大人の発達障害に気づいて・向き合う完全ガイド 新版 の商品レビュー

黒澤礼子(著者)

2024/01/31

障害の特性によるトラブルの体験談は参考になったが障害特性の説明には不足を感じた。内容が薄い割には無駄に大きいサイズの本なので保管しにくいし読みにくいので買うのはお勧めしない。

2020/11/01

本書は、家族や周囲の人が当事者に発達凸凹に気づいて欲しいという思いからと渡す一冊として、また、当事者が家族や周囲の人に、自身の障害のことや支援してほしい内容を伝える一冊として、大いに役立つのではと思いました。
　まず、ページ数が72ページとして少なく、イラストが豊富に用いられているので読みやすいです。
　第2章の評価シートは直接書き込めるように工夫されていて、特性や長所、短所を総合的・多角的に把握するのに役立つなと感じました。また、評価シートは、家族や周囲の人など、複数の人に記入してもらうと、多面的な検討が可能となるとともに、当事者と周囲の人との間にある認識のズレを確認することもできるのではないかと感じました。
　第3章の対応方法の具体例では、イラストをふんだん交え、要点がまとまっており、すぐに取り入れやすいように工夫されているのがいいなと思いました。

2019/03/02

[図書館]
読了：2019/3/2

本人としては、「自分の興味のあることしか頭に浮かんでこないので雑談ができない」の対処法を知りたかったが書いてなかった。話しかけるタイミングを見計らうとか、ごく基礎的なことはあったが…
まわりの人間（会社）としては、「具体的に分かりやすく手短に指示する」とのことだったが、単純作業ならそれでいいかもだけど、クリエイティブな職業とか医療系とか時々刻々とやるべきことが変わる職場は難しくないかなぁと思う。