佐々木正美の子育て百科 の商品レビュー
佐々木先生の本は2冊目です。 来春に子どもの小学校進学を控えているため、このタイミングで読みました。 まず感じるのは著者の子どもに対する深く大きな愛情です。 敢えてお顔を検索しておりませんが、きっと優しい眼差しで子どもを見つめるのだろうなと思わせるものがあります。 しかしなが...
佐々木先生の本は2冊目です。 来春に子どもの小学校進学を控えているため、このタイミングで読みました。 まず感じるのは著者の子どもに対する深く大きな愛情です。 敢えてお顔を検索しておりませんが、きっと優しい眼差しで子どもを見つめるのだろうなと思わせるものがあります。 しかしながら一方で、母親に求めるもの、母親が負うべき負担が多すぎるなと感じるのも事実です。昭和10年生まれで、既に逝去されてますので致し方ないのかもしれませんが。 佐々木先生の本で一貫して伝えられているのは、子どもの希望を叶えること。子どもが求める愛し方をすること。我慢するのは大人である、ということでしょうか。 子どものためという名目で、親(大人)の都合を押し付けてはいけませんと言われると、多くの親がドキリとするのでは。私も然りです。 個人的には、今いちど何が本当に子どものためになるのかを考えてごらんと言われたような気持ちになる一冊でした。 私が同じ年齢の時にはできていたから。周りの子はできているから。効率が悪いから。そんな理由で頑張れと言ったりダメだと言ったりはしてはいないか。読んでいる間ずっと、そんなことを自問自答し続けました。 大切なのはとにかく子どもの気持ちと希望。そして親が孤独にならないこと(誰かに甘え、受け入れられること)。 よーく心に刻みます。 印象に残った部分を以下に抜粋。 「取り返しのつく失敗をたくさん認めてやることは、自主性を身につけることになります」 「教えてあげる。だけど、いつからできるようになるかは待っていてあげる。(中略)急がなくていい」 大変よい育児書ですが、どうしても母親に負わせるものが多い内容だったのでその分☆1つ分マイナス。該当箇所を何度も考えてみましたが、現代社会においては個人の努力ではどうにもならないことが多いのです。ご存命の内に国に強く働きかけていただきたかった。
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佐々木正美先生の本は、どれも根底に同じ大きな愛のメッセージがあって、枝葉が違うだけと分かっていながら何度でも読んでしまう。そのメッセージには、読後どんなお母さんも癒されると思う。読破しようかな。
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子どもが3歳になり、しつけや叱り方、友達同士の喧嘩など、子育ての悩みが変わってきたところにちょうど良い内容でした。 特に怒る時の心得、のようなものや、ケンカのやめるタイミング、習い事についてなど、 何度もメモをとりました!実用的です…!
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育児系の本はちょこちょこ読むけど、 この本で新たな気づきを得ることができました。 それは子どもを受容するということ。 ···いやー、 毎日いろんなことをやってくれる子どもを すっぽりまるまる、受け入れるのは至難なことよ。 例えば、本をまっぷたつに引き裂く。 お気に入りの私の...
