。ホーキング博士は21歳でALSにかかって、筋肉がだんだんと弱くなり、途中自分で話すことさえできなくなってしまったが、それでも研究を続け偉大な功績を残した。ホーキング博...
図書館で借りて読んだ。見開き1ページごとにホーキング博士が言った言葉とその解説が載っていて軽く読むことができた。ホーキング博士は21歳でALSにかかって、筋肉がだんだんと弱くなり、途中自分で話すことさえできなくなってしまったが、それでも研究を続け偉大な功績を残した。ホーキング博士が残した言葉で「私は幸運だ。なぜなら脳は筋肉で出来ていないからだ」というのが印象に残っている。障がいによってできないことではなく、できることに目を向けて取り組もうという、ホーキング博士なりのジョークだ。私も季節によって大きく体調が変化し、体調が崩れているときはついできないことばかり考えてへこんでしまうけれど、できることを探して前向きにやっていきたい。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「車いすの天才スティーブン・ホーキング」が亡くなったのは約3年前の2018.3.14。 難病ALSを発症し、余命2年を宣告されてからもホーキング博士は自ら宇宙と向き合い、その謎を科学の力で解明しようとし続けた。 なかでも有名なのはブラックホールに関する理論だが、2012年のロンドンパラリンピックでの開会式を思い浮かべる方も多いと思う。 そんなホーキング博士が未来を託した我々に残した言葉が纏められています。 宇宙物理学者であり、宇宙の謎を追い求めた博士が語ったことは、宇宙への移住やAIへの危惧にまで及びます。 彼が生きたかった彼の死後の未来。 人類が未来を繋いでいく為に考えなければならないこと。 非常に大きなテーマであり、提言で、私なんかが何かを出来る訳ではありませんが、知識として知っておくことは大切だと思います。 ソクラテスの有名な「無知の知」、きっと博士も己が無知であるが故に知を探求し続けたのだろう。 読者を通じて、今後も学びを続けていこう。 そして、いつか南アフリカ共和国初の黒人大統領となったネルソンマンデラの本を手にしようと思いました。 説明 内容紹介 私達は選ばれた存在なのか?この宇宙はなぜあるのか?ホーキング珠玉の言葉 「私は成長したことのない子どもだ。 未だに『どうして?』『なぜ?』という質問を続けている。 たまに、その答えを見つけるがね」 「思考を地球上の問題だけに限定すると、心も制限されるだろう」 「宇宙がどのように動いて、私たちがどこにいるのかを知るべきだ。そうすれば今抱えている心配がちっぽけだと分かるだろう」 今の状況を打破したいすべての人へ! 物理学者ホーキングは、宇宙理論だけではなく、しばしば人類の行方を左右するような発言で注目を浴びました。 1962年春、ALSとの診断がくだされ、医師から余命2年と言われ絶望のどん底へと落とされたのは、オックスフォード大学を卒業し ケンブリッジ大学大学院への進学が決まった年です。 酒に明け暮れ、部屋へ引きこもったが、その後、立ち直り理論物理学を専攻すると非凡な才能を開花させた、まさに絶望からの サクセスストーリーは多くの読者を惹き付けるものです。 世界唯一の天才といわれるホーキングは、苦悩の末、どん底から這い上がり今の地位を築いたのです。 今だからこそ、これまでのホーキングの言葉をピックアップし、現代の人の心に刺さるような解説をつけ、読者に届けたいと思います。 内容(「BOOK」データベースより) 今を必死に生きるすべての人へ“車椅子の天才”からの遺言。21歳でALSを発症、余命2年と宣告されても研究を続け、宇宙の謎を解明し続けた。その「知性」「生きる熱意」「飽くなき好奇心」の源は彼の言葉にこそあった!宇宙レベルの叡智があなたの困難を解決する! 著者について ●桝本 誠二:株式会社クリエイターズアイ代表取締役。1973年生まれ。広島県出身。米国留学を経て雑誌編集者へ。その後、書籍出版社に転職し書籍の編集に従事する。ノンフィクション、時事関連の書籍編集部編集長を経て、ビジネス書系出版社へ転職。現在は、ビジネス書、ノンフィクション書籍の執筆・編集の他に出版プロデュース、出版コンサルタント・セミナー、企業コンサルタントを行っている。 著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より) 桝本/誠二 株式会社クリエイターズアイ代表取締役。1973年生まれ。広島県出身。米国留学を経て、雑誌編集者へ。その後、書籍出版社に転職し書籍の編集に従事する。ノンフィクション、時事関連の書籍編集部編集長を経て、ビジネス書系出版社へ転職。現在は、ビジネス書、ノンフィクション書籍の執筆・編集の他に出版プロデュース、出版コンサルタント・セミナー、企業コンサルタントを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
Posted by
病を得てすべてが変わった。人間、夭逝の可能性を突きつけられると生きることの意味を知り、まだまだしたいことがあると思うようになる。 笑いと楽しさがなければ、人生は悲劇になってしまう。 「全てが運命で決まり、何も変えることはできない」と主張する人でも、道路を渡るときには左右を確認...
