十六菊花紋の超ひみつ 新装版 の商品レビュー
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2021/04/08:読了 ユダヤと皇室と神道に関する本。 人物埴輪や遺伝子から見て、古代のイスラエルと日本が、なんらかのつながりがあるのは確かだと思うが、学問的には、それ以上はいけないんだろうな。 古墳、神社、仏教寺院など、高度な技術を持った技術集団がいなければ、作れなかったもので、それが、中東からシルクロードをたどって、それぞれの地域で、痕跡の残しながら、最後は、東南アジア・中国・朝鮮半島から、日本にたどり着いたんだろう。そういうのを、正式な歴史の本として読みたいけど、今は、少し怪しい本としてしか読めないのが残念。 特に、中丸さんの本は、かなりの思い込みの中に、おそらく少しの真実が入り込んでいるので、それがどこなのか考えながら読まないとイケナくて、頭使いながら読まないと、ウソを真に受けるようなことになるので、わりとしんどい。 フルベッキの写真に明治維新の主要なメンバーがいるってのは、どうも真実ではないみたいだけど、フルベッキが、ヨーロッパの資本家たちとは異なる目的で、明治の時代と関わったといのはホントだと思った。かなり詳しく、当時の関わり方が書いてあって、勉強になった。 天皇の寝室に軍人が入り込んで、無理矢理戦争承認の判を押させたというのも本に書いてあった。日本を戦争に巻き込もうと考えていた闇の世界があれい、天皇すら一つの駒で明治天皇は南朝の天皇と置き換えが真実と考えている中丸さんからすれば、天皇に無理やり判を押させたという考えもありなんだと思った。自分は今まで、そこまでは考えたことはなかったが、そういう現実があったかもしれないという選択肢の1つとしてはありなんだと思った。
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