学校図書館で役立つレファレンス・テクニック の商品レビュー
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日本統計年鑑、日本大百科全書(ジャパンナレッジ)、国史大辞典、日本国語大辞典、広辞苑、理科年表、大漢和辞典、現代用語の基礎知識、地図帳 角川日本地名大辞典、世界大百科事典(平凡社)、 日本史年表・地図 吉川弘文館 読売年鑑 人名録+連絡先
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レファレンスの基本から実践までを扱っている非常に易しい入門書です。 書名に学校図書館とありますが、全ての図書館で役立つ内容であると思います。 レファレンスとは何か、それに臨む司書のあるべき姿勢、インターネットの有効活用、レファレンスブックの紹介と使い方、レファレンス記録の書き方と...
レファレンスの基本から実践までを扱っている非常に易しい入門書です。 書名に学校図書館とありますが、全ての図書館で役立つ内容であると思います。 レファレンスとは何か、それに臨む司書のあるべき姿勢、インターネットの有効活用、レファレンスブックの紹介と使い方、レファレンス記録の書き方と事例などが丁寧に綴られています。 利用者と情報を引き合わせることを業務の一つとする司書ですが、最近では検索するだけであったり早々に諦めてしまう者もいるようです。 面倒であるのか知識が足りないのか、まだやれることはあるのにその結果は勿体ないし空しいものですね。 司書は専門職なので、日々の業務そのものが勉強であるという認識でいないと質の向上はあり得ません。 そういう私も楽しみながら頑張らねば、と改めて考えさせられた一冊。
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初心に戻る&上書き レファレンス ・調べる過程を利用者と共有すること ・調べ方を見せていくこと 1990年代より、資料提供から情報提供へ レファレンスの心得 1:親身の取材で核心に迫る 利用者の必要な情報は何かクリアにする 2:“ない”“わからない”は口が腐っても言うな 知ったかぶりをするのではなく、何が何でも資料を探す・情報を提供する心意気 3:資料を知り、資料に親しむ 守備範囲を広げる。“習うより、慣れろ” 4:発想はやわらかく、調査はしつこく 5:人の知識をあてにする 6:情報は正確に 7:受けてはいけない質問がある カウンセラーよりコーチたれ ヘルプよりサポートを …魚を釣ってあげるのではなく、魚の釣り方を教える ネットとレファレンス 双方のメリット・デメリットを知り、ハイブリッドな調べが出来るように。 『日本統計年鑑』日本統計協会・毎日新聞社出版 年刊 ※信頼出来る資料 →出典を調べる ネットで出典元から最新の情報を得る …など レファレンスブックをまず図書館員が使う・知る クイズ・図書館と書店さんの違いはなあに? →3つ レファレンス記録は箇条書きに。 文章にしない。 書誌情報の書き方は統一する 内容をしるすときも簡潔に。 優先順位の順番。
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レファレンスのテクニックについて実践的な内容の本。 答えを教えるのではなく調べ方を教える。 インターネットでの調査に向かない事例。 意外に最新の調査結果を確認するにはレファレンスブックの方が早くて確実かも知れない。 名数辞典、読売年鑑、数え方の辞典、理科年表、日本大百科全書、日本...
レファレンスのテクニックについて実践的な内容の本。 答えを教えるのではなく調べ方を教える。 インターネットでの調査に向かない事例。 意外に最新の調査結果を確認するにはレファレンスブックの方が早くて確実かも知れない。 名数辞典、読売年鑑、数え方の辞典、理科年表、日本大百科全書、日本統計年鑑、あたりは図書館司書でなくとも、使い方や特徴など、趣味で知っておきたい。
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まず注意すべきは、学校図書館で役立つレファレンスの本だけど、書いているのは、冒頭にもあるように公共図書館専門の方だということ。 学校図書館の現場をご存じなわけではありません。 ですので書いてあることも、あくまで、学校図書館に応用が利く、公共図書館の事例です。 それでも役立つことも...
まず注意すべきは、学校図書館で役立つレファレンスの本だけど、書いているのは、冒頭にもあるように公共図書館専門の方だということ。 学校図書館の現場をご存じなわけではありません。 ですので書いてあることも、あくまで、学校図書館に応用が利く、公共図書館の事例です。 それでも役立つことも多いとは思います。 レファレンス実習で、生徒たちに任せて見ているだけではちっとも前に進まないし、教育効果も薄い。 司書が積極的に声をかけて、一緒に本を探し、調べ方を教え、一緒に情報を見つけることで生徒たちはその楽しさを覚えていく、とか。
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