源氏物語 A・ウェイリー版(2) の商品レビュー
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光源氏は追放状態から政治的に復権し、再び物語の主役へと返り咲き、やがて栄華の頂点へと至っていく。 一方で、女性たちの立場は後見や血筋に左右され続け、派閥間の緊張や嫉妬といった問題も解消されない。光源氏の上昇とは対照的に、女性たちの基盤の脆弱さが強く印象づけられる。 ただし、新しい世代の兆しも次第に現れ、物語世界には徐々に時代の移ろいが差し込んでくる。今後の展開を静かに予感させる第2巻。
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長い。あと五分の1です。 この1巻目を読んで、何年経つのでしょう。 今回、大河ドラマ「光るきみへ」を見て、リクエストした本なので、なんとか読んでいます。 3巻目も、図書館に届いているので、焦って読んでいますが…。 光源氏が、かつての恋人・夕顔と頭中将の娘・玉鬘(たまかずら)を...
長い。あと五分の1です。 この1巻目を読んで、何年経つのでしょう。 今回、大河ドラマ「光るきみへ」を見て、リクエストした本なので、なんとか読んでいます。 3巻目も、図書館に届いているので、焦って読んでいますが…。 光源氏が、かつての恋人・夕顔と頭中将の娘・玉鬘(たまかずら)を引取り、娘として育てているが、その美しさに心惹かれていく。頭中将には、その事は、まだ秘密。頭中将の息子たちも、玉鬘に文を出して、口説こうとしているので、早く知られなくてはと、思いつつ、玉鬘を手放せずにいる光源氏。 正妻の紫は、昔は自分も娘として育ててくれたが、結局、妻にしているので、玉鬘との関係も危ぶんでいる。そりゃあ、そうですよね。 続く ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 読み終わりました。 玉鬘が、何故か、ワイルド系のヒゲクロと結婚することになります。光源氏は反対でしたが、頭中将はその縁談に乗り気でした。 ヒゲクロの妻は、発狂し、実父のもとに引き取られる事になり… 玉鬘は、ヒゲクロの粗野な感じを好きになれず…でも、子どもを宿し、出産。 あまり、幸せな結婚に思えませんが、どうなるのでしょう?
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ゲンジが明石から戻る「澪標」から「真木柱」まで。ムラサキに娘を託すアカシのレディの姿が切ない。タマカズラのツクシ脱出劇やゲンジを含めた男性の間で揺れ苦悩する姿も印象的。2巻では「玉鬘十帖」を堪能した。ここまで読み信仰的な要素を強く感じた。源氏物語の中の女性では花散里が好きなのです...
ゲンジが明石から戻る「澪標」から「真木柱」まで。ムラサキに娘を託すアカシのレディの姿が切ない。タマカズラのツクシ脱出劇やゲンジを含めた男性の間で揺れ苦悩する姿も印象的。2巻では「玉鬘十帖」を堪能した。ここまで読み信仰的な要素を強く感じた。源氏物語の中の女性では花散里が好きなのですが、源氏と夫婦の関係はなくても信頼し合う様が老夫婦のようで、この二人の関係性が好きです。
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やっと読み終わりました。 やはり、読み応えあります。 瀬戸内寂聴さんのあとがきが面白かったです。 ドナルド・キーン先生は、アーサー・ウェイリー先生の英訳を読んで日本文学にのめりこまれたのですね。 それだけの力がある本です。 でも、こんなに面白いのに一番安い本だったなんて…。
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1巻の後すぐ手に取ったものの、なんやかやで1か月以上経ってから読み終え。ヒゲクロめーー!!!!! ちっとも悪い人じゃないけど!でもモヤモヤー!!! オウミのレディに癒され読了。
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権力を掴む源氏と玉鬘十帖を情景が浮かぶような名訳で描かれます。源氏物語は林望訳を読んだきりですが、本書は脇役の行動や思いもよく分かり、結果、源氏が相対化されています。新訳の新鮮な面白さは、オリエンタルな香りだけでなく、作品の構造が立体的になったことにあるのでしょうか。ウェイリー版...
権力を掴む源氏と玉鬘十帖を情景が浮かぶような名訳で描かれます。源氏物語は林望訳を読んだきりですが、本書は脇役の行動や思いもよく分かり、結果、源氏が相対化されています。新訳の新鮮な面白さは、オリエンタルな香りだけでなく、作品の構造が立体的になったことにあるのでしょうか。ウェイリー版の次は、岩波で原文を読む予定です。紫式部がどこまで書いて、訳者がどのような工夫をしたか、オリジナルと味付けを知るのも楽しみです。
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