怪しくて妖しくて の商品レビュー

阿刀田高(著者)

2022/08/19

うーん、途中で脱落。
だって面白くないんだもん。
単調。
っていうか遺品整理して形見の時計をリサイクルショップで売るっていう理解不能。
ないわー。
ってパス。

2018/07/21

幻想的な中にひっそりとした怪異が垣間見える短編集。情緒あふれる筆致で穏やかな読み心地なのだけれど、どこかしら怖いものが紛れているような印象です。
お気に入りは「いろいろな幽霊たち」。これはラストがちょこっとユーモラスでした。たしかになかなか狭き門なのかもしれませんね、幽霊も（苦笑）。
「洲崎まで」もいいなあ。なんとも切なくって印象的です。状況を考えれば怖いはずなのだけれど、恐怖よりも切なさを感じました。不思議な言葉づかいもインパクトがあるし。