しない。 の商品レビュー

群ようこ(著者)

2020/10/10

断捨離ではなく、「しない」
タイトルが潔くて素敵。
歳を重ねていくことで著者自身のやめたことに関してのエッセイ。
「やらない」「できない」ではなく
「しない」あえて「しない」
そこには凛とした覚悟と決意が込められてる。
やらないこと、できないこと、嫌なことはあえて「しない」と決意してみようと思った。

2020/04/24

文章で丁寧に説明する、という作業をちゃんとするのが
作家というものなんだな、とあらためて思った。
加齢によって見直す生活の話が多くなり、
気分の上がらないところもあるが、
この先、自分にもありうるものと受け止めつつ読んだ。

2019/12/30

「しない」という、題名で、何をしないのか？と、思い手にした本である。

作者　、群ようこ氏と、年代が、近いので、そうそう、そうだった！と、昔の事を懐古しながら読んでいたのだが、年代の若い方などは、違和感がありすぎるかもしれない。

携帯電話にしても、然りである。
先日、東京の電車の中で、子どもに、ムーバーの話をしたら、この車内で、「ムーバー」という言葉を知っている人は、いないのでは・・・と、言われてしまった。
2026年には、ガラケーも生産しなくなるとか・・・言っている時代である。
携帯電話を持っていなくても、不便が無ければそれでいいかも・・・

今年　消費税10％になり、キャッシュレスになりつつある。
其のうち、現金で、支払いする人も無くなる時代も近い。

今の時代、「断捨離」が、流行り、作者も、バスタオルなど殆どを雑巾にして棄てられたのだろうけど、、、、いざの時には、必要な時もあり、風潮ばかりも追って行っては、行けないのでは・・・と、思ってしまった。
棄てずにいつまで、置いて、使用しないのも困るけど・・・

「化粧品」の所では、コティやレブロンなど、懐かしく、私も帝人のパピリオからの「JACO」は、陶器の花柄が、好きで、蓋の陶器を捨てられずに、ブローチにした覚えもあった。(笑)
書かれていないが、マリークワントも、可愛かった事を思い出した。

コーヒー好きも同じであるが、カフェイン無し迄、考えていなかった。
作者と同様に、健康には注意しないといけない年齢になって来たのだが、縛られずに生活出来れば、一番楽な生活だと思いながら、是　幸いの人生かも・・・と、思いながら、若い人向けの本ではないかも・・・と、本を閉じた。

2020/02/02

するもしないも潔くて、経験や考えに基づいて「しない。」と決めている。かつ、「しない。」ことが尊い、という思いは一切なさそう。人は人、自分は自分、の姿勢が素敵。
理由をしっかり説明出来る「しない。」が気持ちがよくて、読んでるだけで清々しくなる。

2019/12/07

なんともシンプルなタイトル。通販、携帯電話、化粧、ハイヒール、手帳、結婚、言葉、ポイントカード、クレジットカード、ＳＮＳ、必要ない付き合い、女性誌、カフェインと並べるとよく分かる。群さんらしい諸般批判になっていて、痛切。楽しく読める。ちょっと入ってくる情報が悪意が溢れすぎている気もするが。

2019/08/11

読み始めから、なんか嫌な気分になった・・
もっとおおらかな人だと思ってたんだけどなぁ
通販読むのがやっとだったゎ
いい人でいることを期待するわけじゃないから、でも友達になりたくないなあって、思った。
残念だな

2019/07/30

タイトル通り、それまでの習慣をやめていく話題。
年を重ねて身軽になりたいのだろうけれど
どんどん頑なになっていく部分も垣間見える。
[図書館･初読･7月30日読了]

2019/06/29

だめでした。最初の通販で。うーん。逆に不愉快になってしまいました。続きも読む気がしなくなって。ごめんなさい。かもめ食堂とか大好きです。

2019/05/28

どんなにお金まわり？が良くなっても普通の感覚を（着物は別として）持ってる著者が好き。
今の時代スマホはおろか、ガラケーも持っていないことに驚いた。

2019/05/16

私にとって、このエッセイは順番が悪かったかもしれない。著者の他のエッセイを読んだ事がなかったので、作品は知っていても、どんな方かは知らなかった。
いきなり1章の「通販」の話で嫌になった。なんだか面倒くさい人なんだなぁ…と。何とか読んでいくと「結婚」や「言葉」「ポイントカード」辺りでまたモヤモヤしてきた。
「SNS」や「必要のない付き合い」には共感できた。
でもやっぱり、強い固定観念のある人なんだと思ってしまった。