キツネと星 の商品レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
布張りの表紙で、とてもきれいな本 刺繍とかでできたらきれいだろうなと思う。 想像していたより静かに進み静かに終わる絵本だった。 星以外にもやっぱり友だちができたらいいなと思ってしまう。一緒に星きれいだねと言える友達。 なんとなく寂しさも残る絵本だった。 でもなんとなく読み返してしまう。なんだか気になって開いてしまう。 で、これでいいのかもなと思えてくる。 きつねは嬉しそうだし、しっぽはぴんぴんしてるし。 人生のフェーズによって残る余韻が変わるのかもしれない。 手元に置いておきたくなる不思議な絵本だった。 コガネ虫が影のヒーロー。
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濃紺の布地に白の描画による箔押しがされた美しすぎる装丁に、一目惚れして購入しました イバラの蔓に這う虫、夜空を見上げるキツネ、イバラに咲いた唯一の花のように空にある星のデザインが素敵です 表紙を開いてすぐ、みっしりと並ぶ夜の森のモノクロ絵が息づまりそうな閉塞感を覚えます 気弱なき...
濃紺の布地に白の描画による箔押しがされた美しすぎる装丁に、一目惚れして購入しました イバラの蔓に這う虫、夜空を見上げるキツネ、イバラに咲いた唯一の花のように空にある星のデザインが素敵です 表紙を開いてすぐ、みっしりと並ぶ夜の森のモノクロ絵が息づまりそうな閉塞感を覚えます 気弱なきつねが、いつも自分を見守って照らしてくれる、夜空のたったひとつの星を想うのですが、ある日その星はいなくなってしまい、真っ暗な森の中できつねは、星はどこに行ったの…? と内に内に閉じ籠ってしまうのですが…ある日、星を探しに行こうと決意をするのでした とにかく絵の魅力が素晴らしいです 表紙のみならず、本文の絵とテキストの繊細な配置に、精緻な絵の色づかいが、きつねの内向的な様子や喪失感をより深めるように見えます そして再び立ち上がることができたきつねが、これまでにない希望と力を身に付けていることが視覚的に分かる演出が素敵です しかし、お話の展開とかテキストの魅力が、絵の強さに見合ってないように感じました きつねが見出だした希望って結局どういうことなのか、もやっとしてるように読めました、いや、じぶんが読み取れなかっただけなのかも知れないけど 前半のきつねと星の関係性って、とっても素敵でかけがえがなくて、代わりのきかない特別なふたり、であったはずです しかし終盤の展開は、いなくなった星を探しにいくのか、他にも見守っている星はたくさんいるよってことなのか、何だかはっきりしてない… そのせいで、希望は失われてない、きつねは行くんだって話なのか どこかにいるあの星を探しに行こうってことなのか、きつねがどう感じてるのか分からなくなってしまったのです 絵と装丁がとびきり素晴らしいだけに、モヤモヤしてしまった
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とにかく絵が素敵。 細かくて隅々まで見たくなる。 文字の配置も個性的で。 凄く素敵! 少し切なくて、少し勇気をもらえる本。絵本?
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ブク友さんが「とにかく美しい」とレビューに書かれていて、いても立ってもいられず図書館でお取り寄せ。 夜の闇を思わせる群青色の布張りに白い箔押しの文字とイラストの装丁の豪華な絵本。 作者のコラリーさんはイギリスのペンギンブックスの布装版のデザイナー。 表紙を見たときウィリアム・モリ...
