統合失調症がやってきた の商品レビュー

松本ハウス(著者)

2020/10/07

ボキャブラ天国で見ていた芸人さんが、こういう病気にかかっていたということはわりと後から知った。
加賀谷さんの症状が進んでいく過程がリアルで、よくぞこれを思い出して書籍化したな、というのが正直な感想（思い出すことが症状にとっていいのか悪いのか無関係なのかは知らない）。
ここまでしっかりと症状が進んで入院し退院する流れを読んだことが無かったので、非常に興味深かった。これを読んで自分がなにをできるようになったのか、というと分からないが…

2018/12/31

統合失調症。
ある時、友達が発症をした。
その時、友達であるにもかかわらず、自分は偏見を持った。
10年以上の時を経て、友達は日常を送れるようになっており、自分との交流も復活した。

本著を読んで、症状や対応に個々の違いはあるが、一部を垣間見れた気がする。

本著のようにフランクに統合失調症のありのままを書いた本は、少ない気がする。
難しくなく、読みやすい本著は、レアな本だと思う。