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読書という荒野 の商品レビュー

3.8

137件のお客様レビュー

  1. 5つ

    28

  2. 4つ

    53

  3. 3つ

    32

  4. 2つ

    6

  5. 1つ

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2024/06/21

はじめにある、読書体験をすると、左翼的な理想主義に一度は傾倒する、という部分に激しく同意。 最近の自分の社会に対する矛盾や差別に対する嫌悪感をうまく言葉で表現してもらい、それだけで救われた。

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2024/06/05

角川春樹が逮捕と幻冬舎文庫の設立、角川文庫大好きだった私にとって大きなできごとだった。もう随分前なんだなぁ…と思いつつ読む。 パワフルな読書だなと思う。 読書にパワーは必要だけど私はそこまでパワフルには読めないな。 読みたい本を見つけたり、あの本面白かったなと思い返したりしながら...

角川春樹が逮捕と幻冬舎文庫の設立、角川文庫大好きだった私にとって大きなできごとだった。もう随分前なんだなぁ…と思いつつ読む。 パワフルな読書だなと思う。 読書にパワーは必要だけど私はそこまでパワフルには読めないな。 読みたい本を見つけたり、あの本面白かったなと思い返したりしながら読み終える。 宮部みゆき「火車」、恩田陸「蜜蜂と遠雷」、山田詠美、東野圭吾も読んだなぁ…。 読書が私のベースを作った、いや作っていることは間違いない。

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2024/05/08

いや、まず萎縮するでしょ、 こんな人が上司だったら笑 そんな人を思いだして、 それを良い思い出にできる人にはオススメ。 トラウマの人は読まないほうがイイ。 そもそも手に取らないか。この表紙じゃ笑 でも内容は凄い。相変わらず。 凄すぎて、ついていけない箇所も多いのだが、 定期的にこ...

いや、まず萎縮するでしょ、 こんな人が上司だったら笑 そんな人を思いだして、 それを良い思い出にできる人にはオススメ。 トラウマの人は読まないほうがイイ。 そもそも手に取らないか。この表紙じゃ笑 でも内容は凄い。相変わらず。 凄すぎて、ついていけない箇所も多いのだが、 定期的にこの人の本を読まないとダメだなー、 と改めて思った。 「自己検証・自己嫌悪・自己否定が無ければ、 人間は進歩しない」 んー、深い。こんな言葉が有り難い、です。

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2024/05/07

過度で過激…とにかく普通の人の域を超えた情熱が本作りに対してある。それが見城さん。 普通じゃないから、すごいのだろう。 普通じゃないから、夢を実現できるのだろう。 自分のやりたいことは何だろ、夢は何だろう、好きなことは何だろう…などと考えている時点で凡人なのだと実感する。 寝食...

過度で過激…とにかく普通の人の域を超えた情熱が本作りに対してある。それが見城さん。 普通じゃないから、すごいのだろう。 普通じゃないから、夢を実現できるのだろう。 自分のやりたいことは何だろ、夢は何だろう、好きなことは何だろう…などと考えている時点で凡人なのだと実感する。 寝食を忘れるほど何か没頭したことはない。 それは、そこまでやりたいことがないということ。 しかし、昭和の生き方だなぁと思う。 ここまでどっぷりと他人と関わる現代人がいるだろうか…。すべてを曝け出して他人と向き合う若者がいるだろうか。 終わりの方で三島由紀夫について語っているが…日本が辿っている道を嘆いて命を絶つ若者が、はて令和の世にいるだろうか。 三島由紀夫にしろ、見城さんにしろ、その生き様は歴史になりつつある。

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2024/01/24

2024/01/24読破 一言: 読書を自分の血肉に変える。   読書に対しての考え方に触れあえる。作者の意図を読むと、上記のような言葉が適切なのではと考えます。 ・感想 プロ野球選手が野球を語るように。 東大出身者が勉強方法を語るように。 読書家の見城さんが、読書を語る。...

