あの映画みた？ の商品レビュー

井上荒野(著者),江國香織(著者)

2024/03/24

私も映画好きを名乗ってきましたが、あるテーマを振られてもこのお二人のようにスラスラと作品名や役者の名前は出てこないと思う。知らない作品も山ほど登場して、悔しいような、ワクワクするような…。江國さん、欲望伝染しました。

2023/12/05

対談集だけど、女性二人のお喋りを眺めているようで面白い。
あとすごいのが、ひとつのテーマの対談に映画の作品が20も出てくる。
観たい映画がいっきに増えて、嬉しい悲鳴をあげてる。

2023/06/22

感想
映画を観る。楽しみ方は千差万別。自分ならどうするか、あの映画と似ている…なんて考えながら。自分だけで留めない。友達と話してもっと広げる。

2023/07/08

30年来の仲良しだという井上荒野さんと江國香織さんが、「いい女」「笑い」「食べもの」「ラブシーン」「いい男」「ロードムービー」「いやな女」「子供」「三角関係」「老人」というテーマで選んだ映画について語りつくすという対談集。

本書で挙げられている100以上の映画は、ほとんど観たことがないものばかり。
そんな映画に興味のない私でも楽しんで読めたのは、それぞれのテーマや映画を通して見えてくる井上さんと江國さんの価値観に共感したり、自分にはない物事の捉え方を発見したりして面白かったからだと思う。

2023/02/27

井上荒野さんと江國香織さんの映画のおしゃべり。

あーそういう見方もあるんだなっていう切り口もあって、どれも観たくなった。こういうおしゃべりをする関係にも憧れる。

2023/02/12

井上 荒野さんと江國 香織さんが映画について語った対談集です。

「いい女」「笑い」「食べもの」「ラブシーン」「いい男」「ロードムービー」「いやな女」「子供」「三角関係」「老人」これらのテーマで選んだ118作が紹介されています。

私が見た事のある映画が一桁台と言う事もあり、内容については正直良く解らなかったのですが、感じたのは作家さんはやはり心の底から物語が好きなんだなぁと言う事と観察眼の鋭さです。

そして何より羨ましいのは30年にも渡って、こんな風に好きな事をずっと語り合える友達がいる事。

ご紹介されていて気になった映画もいくつかあったので今度見てみたいと思います。

2022/10/20

それぞれの作品に対するお二人の視点がとても興味深かった。映画って自分で選んで観るとやっぱり偏った（好みの）作品ばかり観てしまいがちだけど、TVのロードショーなんかでたまたま観たらすごく良かったみたいな出会いって大切だなぁと。そんな映画の方が心に残ってたりする。

2022/06/18

ほぼほぼ見たことない映画だったし、知らない映画もたくさんだった。 魅力に感じた部分の言語化がさすがで、見たいものが増えて嬉しい。

2022/03/10

タイトルに対するわたしの答えは「ほとんどみてない」だけど、楽しいおしゃべりに参加した気分になれた。江國さんのエッセイで以前まったく知らない日本語に出会ったのだけど、今回「けだし名言」がはじめましてだった。前後とどこで区切るのかわからないレベルで新鮮に困惑する。ちなみに前回は「おなかがくっつい」。

2022/02/08

批評ではなく感想、を言い合うことのたのしさ、子どもの視点の話はめちゃくちゃ腑に落ちてまじでそうだなと思った