それ、なんで流行ってるの? の商品レビュー
博報堂の人が書いた本。 マーケの本はあまり読まない僕にも柔らかい言葉で、マーケティングの手法、消費者心理を構造化して説明してくれる。とてもサクサクで読みやすい、たまにジョークも飛ばす。これを書いた方はめちゃめちゃモテそうだな、と思った。 気持ちよくわかった気にさせてくれるので、...
博報堂の人が書いた本。 マーケの本はあまり読まない僕にも柔らかい言葉で、マーケティングの手法、消費者心理を構造化して説明してくれる。とてもサクサクで読みやすい、たまにジョークも飛ばす。これを書いた方はめちゃめちゃモテそうだな、と思った。 気持ちよくわかった気にさせてくれるので、これを手に取りながら日常の自分の実体験と絡めて読むともっと深く読み込めるのかも。 ビジネス本初心者におすすめ
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広告作りとは、インサイトを表現化すること。インサイトとは、消費者の心のツボ、消費者の潜在ニーズのことをいい、顕在化していれば、思わず口をついて出る「そう、それ」。「そう、それ」をいかに喚起するかが本書のキーワード。インサイトを導き出すのがマーケティングの仕事であり、表現するのがク...
広告作りとは、インサイトを表現化すること。インサイトとは、消費者の心のツボ、消費者の潜在ニーズのことをいい、顕在化していれば、思わず口をついて出る「そう、それ」。「そう、それ」をいかに喚起するかが本書のキーワード。インサイトを導き出すのがマーケティングの仕事であり、表現するのがクリエイティブの仕事。表面的でトレンディ―なキーワードだけではもはや若者は騙されなくなっている。本物のインサイトをつくことが肝要。インサイトをついている商品は皆、魅力的な「実は」を持っている。表現の面白さや突飛さのみを求める今の風潮。あらためて公告のあり方を改めて考え直させられた。
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本書では若者への地道なインタビューなどを通じて現代の流行を「因数分解」している原田氏の流行読み解き本である。しかしすでに起こった流行に対しては「因数分解」できるが、それらを予知する事が出来たかと言うと恐らく不可能であろう。本書の後半では昨今の流行についても書いてあるが、感性の豊か...
本書では若者への地道なインタビューなどを通じて現代の流行を「因数分解」している原田氏の流行読み解き本である。しかしすでに起こった流行に対しては「因数分解」できるが、それらを予知する事が出来たかと言うと恐らく不可能であろう。本書の後半では昨今の流行についても書いてあるが、感性の豊かなティーンエイジャー達の発想には驚かされる。著者もたゆまぬ努力をしているがこれを当てるのはほぼ不可能というほかない。むしろ流行のつぼみをいち早く見つけ、資本投下し流行に乗る方がまともな企業活動であると思う。それであれば、SNSの監視にAIを使って統計処理、ディープラーニングで対応できそうだ。
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【実例が多く平坦で読みやすい】 なんでだろうを探す。 関連性を見出す。 ふわふわしたもの・ことに言葉を当てはめる。 役割が、与えられる。 商品やマーケティングに限らず、研究や生活、仕事などにも全て応用可。
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本書でも言及されている、流行スイッチである「そう、それ!」が本書にも応用されていて、事例とともに、「ああ、なるほどね」と思わされる。
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表紙のイラスト(高橋由季さん)に惹かれて購入した一冊。 著者は「マイルドヤンキー」「さとり世代」の流行語を生み出した、博報堂の原田さん。インスタ映え・ハンドスピナーなど昨今のヒットワード・ヒット商品を取り上げ、潜在的な需要である「インサイト」を見出し、新たなヒット商品やサービス...
表紙のイラスト(高橋由季さん)に惹かれて購入した一冊。 著者は「マイルドヤンキー」「さとり世代」の流行語を生み出した、博報堂の原田さん。インスタ映え・ハンドスピナーなど昨今のヒットワード・ヒット商品を取り上げ、潜在的な需要である「インサイト」を見出し、新たなヒット商品やサービスを生み出すためのヒントがまとめられています。 自分の仕事とは(ほぼ)交わらない領域のお話でしたが、非常に読みやすい文章で、事例も豊富だったので、興味深く読むことができました。 ...しかし、今どきの若者文化はよく分からないなぁ。というのが一番の感想でした。
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20180310 前半は事例も多くて大変面白かった。 ヒット商品を生み出す秘訣は そう、それ! と消費者に思わせる商品、広告作りに尽きる。
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クライアントがこれ読んだら、あーやっぱ広告会社のやつわかってねぇわ、うちもいろいろあるんだよってなるんかな。インサイトが重要なのはもう言わずもがなで、もっと現実はそうシンプルでなく、クライアント内でもいろいろ各チームや外資であればグローバルの意向もある中で、どう課題も解決しつつ、...
クライアントがこれ読んだら、あーやっぱ広告会社のやつわかってねぇわ、うちもいろいろあるんだよってなるんかな。インサイトが重要なのはもう言わずもがなで、もっと現実はそうシンプルでなく、クライアント内でもいろいろ各チームや外資であればグローバルの意向もある中で、どう課題も解決しつつ、インパクトあるアウトプットを出し、着地させるかということをエージェンシーに求めてるケースがほとんどだと思う。ブリーフを待っている時点で実はもう遅く、エージェンシーの人間は理想を言えば、クライアントが持っている情報をもっと共有してもらって、かつ、エージェンシーだからこそのいろいろな業界での動向や成功事例をナレッジとして蓄えており、クライアントに対して彼らが持ち得ない根拠から提案をしていくべきだと思う。あと本読んでていやそれはちげーだろって思うことが結構あった。インサイトが大事なのはわかってるけど、それがそうスムーズにいかないのが、各企業が抱えてる根本的な課題かつ難しさで、そこに対してのソリューションが必要だなーって。この本は自分が求めてたものとは違う観点からの本であることは承知ですが、ほぼエージェンシー視点だけからの現実に即してない理想論の本はうーんって思ってしまう。本文にもあったけど、このクルマをこの層に売りたいってブリーフみたいなのがほとんどだからそれをいかに、いやそうじゃなくて本当の課題はって言える土壌を築けているかがエージェンシーの姿勢としては大事だと思います。
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「"インサイト"の重要性を説くことに絞ったから」と言われてしまうとそれまでなのだけれど、各論の解説が薄くややこじつけ気味にも感じられる。取り上げる例を減らしてでも、それぞれにより掘り下げた分析から帰納して示してほしかった。
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