育児系の本はちょこちょこ読むけど、 この本で新たな気づきを得ることができました。 それは子どもを受容するということ。 ···いやー、 毎日いろんなことをやってくれる子どもを すっぽりまるまる、受け入れるのは至難なことよ。 例えば、本をまっぷたつに引き裂く。 お気に入りの私のマグカップをぶん投げて砕け散る。 寝ている私に頭突きして、私の唇が裂ける。 さーて。どうしたものか。 これには、お母さんの許容量を蓄えることが重要。 お母さん自身が受け入れてもらえる場所へ行く。 すなわち人間関係を広く持つ。 孤独な育児はよくないのね。 子どもをきちんと受容していれば、いずれ子ども親のいうことをきいてくれるようになり、 結果育児が楽になる。 また、別のページには、 優しきことは強いこと とありまして。 要約として 『子どもにガミガミ言うお母さんは弱いお母さん。 お母さん自身が不安だからうるさく言う。 大声出したり叩いたりするのは弱い人。 お母さんは頼りがいがあるのがいい。』 心広く、大らかに子どもを受け入れてくれる、 優しく強い母親。 子どもにとって最高のママだよなあ。 私が子どもだったら、安心するなあ^_^ 子どもが望む母親に近づけるように日々精進します♪
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共働きで悩んでいたけど、 "大切なのは、子どもと向かい合っているときに子どもの望む親であるということ" という言葉に感銘を受けました
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読みやすいです。私には「◯◯のです」という文体が連発されるのが気になりました。基本的に親は子どもの気が済むまで付き合ってやる。人間は孤独になると不安になって他人に干渉したくなる。逆に人間関係が、豊かだと不安にならないで落ち着いていられる。だから、自分も子どもも孤独にならないように...
読みやすいです。私には「◯◯のです」という文体が連発されるのが気になりました。基本的に親は子どもの気が済むまで付き合ってやる。人間は孤独になると不安になって他人に干渉したくなる。逆に人間関係が、豊かだと不安にならないで落ち着いていられる。だから、自分も子どもも孤独にならないようにしなさいとらいうものです。
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5歳の長男にイライラし過ぎてもう駄目だ、まずいと思ったときに縋る思いで手にとりました。知りたかったこと、大切なことしか書いてない。佐々木先生の優しい言葉の数々が身に沁みました。こんなにも本に助けられたと思った経験は初めてでした。以来、自分の子育てに疑問をもったときや確認したいとき...
5歳の長男にイライラし過ぎてもう駄目だ、まずいと思ったときに縋る思いで手にとりました。知りたかったこと、大切なことしか書いてない。佐々木先生の優しい言葉の数々が身に沁みました。こんなにも本に助けられたと思った経験は初めてでした。以来、自分の子育てに疑問をもったときや確認したいときは何度も読みかえしています。
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久しぶりの佐々木正美さんの本でした。 色んな育児書がたくさん出回っているけれど 佐々木正美さんの考え方は私の子育てのベースの一つです。 親の意見、考えを押し付けず 子供の立場を汲み取った育児をしたい。 そのための子供との接し方、 夫婦関係のあり方、 姉妹兄弟への対応の仕方な...
久しぶりの佐々木正美さんの本でした。 色んな育児書がたくさん出回っているけれど 佐々木正美さんの考え方は私の子育てのベースの一つです。 親の意見、考えを押し付けず 子供の立場を汲み取った育児をしたい。 そのための子供との接し方、 夫婦関係のあり方、 姉妹兄弟への対応の仕方など 自分なりに落とし込んでいこうと思いました。
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大切なことがたくさん書いてある。他の子育ての名著と言われる本でも共通しているけれど、やはり幼い時は甘えたい時に甘えさせてあげる、子供のペースに合わせる、子供の言っていることを聞くことが大事なんだなと思う。遠回りと思えることが大事なんだなと。親の心配や干渉したくなることは、結局子供...
大切なことがたくさん書いてある。他の子育ての名著と言われる本でも共通しているけれど、やはり幼い時は甘えたい時に甘えさせてあげる、子供のペースに合わせる、子供の言っていることを聞くことが大事なんだなと思う。遠回りと思えることが大事なんだなと。親の心配や干渉したくなることは、結局子供のためじゃなくて、親のため。子供の幸せを願うなら、「大人になったときのために…」じゃなくて、子供が毎日を楽しく幸せに過ごすにはどうしたらいいかな?という視点をもつことが大事ということかな。
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親が望む子ではなく、子が望む親になる、そのように努力するが心に刺さる。ほんと難しいと思うけど常に自分に問いかけていきたいなぁ。そして親自身の交流を豊かにしていくこと。私自身できてないので、子の心配をする前に自分から、ってことなのよね。
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