文学批評への招待 の商品レビュー
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反還元主義の立場を持つ批評 ヴィクトル・シクロフスキーの異化作用 =読みきれず、引っ掛かりがある 詩的言語のテクスト=signifiéの無限後退 ヴァルター・ベンヤミンの物語作者 長編は物語の衰退によるもの カフカの完成時の朗読と出版後のギャップ 【精神分析批評】 構造主義 構造(体系)が主体に先立ち、主体のあり方を決定する ポー『盗まれた手紙』 三つの視線の反復、それへの手紙の移動 手紙=不在のペニス=女性の去勢 イワン・レルモリエフ(モルレリという伊人医者) カルロ・ギンズブルグ「徴候 推論的パラダイムの根源」 フレデリック・ジェイムソン『政治的無意識』 『ハムレット』の書き換え 歴史的現在の劇への侵入 不完全性や自律性は解釈可能な余地を広げる カール・シュミット『ハムレットもしくはヘカベ』 「人間の頭脳が創作したのではない、むしろ外から与えられ、降りかかり、そこにある、覆すことのできない現実」の力によって、歴史的現実は一個の神話へと変貌をとげる 【マルクス主義批評】 ケトル ・上部構造superstructure/土台base論 ・唯物論的弁証法に基づく階級闘争論 ・イデオロギー論 主体=臣下subject 【フェミニズム批評】 女性表象 1970 家父長制的イデオロギーの表現 男性作家の作品 アンドロテクスト 女性 ガイノテクスト 1980 ガイノcriticism 安静療法 ミッチェル『脂肪と血液』 →構築主義的 【ポストコロニアル批評】 neo colonialism エドワード・W・サイード 『オリエンタリズム』『文化と帝国主義』 表象represent 代表・代弁/(再)表現・再提示 植民地言説分析 1980 identity politics / multi culturarism ガヤトリ・スピヴァク『ある学問の死』『グローバリゼーション時代における美的教育』 キラン・デザイ『喪失の遺産』
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春に唯一とったラジオ講座の教科書。 ようやく落ち着いてとりかかったものの、難しい。 第1回は読書感想文と文学批評はどう違うのか、から始まった。 とりあえずテキストを片手に何回か聞かないと分からないかも・・。 目からウロコがぽろぽろ落ちそうな感覚の本だった。 頑張ろう。
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