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社会保障論 の商品レビュー

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2024/09/12

とあるところで紹介されていたので、読んでみました。 もう少し突っ込んだ内容かと思っていたのですが、思っていたよりも表層的な内容でした。 とはいえ、自分の知識は多寡が知れているので、いろいろと得るものはありましたが。 本書を一読して思ったのは、「社会保障を知ることは、社会問題を知...

とあるところで紹介されていたので、読んでみました。 もう少し突っ込んだ内容かと思っていたのですが、思っていたよりも表層的な内容でした。 とはいえ、自分の知識は多寡が知れているので、いろいろと得るものはありましたが。 本書を一読して思ったのは、「社会保障を知ることは、社会問題を知ること」ということ。 たとえば、日本の社会保障の制度はどんどん更新されていますが、それは、社会(社会問題)の変化に対応するため。 結果として、日本の社会保障で対応できる問題は増えているとは思います。 が、社会の変化が多様化しているせいか、社会保障による根本的な解決には至っていない印象を受けました。 社会保障をもっとしっかりしたものにするには、やはり教育が大切な気がします。 たとえば、社会の授業において、歴史を学ぶ時間を少し削り、その分を社会保障や社会の仕組みを学ぶ時間に充ててもよいように思います。 歴史を学ぶ意味・意義は理解できますが、社会の今を知り、未来を考えることの方が、より大切な気がしています。 社会保障に関する学びは、総合的な学習や探究学習とも相性がいいように思いますし、そういう方向に社会の授業が変わっていくといいな、と思っています。

Posted byブクログ