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これは経費で落ちません!(4) の商品レビュー

3.6

78件のお客様レビュー

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2020/08/14

森若さん、人間関係下手がだんだん改善されていってるのがわかって、1人の女子の成長物語としてもじわじわきます。 今回は特に人間関係のドロドロしたものが出てくるので、森若さん何は美華さんの率直なところに救われてると思う。 美華さんはすごく好きなキャラだなあ。

Posted byブクログ

2020/08/12

シリーズ4作目。 昨年ドラマ化され、ドラマの評判がよかったせいか、現在7作まで発売され、いまや人気シリーズの1つ。 個人的には3作目で恋愛要素が強すぎて、純粋に経理の話が読みたかったので、もう読まないと決めていたのだけど、何年かぶりに経理の仕事に復帰して、経理ものを読みたくなった...

シリーズ4作目。 昨年ドラマ化され、ドラマの評判がよかったせいか、現在7作まで発売され、いまや人気シリーズの1つ。 個人的には3作目で恋愛要素が強すぎて、純粋に経理の話が読みたかったので、もう読まないと決めていたのだけど、何年かぶりに経理の仕事に復帰して、経理ものを読みたくなったので、決して本意ではないけど、とりあえず4作目だけ読んでみることに。 3作目で太陽との関係に結果が出て、ひと段落なのか、今回はいきなり経理部に森若さんより年上の新人女性が入社することから始まる。 新入社員の麻吹美華のモットーは「フェアネス、コンプライアンス、ウィンウィン」と超ストレート。これまで森若さんがぶつからずに、何とかやって来たトラブルにも、直球でぶつかっていく。 一見、他人と上手く行かず、嫌われそうなタイプの美華だが、彼女の率直さが今作ではいいスパイスになっている。 経理の仕事に追及は入っていないと言う森若さんだが、会社のお金が適正に使われているかどうかを判断するのも、経理の仕事。そういうことを森若さんと美華の会話できちんと描いているのが、今回は好印象。 美華のおかけで、あいまいだった経費がクリアになっていくのも、読んでいて面白い。 でも、いちいち社内不倫を疑ってかかったり、恋人になった太陽に対する森若さんの態度など、相変わらず主人公の性格は好きになれない。 ドラマを観ていなかったから、原作の森若さんしか知らないけど、ドラマを観ていたら、森若さんも好きになれたのかな…

Posted byブクログ

2020/07/13

<経理部の森若さん>シリーズ第4作。 外資系会社を渡り歩いてきた(良い言い方をすれば)麻吹美華が、平穏なはずだった天天コーポレーションでの森若の日々を掻き乱す。 美華の言うことは一々ごもっとも、ド正論で反論のしようもないのだが『正しければ勝つわけではない』のだ。 言い方もある...

<経理部の森若さん>シリーズ第4作。 外資系会社を渡り歩いてきた(良い言い方をすれば)麻吹美華が、平穏なはずだった天天コーポレーションでの森若の日々を掻き乱す。 美華の言うことは一々ごもっとも、ド正論で反論のしようもないのだが『正しければ勝つわけではない』のだ。 言い方もあるだろうし、森若が言うように癖の強い社員の多いこの会社ではそれぞれの社員には『対処するボタンが違う』のだろうし。 だがこの我の強い美華も段々と軟化してきてそれなりに対処の方法を変えてきたように思えてホッとする。 ドラマのときもだったが、個人的にはこの美華、結構好きだ。 それともう一つ印象的だった話、ドラマでも結構好きだったが石鹸作りにかけては社内一、石鹸製造一筋のおじさんと真逆の危なっかしい新人女性社員。 こういう話は良い。調べて見てがっかりするよりはずっと良い。 だが『たっちゃん、アイちゃんという呼び方、なんだか妙な感じがする』という森若の心の声に思わず突っ込みたくなる。いやいや、経理部のあなた達も『勇さん』だの『太陽さん』だの、部長自ら『真夕』だの言ってますから! この会社は中堅老舗メーカーということもあるのだろうが、慣例とか慣習とか、色んななぁなぁが横行し過ぎな気がする。 石鹸作りのおじさんの話はなかなか言えなかったことが拗れて…というのは分からなくはないが、そういうことが積もり積もって気付いたらもうどうにもならなくなってしまうということにならないだろうか。今作は何とかそこから前向きに変わってくれて良かったが、前作ではそれが積もり積もって結局あの方は退職することになった訳だし。 秘書課のマリナの経費精算の杜撰さ、広報課の皆瀬の費用の高額さ、稟議書の科目が実情と合ってないことを長年放置、データで出来ることを頑なにアナログで処理。大丈夫か、この会社。 ドラマ通りの展開なら、だからこそ大変なことになってしまうわけだが。 おまけに社内不倫。いい加減にしろよ。いや、そっちは仕事に支障がないならどうでも良いが。 一方で森若と太陽のプライベートな関係も徐々に親密になっている。太陽の八方美人ゆえの危うさが発生するのだが、いざとなると機転が利くのにはホッとした。 しかしなぁ、呼び捨てはどうもしっくりこないなぁ。ドラマじゃ最後までさん付けだったからか。何か生々しい。おまけに他人の不倫現場まで撮影してしまうなんて、森若はどうしてしまったのか。 森若のモットー、『イーブン』とは何なのか。 給料以上のことはしない、責任も持たない。給料分、平社員分の責任しか持たない。 これまでは肯定的に見てきた森若の仕事スタイルだが、今回はどうもそれが裏目に出た気がする。 結局森若が『イーブン』で収めたためにマリナは再び助長し、それを今度は美華にうまいこと押し付けようとしている。何だかなぁ。 このマリナの話は続編で再び出てくるのか、そしてその時森若はどう動くのか動かないのか。 太陽が気楽に言うように、みんなが幸せなら良いのだけれど。 エピローグの真夕視点の話がほのぼのしてて癒やされる。真夕の鎌本スルーテクニックも冴えてきて、思わず笑ってしまう。実は真夕が一番出来る社員なんじゃないか、とすら思ってしまう。

