猫はしっぽでしゃべる の商品レビュー
なんて書いたらいいかわからない。とても大事なことも、忘れたくないこともあった。 橙書店に行ってみたくなった。
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田尻久子氏を知ったのは、今夏移転してしまう古本屋さんに新刊で取り揃えて置いてあったからだ。 田尻氏の書く文章がとても好きだ。心地良く、優しく、痛い所を言葉にして提示される時もある。 読んでいると勝手に知り合いの気分になってしまい、遠い熊本に、思いを馳せる。 出会えて良かった。何度...
田尻久子氏を知ったのは、今夏移転してしまう古本屋さんに新刊で取り揃えて置いてあったからだ。 田尻氏の書く文章がとても好きだ。心地良く、優しく、痛い所を言葉にして提示される時もある。 読んでいると勝手に知り合いの気分になってしまい、遠い熊本に、思いを馳せる。 出会えて良かった。何度でも読み返すだろう。 側に置いておきたい本。
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熊本で書店とカフェを経営する田尻久子さんのエッセイ。 活字中毒者が集い、カフェの席には本を読んでいる人しかいない。なんて素敵で憧れな空間。 「本を読む。映画を観る。お酒を飲む。インスタントではなく、丁寧に淹れた珈琲を飲む。余分だと思えることが、人を生かしている。」(本書35Pよ...
熊本で書店とカフェを経営する田尻久子さんのエッセイ。 活字中毒者が集い、カフェの席には本を読んでいる人しかいない。なんて素敵で憧れな空間。 「本を読む。映画を観る。お酒を飲む。インスタントではなく、丁寧に淹れた珈琲を飲む。余分だと思えることが、人を生かしている。」(本書35Pより) 温かく優しい文章に、穏やかな気持ちになりました。 人から慕われ、余分なことを上手に楽しんでいる田尻さんの日常が豊かで羨ましいと思いました。
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ふらりと立ち寄ってみたい橙書店。 ドアを開けたら、本棚が目に入って、窓際にはコーヒーを飲みながら読書をする人。店主はカウンターで常連さんと読書談義。そういう場所が近くにあって常連さんのお仲間にいれてもらったら、生活に潤いが足されるような気がする。本を大切に思う気持ちがとても伝わっ...
ふらりと立ち寄ってみたい橙書店。 ドアを開けたら、本棚が目に入って、窓際にはコーヒーを飲みながら読書をする人。店主はカウンターで常連さんと読書談義。そういう場所が近くにあって常連さんのお仲間にいれてもらったら、生活に潤いが足されるような気がする。本を大切に思う気持ちがとても伝わった。人との関わり、そばにいる猫、震災のこと、お店のことが語られスッと心に入り込むエッセイだった。
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熊本の橙書店の店主さんが綴ったエッセイ。 この本の中に「丁度読みたかった本」という章があるけれど、この本がまさしく今の私にとって「丁度読みたかった本」だったという感じで、言葉がするすると心に入ってきて、読んでいてとても心地よかった。 読み終えて、本と出逢うことの幸せを、一つひとつ...
熊本の橙書店の店主さんが綴ったエッセイ。 この本の中に「丁度読みたかった本」という章があるけれど、この本がまさしく今の私にとって「丁度読みたかった本」だったという感じで、言葉がするすると心に入ってきて、読んでいてとても心地よかった。 読み終えて、本と出逢うことの幸せを、一つひとつ大切にしたいなぁと感じた。
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橙書店。いつか行きたい本屋さん。田尻さんの本とお客さんに対する誠実さ、真摯な姿勢が伝わる文章は、さらっと読むことはできず、じっくり読み込んでいかせるものだった。緊張にも似た空気感がピリッと背筋を伸ばしてくれる。こういう本屋さんはなかなかない。熊本に行こう。
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文字をとおして、田尻さんの世界が伝わってきた。 読んでいてとても心地良かった。小さい本屋の中、そこは広い広い時間や国をも超える空間なんだなと思った。 活字中毒ってすてき。
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文字と向き合ってるんだけど、なんとなく人と向き合っているような、不思議な感覚で読んでいた。立ち止まっては考えて読む本に出会ったのは久しぶりだった。
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目の前に当たり前にあることを、しけしげ見つめ直す著者の目線にハッとさせられる。 言葉一つ、大事にしなければならないことに気づかされる。当然、それを強要してくるわけでもなく。 筆者の目線が滲み出ていて、心が穏やかになる。生活が輝く。
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本が好きで好きで、どうしても続きが気になって読んでしまうという。 震災のこと、本屋のこと、猫のこと、常連さんのこと…すごく良い本でした。
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