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阿・吽(8) の商品レビュー

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7件のお客様レビュー

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2024/04/26

ホラー寄りのSF風味が上手くまぶされていて、相変わらず圧巻の迫力。歴史の授業でしか触れたことのない二人だけど、他の物語も読んでみたくなる。司馬作品とか。

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2021/05/05
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桓武天皇が崩御して安殿親王が即位したけれど、不穏でしかない。即位式、、藤原薬子は禍々しいし。伊予親王が亡くなったの悲しいです。最澄は本当に運が無いなぁ、坂上田村麻呂には気に入られてるみたいだけれど。空海も、翳りゆく唐から帰国したけれと大宰府に留め置かれて不遇。でも大宰府の開山式凄かったですしきっとこれから。

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2020/05/17
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楽しい楽しい唐留学が終わってしまった…… 大きな「欠け」を抱えたまま上り詰めた平城帝、そして薬子がどのような歪みをもたらすのか。 孤高の最澄に「欠け」を示してくれる空海の存在は彼に吉となるか、はたまた凶をもたらすのか。 唐での出会いと別れを経て、はやなりは大人の顔をするようになった。表紙も美しい。

Posted byブクログ

2020/03/07

平城帝即位後の混乱。 最澄の苦悩と運の悪さ。 空海の爽快さ。 坂上田村麻呂の豪胆さとその裏に潜む悲哀。 この時代は確実になにかが「要請」されていたことがよくわかる本巻。

Posted byブクログ

2019/03/23
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凄まじい信頼関係。 悪帝の台頭。 この時代に興味を持ったことが無かったが、この漫画で釘付けになっている。

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2018/09/28

諸行無常って、ホントそうだなぁ、って…知らない事で無かった事にもなるんだけど…後に怨霊となるが、おかざき真里さん描く橘逸勢がイケメンって事もあるけど、求められる事は出来ないし、求められてない事には秀でているのに誰も褒めてくれない感じが凄く好きでね…字が上手な事は、空海は気付いてる...

諸行無常って、ホントそうだなぁ、って…知らない事で無かった事にもなるんだけど…後に怨霊となるが、おかざき真里さん描く橘逸勢がイケメンって事もあるけど、求められる事は出来ないし、求められてない事には秀でているのに誰も褒めてくれない感じが凄く好きでね…字が上手な事は、空海は気付いてるんだよね…空海も美しい字が書けるからこそ、すぐに気付くんだよね…そう言うの、凄く救われる事だと思う。速成は実は武道もきちんとたしなんでいて、リフォアを狙った暗殺者をやっつけたりするんだけど、武闘派を語ってもお前のその立場では必要ない、と言う、とにかく良い所があるのに、生まれの境遇で不遇を舐めたからこそ飄々としてて、その速成が真剣に自分の意志で口に出した言葉なんだろう…「ここからが人生だ。」 「美しすぎる」と言い放たれた最澄が、それでも純粋な水は混ざらないと静かに言い返す場面。この間、ある人に言われた事に、合点が行かず、それでもなお、と私も私なりに「容認し肯定したふりをする」が出来なかったので、もうこの場面は物凄く心に沁みた…混ざるようなくらいの覚悟では駄目なのです、と言ってるんだろうな…最澄は。それが「険しい道」「災難を招く」とよそ目から見れば思うんだろうけど、それを踏まえた上で混ざらない事を追及するが使命、それくらいの覚悟はとっくにした上で、最澄は密教で空海と結ばれてく前振りの8巻だった… この、空海が義操に贈った詩が美し過ぎる。 『同法同門 喜遇深し  空に遊ぶ白霧 忽ちに岑(みね)に帰る  一生一別 再びまみえ難し  夢に非ず 思中にしばしば尋ねん』 『阿・吽』は「仏教を知らない」人間が興味を持つのには良いきっかけになると思うけど、仏教の成り立ちとか小難しい事は一切描いてない。あくまでも「人間」が描いてあって、今の日本の中で生きててしんどいな、辛いなと感じる時、もしかして自分の意固地な性格の性かも…と思ってる人は読んで欲しい。立場だけで物を言う社会の中の誰とも知らん人間の言葉を聞くより、自分の事が解る漫画だ。

Posted byブクログ

2018/09/18

空海が予定を繰り上げて日本に帰って来ました。本朝は、桓武が崩御し、平城天皇が即位、薬子も姿を見せて、不穏な雰囲気です。 旧勢力が支配する宗教界に対して、空海と最澄が新たな時代を切り拓いていくのですね。

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