Posted byブクログ

2020/07/13

 いよいよ山田太陽とお付き合い?をすることになった森若沙名子。バレンタインデーのチョコレートを面倒くさがりながらもレシピを調べて、準備を進める森若さん、可愛い。  配属された中途入社の美華に振り回されつつも、だんだんと距離感をつかんで、新しい経理部になっていく様がいいですね。 ...

 いよいよ山田太陽とお付き合い?をすることになった森若沙名子。バレンタインデーのチョコレートを面倒くさがりながらもレシピを調べて、準備を進める森若さん、可愛い。  配属された中途入社の美華に振り回されつつも、だんだんと距離感をつかんで、新しい経理部になっていく様がいいですね。  ストレスで体調を崩したり、色々あるけど変わっていく、第4巻。

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2020/07/01

美華さんの攻撃的な態度が、胸が苦しくなるので、真夕ちゃんの朗らかさに癒やされる。 この本の女性の中で、一番世渡り上手なのは、真夕ちゃんなんじゃないかなー。事を荒立てず、でも言いたいときには、小さな声で本音を出して、ストレスを溜めない。 先輩からも同輩からも可愛がられる妹キャラ。 ...

美華さんの攻撃的な態度が、胸が苦しくなるので、真夕ちゃんの朗らかさに癒やされる。 この本の女性の中で、一番世渡り上手なのは、真夕ちゃんなんじゃないかなー。事を荒立てず、でも言いたいときには、小さな声で本音を出して、ストレスを溜めない。 先輩からも同輩からも可愛がられる妹キャラ。 媚びてるわけじゃないから、嫌味もない。 沙名子さんのクールで仕事ができる感じもいいけれど、真夕ちゃんが可愛くて仕方ない今日このごろ。

Posted byブクログ

2020/03/25
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※このレビューにはネタバレを含みます

だいぶ前に読了。感想文を書いてなかった(^ ^; この本を読んだ後で、NHKのドラマ版を初めて見た。 原作の世界観を忠実に再現していて、 なるほどこれは人気が出る訳だ(^ ^ 初めて多部ちゃんを可愛いと思った(^ ^;        ↑  地味に失礼 伊藤沙莉はちょっとどうか...と思ったが、 予想以上に違和感なし(^ ^ ベッキーはドンピシャはまり役(^ ^ ...いかん、感想がドラマの感想になっている(^ ^; 本の方は、まぁ安定の面白さというか。 作中の時間の流れが心地よい(^ ^ 太陽との関係の変化(進化?)と、 それに伴う「自身の心の変化を持てあます 森若さんがラブリー(^ ^ まだまだ先が読みたい作品である(^ ^

Posted byブクログ

2020/03/11

美華さん、くせあるけど、いい人だわ。沙名子さんとのコンビネーションもいい。沙名子さんは、太陽に振り回さられつつも、太陽をちゃんと好きなのがかわいい。不倫やら、経費の不正使用の疑惑やら、もやもやはあるけど、今日も平和な経理部があって、まだ続きが読める嬉しさ。幸せ、幸せ。

Posted byブクログ

2020/01/16

社内の人とお付き合いって避けたいなぁ。面倒だもの。 そこを押し切られているって沙名子の性格からすると意外。 それだけ押しが強いのか、太陽。 どうなるんだろうね?

Posted byブクログ

2020/01/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ドラマが面白かったので、読んでみた。石鹸マイスターの話、これは断然、ドラマのほうがよかった。アイちゃんも留田さんもドラマのほうが、優しい。小説だとアイちゃんのやさしさが際立たない。ドラマの脚本ってすごいなあ、と思った。

Posted byブクログ

2020/01/10

シリーズ4作目。 すうっと読めるのに、人間模様が本当によく書けているし、シリーズを通じた成長や関係の深化が実感できる。 それにしてもNHKのドラマシリーズは配役も含めてよくできていた。 各編のタイトルの意味深さがよい。

Posted byブクログ