伸び続ける子が育つ お母さんの習慣 の商品レビュー
【感想】 本のタイトルは「伸び続ける子が育つ~」だが、始まりの文章で作者が「メシが食える大人に育てる」が作者が運営している学習塾の方針というのが書いており、読み始めて興味がわいた。 勉強できて、良い大学、優良企業に入ることがゴールではなく、入ってから活躍出来る存在に育てる、という...
【感想】 本のタイトルは「伸び続ける子が育つ~」だが、始まりの文章で作者が「メシが食える大人に育てる」が作者が運営している学習塾の方針というのが書いており、読み始めて興味がわいた。 勉強できて、良い大学、優良企業に入ることがゴールではなく、入ってから活躍出来る存在に育てる、というのは時代関係なく必要なことだと思っている。 本の流れが見開きごとにテーマが変わるのでとても読みやすい。目次を見て、自分が興味あるページや、読み直したい時も、さかのぼりやすいと思った。 オタマジャクシ時代→幼少期~小3くらいまで カエル時代→思春期 で、子育てへの方針が変わるタイミングである、という事も書いてあり、タメになった。 出版された時期が2012年のため、少し時代的に古い項目や文言は少し散見される印象だった(外遊びが何よりも大事、ゲームなんて無駄、というようなニュアンスが書かれていたりする) AIも身近に導入されている今の時代に外遊びや人との関わり合いで精神的に成長を促す、という言葉は少し違和感があった。ゲームだからと拒絶するのではなく、色んな事に興味を持ち、実際に触れてみてやってみることがより重要な時代になると思っている。 しかし、冒頭にも書いてある通り、「メシが食える大人に育てる」というポイントにおいて、共感できることも多く書いてあった。 【共感ポイント】 ・「わかった!」という経験をたくさんさせてあげる 自分の力で解いて、解答に導くという経験はとても重要だと改めて思った。しっかりと考え抜く力を幼少期に身につけさせたいと思う。 ・得意なもの・ことを褒める 電車が好きで鉄道に詳しい、天体に詳しいなど、人それぞれに興味があり、そこから知識が広がっていく。 幼少期に自分が好きなものが自慢できるレベルになると。自信につながる。 【学んだポイント】 ・「見える力を身につける」 空間把握能力や図形問題への解く力などはこの見える力に精通するという部分。自分自身のこの能力が欠けているので、作者の書くオタマジャクシ時代重要性を改めて認識した。 ・子どものやる気スイッチの入れ方 親の悩みとして勉強をしない我が子、というのは多いと思う。 では、どうやってやる気を出させるのか、それが母親の存在が大きいということ。我が子を受け止めて、褒めてあげる。子どもは母親に褒められることが何よりの喜びとモチベーションにつながる。 他にも多くの学べること、共感できることが多く書いている。 時代的に合わない部分もある、ということで星4にしたが、子育てという点で学べることは多いので繰り返し読むようにしたい。
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これから子育てが始まるので、参考にしたく手に取った。 プロローグのところで、花まる学習会を立ち上げたときの教育方針が、「メシが食える大人に育てる」であると知った。まさに私がそのように子供を育てたいと思っていたので、共感を持ちながら本を読むことができた。 子どもが「できたこと」に...
これから子育てが始まるので、参考にしたく手に取った。 プロローグのところで、花まる学習会を立ち上げたときの教育方針が、「メシが食える大人に育てる」であると知った。まさに私がそのように子供を育てたいと思っていたので、共感を持ちながら本を読むことができた。 子どもが「できたこと」に目を向け褒めて、常に家族の太陽でありたいと思えた。 具体的な習慣は本に書いてあるので、気になる人は読んでみてください。
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※このレビューにはネタバレを含みます
たっぷり子どもを愛せる心の余裕をもつこと。母自身が楽しみをもつこと。子どものことは夫婦で話し合えること。シンプルだけど、芯があって、この基準で子育てしていこうって思える本でした。母は偉大。いつも子どもは母から愛されたいことを忘れずにいよう。
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・子どもを不幸にするいちばん確実な方法は何か、それはあなた方は知っているだろうか。それはいつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。byルソー「エミール」 ・ゲームは人生のムダ。ゲームソフトは原則18歳以下は禁止すべき。ゲーム漬けになった子どもで、いい事例は一つもない。...
・子どもを不幸にするいちばん確実な方法は何か、それはあなた方は知っているだろうか。それはいつでもなんでも手に入れられるようにしてやることだ。byルソー「エミール」 ・ゲームは人生のムダ。ゲームソフトは原則18歳以下は禁止すべき。ゲーム漬けになった子どもで、いい事例は一つもない。最近の子どもたちの遊びの中心がゲームになっているのは本当にもったいない。いま、思いきり遊ばなくていつ遊ぶのか。 ・子どもはゲームをやる「必要」がない。人間、生きていれば興味関心だらけのはず。走って飛び込んで木登りしてケンカして仲直りして。生身の体験をしている子どもと、ゲームをピコピコやっている子ども、どちらが魅力的で将来有望なのはどちらか火を見るより明らか。 ・人生、やらなければいけないことはたくさんある。生身の人間関係に強くなること、特に男の子はダイナミックな経験をたくさんして、女の子を口説ける男に育てなければいけない。その為には、お母さん自身が子どもに屈しないで欲しい。
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