病を得てすべてが変わった。人間、夭逝の可能性を突きつけられると生きることの意味を知り、まだまだしたいことがあると思うようになる。 笑いと楽しさがなければ、人生は悲劇になってしまう。 「全てが運命で決まり、何も変えることはできない」と主張する人でも、道路を渡るときには左右を確認する。 宇宙が全く自己完結的であり、境界や縁を持たないとすれば、始まりも終わりもないことになる。 コンピュータ・ウィルスは生き物とみなすべきだ。人がつくった唯一の生き物は単なる「破壊的なもの」。その生き物は、人間の本質を映している。 私たちが生きている世の中に存在するもので人間が理解できないものはない。 宇宙に境界はない。 科学の源は理屈だけではなく、ロマンと情熱でもある。 宇宙がどうして存在するのか知りたい。また、なぜ無より偉大なものがあるのか知りたい。 地球だけを見つめた内向き思考はやめて、宇宙へと視野を広げるべきだ。 私の目標は簡単だ。それは、宇宙のすべてを理解し、なぜこのようになるのか、なぜ生まれたのかを知ることだ。 問題に直面した時、足元を見ずに星を見上げてみよう。何事にもベストを尽くし、どんな状況であっても決して諦めてはいけない。 障害を言い訳にいけない。 決して仕事を諦めてはいけない。仕事はあなたに意味と目的を与える。もし仕事がなければ、人生は空虚なものだ。 人生で学んだことは、自分が今持っている力を存分に使えということだ。 障害者の人たちに助言するとしたr、「障害に妨げられず、できないことは気にせず、できることに力を入れなさい」と言う。 体だけでなく、精神的にも障害者になってはいけない。 暗闇に吸い込まれてしまったと感じても諦めてはいけない。必ず、出口はあるのだから。 思考を地球上の問題だけに限定すると、心も制限されるだろう。 たとえタイムトラベルが不可能だとしても、それがなぜ不可能であるかを理解することすることが重要なのだ。 宇宙がどのように動いて、私たちがどこにいるのかを知るべきだ。そうすれば今抱えている心配がちっぽけだとわかるだろう。 南極の南が存在しないように、ビッグバンの前も存在しないんだ。 読んでより多くの知識を得るよりも良いことは何もない。 私たちは不思議な世界に住んでいる。 知能は変化に適応する能力だ。 知識における最大の敵は無知ではなく、知っていると錯覚することだ。 本当の意味で仮想現実を成功させるには、完全に周囲を忘れ、その世界に没頭できなければならない。自分の脳に「これは現実だ」と信じ込ませることが重要だ。 コンピュータが知的能力を持つようになり、私たちを支配する可能性は十分にある。 AIがこのペースで自分自身を開発し続けていけば、生物的進化の遅い人間は、競争するまえに追い越されるだろう。 地球上の生き物すべてが核戦争や遺伝子操作されたウィルスによって絶滅させられるリスクが高まっているというデータがある。 今後100年間のどこかの時点でAIは人間の能力を超えていく。人工知能の目的は、人間を「余所者」にすることだと気づくことだ。
Posted by
- 1