ブク友さんが「とにかく美しい」とレビューに書かれていて、いても立ってもいられず図書館でお取り寄せ。 夜の闇を思わせる群青色の布張りに白い箔押しの文字とイラストの装丁の豪華な絵本。 作者のコラリーさんはイギリスのペンギンブックスの布装版のデザイナー。 表紙を見たときウィリアム・モリスを連想したのだが、出版元のアノニマ・スタジオのサイトで読める作者インタビューを拝読すると、影響を受けた人物にウィリアム・モリスとウィリアム・ブレイクの名をあげている。 ストーリーはシンプルかつ奥深い。 小さくて怖がりなひとりぼっちのキツネが大切なものを失い、また見つけるまでのおはなし。 いろいろ経験した大人であるほど、深く頷けるものがある気がする。 わたしはちょっとウルウルした。 作者のコラリーさんは個人的な体験を元に「自分が本当に信じていること」を書きたかったのだという。 それは、伝わりましたよ。と、コラリーさんに伝えたい。 「特別な5色」だけを使ったという本編のイラストはまさにアート。 買うと3000円以上という高額絵本だが、手元に置いておきたくなる。
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とにかく美しい、美しすぎる!!樹木、植物のつる、星など生地の模様のようなイラストがため息が出るほど素晴らしい。装丁もおしゃれだー。森にすむキツネは一つの星だけが友達。ある日、その星がいなくなってしまう。訪ね回るキツネ。お話も美しい。
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大切な存在が目の前からいなくなってしまったけど、どこかで見守ってくれてるはずだから大丈夫、みたいな感じのお話。 姪へのプレゼントにどうかなと思って読んで見たけど、虫がいっぱいのページがあるからちょっとやめとこう…
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7''00" 本の作りや、絵は素晴らしく 高級感がある。 話の内容や伝えたい事は良いのだが 話がとんでいるところがあり 流れの中で 少し強引に 次に繋げる感じがしてしまうのが悔やまれる。 ページを飛ばして読んでしまったかな?と思い 前のページを...
7''00" 本の作りや、絵は素晴らしく 高級感がある。 話の内容や伝えたい事は良いのだが 話がとんでいるところがあり 流れの中で 少し強引に 次に繋げる感じがしてしまうのが悔やまれる。 ページを飛ばして読んでしまったかな?と思い 前のページを確認してしまう。 寂しがりのきつねが 友達を無くし 殻に閉じこもるが 勇気を出して探しに行く話
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飾っておきたくなるような美しい装丁の絵本だ。 中の絵のも美しく、キツネの心が色合いでも感じることができる。 静かに読みたい絵本だ。
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キツネと星 著作者:コラリー・ビックフォード=スミス スミス幸子 発行者:アノニマ・スタジオ タイムライン https://booklog.jp/timeline/users/collabo39698 本棚に置いてもいつまでも眺めていたくなること間違いなしの絵本
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布張り装丁の美しい本、私の宝物……#pen #泣ける絵本 にのっていて〜思わず投稿したくなりました。 . 「さよならがはじまりになる」この言葉に惹かれて以前お迎えをしました。 . 2015年にイギリスで刊行され、年間書籍に選ばれたりと数々の賞を受賞しています。 . グラフィックデ...
布張り装丁の美しい本、私の宝物……#pen #泣ける絵本 にのっていて〜思わず投稿したくなりました。 . 「さよならがはじまりになる」この言葉に惹かれて以前お迎えをしました。 . 2015年にイギリスで刊行され、年間書籍に選ばれたりと数々の賞を受賞しています。 . グラフィックデザイナーである#コラリービックフォードスミス 氏の作品で#アノニマスタジオ 出版です。訳は#スミス幸子 氏。 . キツネは群れないので、子供を育てるわずかな期間以外はひとりぼっち、たった1つの星だけが友達だった。でもある日その星が姿を消し……。 . 耳をすまし、心を開き、目をこらして、勇気を出して1歩を踏み出す!そう…星を探しに!いなくなったはずの星……実はいつも側に寄り添っていてくれた。空には数えきれないくらいの星……でも今までその友達しか見えていなかった。それに気付いて森に帰るキツネの顔が自信に満ちているようです。 . ページの隅々まで見ると、沢山の工夫と繊細な表現〜、1ページ1ページを時間をかけてじっくり眺めたくなるような美しさです。 . チャンスがありましたら、是非手に取って見て下さい。わすれられない1冊になると思います。 . #キツネと星 #絵本k
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