酒井抱一 の商品レビュー

玉蟲敏子(著者)

2018/12/04

10代家治から11代家斉の時代、本所から根岸界隈をその居住場所とし、人生を終えた酒井抱一。
その兄姫路藩主、７歳年長の酒井忠以は文武両道という以上に素晴らしい才能溢れる人物だったらしい。
そして当時師と仰いだのはどれも超一流の人物だった。幼い頃から兄と共に学び、江戸の都市文化が成熟発展したこの時代の恩恵も受けた。

交流は武士以外にも広く交流され、パトロンとなった豪商の支えもあって、活躍は多岐に渡った。