日本株市場 の商品レビュー
著者はBZW証券(いまのバークレイズ)、メリルリンチ、JPモルガンで株式デリバティブストラテジスト。その間、テキサス州教員退職年金基金で日本株アナリストとして勤務されていたこともあるそう。 この本で扱われているトピックは、主にマクロの話です。経済指標、各種デリバ(先物、VIX等...
著者はBZW証券(いまのバークレイズ)、メリルリンチ、JPモルガンで株式デリバティブストラテジスト。その間、テキサス州教員退職年金基金で日本株アナリストとして勤務されていたこともあるそう。 この本で扱われているトピックは、主にマクロの話です。経済指標、各種デリバ(先物、VIX等)と現物市場の関係、外国人投資家などなど。 感想としては、個別株投資家にはマーケット感を身につけるための基礎知識としておすすめできるかと思います。また、マクロトレーディングを始めてみたい人にも良いのではないでしょうか。 また、バックテストが丁寧なので、自分で再現可能なのが良いですね。OECD CLIとTOPIXの関係については私も自分でテストしてみました。 もっとも、ここで紹介されている戦略自体をそのまま適用して、頑健かと言うのは別の話だとは思います。ただ、全くのマクロトレーディングの素人が、どういう頭で戦略を考えればいいかを知る一助にはなるかと。この点が、まさに自分が欲しいと思っていた点でしたので、高評価です。
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今の私には難し過ぎました。 著者がすごく生真面目で慎重なことを表しているのだと思いますが、ある指標の有効性について語った後、「だが、これも万能ではない」的な言及が非常に多く、何をどの程度チョイスするか?については読者の力量が大きく必要とされるように思いました。 という点で、今...
今の私には難し過ぎました。 著者がすごく生真面目で慎重なことを表しているのだと思いますが、ある指標の有効性について語った後、「だが、これも万能ではない」的な言及が非常に多く、何をどの程度チョイスするか?については読者の力量が大きく必要とされるように思いました。 という点で、今の私には難し過ぎましたが、いかに自分は丸腰で株式市場と対峙していたかを痛感させてくれました。
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