2024/01/24読破 一言: 読書を自分の血肉に変える。   読書に対しての考え方に触れあえる。作者の意図を読むと、上記のような言葉が適切なのではと考えます。 ・感想 プロ野球選手が野球を語るように。 東大出身者が勉強方法を語るように。 読書家の見城さんが、読書を語る。 むしろ、語るというよりは、熱く、熱く話す。そんな印象でした。引用している本は分かりやすく明記されているので、気になった方はそちらも読めるので学びになる本だと思います。 下記は印象深い点 p60. 戦いとは常に孤独であること。誰にも理解されないことが前提だということ。それを飲み込み、絶望した上で戦いを貫徹しなければならない。 p66.67 人生を生き切るには「善い人」でなければならない。良心がなければ、自分を突き詰め、追い込むことはできない。他者と本物の関係を作ることができない。 p130 狙うはニューフェイス3人と、大物3人。 残りはあとからついてくる。野球で考える。 p172 旅の本質とは「自分の貨幣と言語が通用しない場所に行く」という点。今まで自分が作り上げてきたものが通用しない場所にいき、「外部」の環境に晒されること つまり、自己検証、自己嫌悪、自己否定を余儀なくされる。 p226.ただ狂え 団鬼六 馬車馬のように働いた男の苦闘の中での一言 「一生は夢だ 狂わな損 遊ばな損」 p236.読書を自分の血肉とする 読書を通し、獲得する言葉について、 その言葉を駆使する思考について学ぶ。 正確な言葉がなければ、深い思考はできない 深い思考がなければ、人生は動かない 自己検証する。自己否定する。 繰り返し、繰り返し自己嫌悪の中で、自分の言葉を獲得し、その上で繰り返し、繰り返し思考し切る。

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2023/10/15

幻冬社は他の出版社とちょっと違うと感じていて読みました。出版社と作家がこんな密であると言うことを初めて知りました。

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2023/10/14

これまでの読書はインプットして終わりだったが、それだけじゃ身に付かない事が分かった。インプットに対し内省を繰り返す事でアウトプット出来る人間になりたい。所々内容が難しかったので読み返して理解度を上げ様と思う。

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2023/08/08

良い悪いは別として、自分の中の死生観みたいなものが変わった作品でした。歴史を辿ると、いろんな思想や背景があって死を選んだ人たちがたくさんいてその先に僕たちの人生がある。

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2023/05/23

著者、見城徹さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 見城 徹(けんじょう とおる、1950年〈昭和25年〉12月29日 - )は、日本の編集者、実業家。株式会社幻冬舎代表取締役社長。株式会社タッチダウン代表取締役社長。株式...

著者、見城徹さん、どのような方かというと、ウィキペディアには、次のように書かれています。 ---引用開始 見城 徹(けんじょう とおる、1950年〈昭和25年〉12月29日 - )は、日本の編集者、実業家。株式会社幻冬舎代表取締役社長。株式会社タッチダウン代表取締役社長。株式会社キャブ代表取締役社長。エイベックス株式会社取締役(非常勤)。株式会社テレビ朝日の放送番組審議会の委員長。 ---引用終了 で、本作の内容は、次のとおり。 ---引用開始 【出版界の革命児による圧倒的読書論がここに誕生! 】 実践しなければ読書じゃない。 暗闇の中のジャンプ!天使から人間へ。認識者から実践者へ。 適切な言葉を選べなければ、深い思考は出来ない。表現することはおろか、悩むことすら出来ない。人は言葉を獲得することによって人生を生き始める。だから読書することは重要なのだ。本は最も身近で最も安価な人生を切り拓く決定的な武器だ。 【目次】 はじめに 読書とは「何が書かれているか」ではなく「自分がどう感じるか」だ 第1章 血肉化した言葉を獲得せよ 第2章 現実を戦う「武器」を手に入れろ 第3章 極端になれ! ミドルは何も生み出さない 第4章 編集者という病い 第5章 旅に出て外部に晒され、恋に堕ちて他者を知る 第6章 血で血を洗う読書という荒野を突き進め おわりに 絶望から苛酷へ。認識者から実践者へ ---引用終了 本作から伝わるのは、著者の熱さ! 熱意120%の熱い方です。 本作は、本を作り、売る側の読書論という、一風変わった作品です。 そして、 幻冬舎の設立理由がウィキペディアに、次のように書かれています。 ---引用開始 角川書店の編集者であった見城徹が、当時の社長・角川春樹のコカイン密輸事件をきっかけに退社し、仲間5人と1993年11月12日に設立した。 ---引用終了 やっぱり、熱い!

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2023/01/02

幻冬舎代表取締役社長。色んな作家さんとの関係や見城さんのいじめられていた子供時代が書かれていた。今まで拒否していた作家さんの本を、この本を読んで購入した。

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